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ヴィーガンスイーツの通販・お取り寄せのショップから、おすすめの20店をピックアップ。ヴィーガンの方はもちろん、健康志向の方にも喜ばれる店をチョイスした。クッキー、マフィンなどの焼き菓子、ケーキ、チョコレート、アイスクリームなどジャンル別に紹介しよう。
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エレミニスト編集部
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「ヴィーガン」とは菜食主義者をあらわす言葉。動物性の食品を避けて、植物性食品のみを食べる。
スイーツには、卵、牛乳などの動物性食品が使われることが多いが、ヴィーガンスイーツは、卵や乳製品を使用していない。そのため、それらの食品にアレルギーがある人もお菓子を安心して楽しめる。
また小麦粉の代わりに米粉を使っているヴィーガンスイーツも多く、グルテンフリーに対応していることもある。だから、ヴィーガンスイーツは、ヴィーガンの人はもちろんのこと、健康に気を配っている人にもおすすめできる。
「2foods」は、プラントベースフードのヘルシーな要素に加えて、病みつきになるおいしさや胸が躍るようなビジュアルを追求する“ヘルシージャンクフード”を提供している。チキンナゲットそっくりの「エバーチキン」や、見た目は卵にそっくりな「エバーエッグ」などのメニューも販売中だ。
濃厚ガトーショコラは、卵、バター、小麦粉を使わず、アーモンドミルクなど植物由来の原料のみでつくられたヴィーガン対応。特殊製法で通常より小さな粒子にした超微粒玄米粉を使っているため、濃厚でなめらかな口どけを実現している。
卵、乳製品、小麦、白砂糖を使わないヴィーガン&グルテンフリーのスイーツを扱う「Coco ChouChou」。加熱せずにつくられた「ヴィーガンローケーキ」は、カシューナッツ由来の植物性ミルクをムースのように仕上げている。砂糖の代わりには、栄養価の高いデーツや天然のメープルシロップをチョイス。ダイエット中の女性にも喜ばれるヘルシーなケーキだ。
1965年に鳥取県倉吉市で創業した「St.Palace」は、植物由来100%にごだわったスイーツと料理を手がけている。野菜料理研究家としてカリスマ的存在のカノウユミコ氏と、ホテルパティシエがタッグを組んで、植物性原料だけなのに満足度の高いスイーツを提供している。
「ヴィーガンチョコレートテリーヌ」は、絹とうふやペースト状にしたカシューナッツなどでつくった濃厚チョコレートペーストを使用。なめらかな口どけにうっとりしそう。
スーパーフードの魅力を最大限に引き出すように、スーパーフードマイスターが監修するヴィーガンスイーツを揃える「ティエルマーケット」。非加熱調理で、食物酵素をたっぷり摂取できるローケーキを販売している。小麦粉のほか、卵、乳製品は不使用。冷たいままアイスケーキとして食べてもおいしそう。
牛乳や卵のアレルギーをもつ子どもたちも、安心して食べられるスイーツをつくりたいと16年以上も開発を続けているヴィーガンパティシエの岡田春生氏が手がけるブランド。ヴィーガンロールケーキや豆乳ヴィーガンチーズケーキなどのほか、カヌレ、生カステラ、フィナンシェなどもバラエティ豊かに揃えている。
海と山に囲まれた葉山の住宅地にひっそり佇む、ケーキとデコレーションのアトリエ「SUNNY&SONS」。オーナーの近藤優子さんがオーガニック食材や旬の食材などを厳選してつくるヴィーガンスイーツは、見た目にも美しくファンが多い。ショートケーキなどから、クッキーなどの焼き菓子も販売している。
卵、乳製品などの動物性の素材は一切使用せず、100%植物性由来の原料を使用したヴィーガン&グルテンフリースイーツを展開する「UPBEET!Tokyo」。ヴィーガンドーナツは、カラフルでポップな見た目で可愛さ満点。ひよこ豆、玄米粉など栄養素の高い粉を使用し、揚げずに「焼く・蒸す」の製法で仕上げている。白砂糖は不使用で、有機ココナッツシュガーをチョイス。モチモチしっとり食感を味わってみて。
「DAUGHTER BOUTIQUE」は、浅草に工房をかまえ、丁寧に手づくりしているヴィーガン&グルテンフリーの焼き菓子専門店。スーパーフードを使ったミニマフィンづくりからはじめ、いまではクッキー、タルト、ブラウニー、パウンドケーキなど幅広く取り揃えている。自宅用のスイーツはもちろん、ギフトとして贈れるセットもあって、さまざまな場面で利用できそう。
「Natural sweets Toitoi」は、神奈川県小田原市にある小さなヴィーガン焼き菓子専門店。原料は、信頼できる農家から直送されるものや、国産のもの、オーガニックのものを使用している。「小田原ヴィーガン焼き菓子おまかせセット」は、マフィン、パウンドケーキ、スコーンなど7種のスイーツの詰め合わせ。
エシカルやサステナブルなアイテムを取りそろえる「ELEMINIST SHOP」。ヴィーガンの食材、飲み物のほか、スイーツもラインアップ。「SUNNY&SONS」とコラボレーションしたヴィーガンクッキーのほか、ヴィーガンスコーンなどを購入できる(期間限定の場合あり)。自宅用やギフト用のヴィーガンアイテムと一緒に、注文してみては?
