【2025年最新】都道府県人口ランキング 人口が多い都市も紹介

都道府県別人口ランキングで1位の東京の空

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厚生労働省の最新のデータによると、日本の総人口は1億2029万人。これを都道府県別にみると、もっとも人口が多いのは東京都で1346万人、もっとも人口が少ないのは鳥取県で52万人だった。47都道府県についてランキング形式で紹介。さらに特別区と政令都市の人口も紹介する。

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2025.10.07

最新2025年 人口の多い都道府県ランキング

厚生労働省発表の最新の「人口動態統計(2024年)」から、47都道府県を人口の多い順にランキング形式で紹介する(※1)。

都道府県人口
(人)
男性
(人)
女性
(人)
1位東京1346万3000659万9000686万4000
2位神奈川894万1000443万451万2000
3位大阪845万3000403万2000442万1000
4位愛知716万356万5000359万5000
5位埼玉708万3000350万9000357万4000
6位千葉605万7000299万8000305万9000
7位兵庫520万4000246万8000273万7000
8位福岡498万9000235万9000263万
9位北海道498万235万1000262万9000
10位静岡341万1000168万2000172万9000
11位茨城271万6000135万5000136万2000
12位広島265万5000128万6000136万9000
13位京都244万1000116万2000127万9000
14位宮城221万9000108万2000113万7000
15位新潟207万8000101万1000106万6000
16位長野194万500095万300099万2000
17位岐阜184万600089万600095万
18位栃木183万91万400091万6000
19位群馬181万100089万400091万7000
20位岡山179万500086万300093万2000
21位福島172万400085万300087万2000
22位熊本166万900079万300087万7000
23位三重164万900080万400084万5000
24位鹿児島151万300071万700079万6000
25位沖縄143万700070万500073万2000
26位滋賀136万66万900069万1000
27位奈良126万700059万500067万2000
28位山口126万59万900066万1000
29位愛媛125万900059万700066万1000
30位長崎123万700058万300065万4000
31位青森115万700054万600061万1000
32位岩手113万400054万800058万6000
33位石川107万900052万300055万6000
34位大分106万600050万700055万9000
35位宮崎102万100048万300053万8000
36位山形100万100048万700051万4000
37位富山97万400047万400050万
38位香川89万900043万400046万5000
39位秋田89万100042万200046万9000
40位和歌山87万100041万100046万
41位佐賀77万700036万900040万8000
42位山梨76万900037万800039万1000
43位福井72万100035万300036万8000
44位徳島67万800032万500035万3000
45位高知64万900030万700034万2000
46位島根63万100030万600032万5000
47位鳥取52万500025万200027万3000
全国1億2029万5592人5844万99246184万5668

都道府県別人口ランキングからわかること

人口がもっとも多いのは東京都 1346万人

日本でもっとも人口が多い都道府県は、1346万人の東京都。2位の神奈川県が894万人のため、大きく差をつけている。日本全体の人口は1億2029万人なので、日本の11.2%の人が東京に集中して暮らしていることがわかる。

人口がもっとも少ないのは鳥取県 52万人

一方、人口がもっとも少ないのは鳥取県で52万5000人。1位の東京都のわずか4%だ。鳥取のほかに、島根、高知、徳島、福井など、人口が100万人に満たない都道府県は11にのぼる。地方では少子高齢化で人口の減少が進んでいることがよくわかるだろう。

首都圏と地方で大きなギャップ

このように人口の少ない都道府県は、人口維持や地域振興のためのインフラ整備コストが一人当たりで高くつく可能性がある。これに、若年層の流出や出生率低下などが追い打ちをかけることによって、医療や教育サービスの集約化・縮小という課題もより顕著になるとみられる。

人口は都道府県のGDPにも相関関係

都道府県別にみると、人口とGDP(県内総生産)にはおおむね強い相関がみられる。人口が多い地域ほど労働力と消費市場が大きく、生産やサービスが集中しやすいためだ。

実際、東京都・大阪府・愛知県・神奈川県の4都府県で全国GDPの約半分を占める。これらの都市圏では企業本社や研究開発拠点が集積し、生産性も高い。一方、人口の少ない県は産業構造が農林水産業や観光に偏る傾向があり、経済規模も小さい。

ただし、人口が少なくても一人当たりGDPが高い県もあり、効率的な産業や資源エネルギー分野に強みを持つ地域では付加価値生産力が高い。

今後は、人口減少下でも地域の特性を活かした産業高度化やデジタル化によって、人口依存型から生産性重視型への転換が求められる。

【2025年最新】都道府県別GDPランキング 大阪府と愛知県が拮抗

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最新2025年 特別区・指定都市 人口ランキング

次に、特別区(東京都の23区のこと)と指定都市の人口ランキングを見てみよう(※1)。

指定都市:人口50万人以上の市で、政令で指定された都市のこと。

人口
(人)
男性
(人)
女性
(人)
1位東京23区987万4000484万1000503万③000
2位横浜市377万1000185万9000191万2000
3位大阪市279万2000134万3000144万9000
4位名古屋市233万1000114万4000118万7000
5位札幌市196万800091万7000105万1000
6位福岡市165万700078万200087万5000
7位川崎市155万200078万100077万1000
8位神戸市149万200070万79万3000
9位京都市143万700067万800075万9000
10位さいたま市135万66万900068万1000
11位広島市118万56万900061万1000
12位仙台市109万600053万56万6000
13位千葉市98万500048万400050万
14位北九州市90万800042万900047万9000
15位堺市80万700038万300042万4000
16位浜松市77万500038万600039万
17位新潟市76万600036万800039万8000
18位熊本市73万700034万900038万9000
19位相模原市72万400036万36万3000
20位岡山市71万300034万300037万
21位静岡市67万200032万700034万5000

特別区&指定都市は、都市集中の中心核

特別区と指定都市の人口データは、都市集中の中心核を可視化する指標といえる。都市の「芯」の役割を持つこれらの区域では、人口密度、インフラ整備、公共交通の整合性、都市サービス提供能力などが非常に重視されやすく、また人口変動の影響を強く受ける。特別区や指定都市が高人口を維持・成長するかどうかは、都市圏全体の魅力・機能維持の鍵ともなる。

また、特別区と指定都市で人口が停滞・減少に転じる地域では、都市域の裾野(郊外・ベッドタウン部)との連携や交通ネットワークの強化がますます重要になるとみられる。すなわち、核としての都心機能だけでなく、都市圏全体の成長力・安定性を確保することが、今後の都市政策における大きな課題になると考えられる。

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※掲載している情報は、2025年10月7日時点のものです。

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