小学校の同級生同士がはじめた「ovgo Baker」。グルテンなどのアレルギーの方も、脂質制限したい方も楽しめるヴィーガンクッキーを販売している。素朴なヴィーガンクッキーは、ふだんのお菓子としても、知人へのプチギフトにも使えるはず。通販サイトのほか、日本橋、原宿などの実店舗でも購入できる。2023年1月に、公益性の高い企業に対する国際的な認証制度「B Corp認証」を取得。
南青山に実店舗を持つヴィーガンスイーツ「8ablish(エイタブリッシュ)」。精製された白砂糖は一切使わず、販売しているスイーツの8割は、小麦、大麦、ライ麦なども使用していないグルテンフリーだ。使用する野菜や果物は農薬と化学肥料を使わずにオーガニック栽培されたものを選んでいる。クッキー、マフィンなどをラインアップしている。
乳製品と卵、白砂糖を使用せず、無農薬の国産米粉でつくる米粉マフィンで人気の「Uhuru」。「ELEMINIST SHOP」でも度々取り扱っているが、販売するたびにすぐに注文でいっぱいになる人気ぶりだ。ポップアップイベントなどの販売情報はInstagramでチェックしてみて。
「Soy Chocola」は、大豆に注目して国内の豆腐店から仕入れた豆乳や生おからなど、植物性100%の原料でスイーツを販売している。一番人気のヴィーガンSoyドーナツは、プレーン、クランベリー、黒ごま、八女抹茶、きなこなど、バラエティ豊かなフレーバーが揃う。そのほか、ヴィーガンバターサンド、ヴィーガンテリーヌショコラなどもおすすめ。
不安定な収穫量や変動の激しい国際価格に悩まされているカカオ豆の栽培農家を支援しようと、フェアトレードのカカオ豆を使うことにこだわり続けている「People Tree(ピープルツリー)」。数あるチョコレートのラインアップのなかには、ヴィーガンのものもある。
ヴィーガン&グルテンフリーのお菓子専門店「Coco ChouChou」。卵、乳製品、小麦はもちろん、白砂糖や添加物を使わずにつくられるお菓子には、ローケーキなどのほかに、ヴィーガン生チョコレートも。カシューナッツ由来の植物性ミルクを使用し、なめらかでクリーミーな食感を実現しているそう。見た目にもきれいで、ギフトにも喜ばれそう。
プラントベースの食材を取り扱う「2foods」のアイスクリームは、長年の研究を重ねてつくられたもの。口のなかですっと溶けるなめらかさは、従来のものと見分けがつかないと評判。オーガニックの豆乳やココナッツ由来の油脂、オーガニックのさとうきびなどを使用している。
植物由来100%のスイーツを販売する「St.Palace」では、ヴィーガンジェラートも販売している。市販のジェラートに比べて糖質の量を抑えているため、とてもヘルシーだから、ダイエット中の方や糖質を気にしている方にもおすすめ。バニラ、抹茶、ストロベリーの3つの味を楽しめる。
オーストラリアの「Horizon Farms(ホライズンファームズ)」では、オーガニックココナッツミルクにピーカンナッツとデーツペーストを加えた、乳製品不使用のアイスクリームを製造している。オーストラリアのオーガニック認証を取得済。
乳製品を一切使わず、和三盆などのナチュラルな素材だけでつくったヴィーガンアイスをつくる「ZEN icecream」。空気を抱き込むようにしながらつくっているため、なめらかでふんわりとした食感を楽しめる。
下北沢に2022年にオープンしたのが、ヴィーガンベーカリーの「Universal Bakes Nicome」。100%ヴィーガンにこだわり、ヴィーガンドーナツ、グルテンフリーベイクドドーナツなども揃えている。
植物性ミルク「MYLK」を使用したクラフトヴィーガンジェラートブランド「TUTTO(トゥット)」の都内1号店としてオープンした「TUTTO 清澄白河」。これまでオンライン販売と山口県にある実店舗のみの販売だったため、待望の都内初店舗がオープンした。上質のアーモンドミルクを使ったヴィーガンジェラートをぜひ試してみて。
「jeRiz(ジュリ)」は、銀座三越と亀田製菓が協業してつくったプラントベースの米菓子専門店。米粉を中心に植物性素材を使った米菓子のほか、米粉ベースの洋菓子も販売している。シンプルなパッケージで、ギフトにも気軽に利用できそう。
健康のためにヴィーガンを意識している方はもちろん、環境への負荷が高いことから、乳製品を使う頻度を少なくしようと心がける方も増えている。卵や乳製品を使わなくても、おいしいスイーツが数多く生まれている。ぜひこれらのヴィーガンスイーツを試してみてはどうだろう。
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