【2026年最新】世界幸福度ランキング 日本は何位? 幸福な国の特徴とは

自然豊かな草原で風船を手に持っている女性

2026年版の「世界幸福度ランキング」が発表された。1位は9年連続でフィンランド、日本は61位に後退した。147か国のランキングとともに、幸福度の測定方法や上位国の特徴、2026年版で注目されたソーシャルメディアと幸福度の関係を紹介する。

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2026.08.18
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世界幸福度ランキングとは 「人生の評価」を数値化

「世界幸福度ランキング」とは、世界幸福度調査(World Happiness Report)の結果に基づき、国連の持続可能開発ソリューションネットワーク(SDSN)が発表するランキングだ。

世界幸福度調査では、自分の人生について0から10までの11段階で、現在どの段階にいるか自分で評価してもらう。押さえておきたい点としては、単純に「楽しい」「幸せ」と感じる頻度を尋ねているわけではないこと。人生全体を自分自身でどのように評価しているかを測る指標だ。

対象となるのは、各国で約1000人以上。世界140以上の国で行われ、合計で10万人以上の回答が集まることになる。そしてこの結果を過去3年分でまとめて、ランキングにしているのが「世界幸福度ランキング」だ。

3年分を対象とする理由は、単年の出来事による変動を抑え、各国の生活評価をより安定的に比較するため。2026年のランキングでは、2023年から2025年までの3年分の世界幸福度調査がまとめられている。

2026年の世界幸福度ランキング

2026年の全ランキングを紹介しよう。参照は「World Happiness Report 2026」。(※1)

順位国名スコア
1位フィンランド7.764
2位アイスランド7.540
3位デンマーク7.539
4位コスタリカ7.439
5位スウェーデン7.255
6位ノルウェー7.242
7位オランダ7.223
8位イスラエル7.187
9位ルクセンブルク7.063
10位スイス7.018
11位ニュージーランド6.995
12位メキシコ6.972
13位アイルランド6.928
14位ベルギー6.926
15位オーストラリア6.916
16位コソボ6.910
17位ドイツ6.882
18位スロベニア6.868
19位オーストリア6.845
20位チェコ6.821
21位アラブ首長国連邦6.821
22位サウジアラビア6.817
23位米国6.816
24位ポーランド6.768
25位カナダ6.741
26位台湾6.714
27位ベリーズ6.711
28位リトアニア6.704
29位イギリス6.694
30位セルビア6.691
31位ウルグアイ6.635
32位ブラジル6.634
33位カザフスタン6.633
34位ルーマニア6.629
35位フランス6.586
36位シンガポール6.585
37位エルサルバドル6.578
38位イタリア6.574
39位パナマ6.547
40位クウェート6.543
41位スペイン6.540
42位グアテマラ6.533
43位マルタ6.436
44位アルゼンチン6.430
45位ベトナム6.428
46位エストニア6.410
47位ボスニアヘルツェゴビナ6.381
48位ラトビア6.365
49位ジャマイカ6.305
50位チリ6.302
51位ニカラグア6.301
52位タイ6.296
53位ウズベキスタン6.283
54位スロバキア6.255
55位バーレーン6.254
56位フィリピン6.206
57位パラグアイ6.198
58位オマーン6.197
59位エクアドル6.144
60位モンテネグロ6.139
61位日本6.130
62位キプロス6.126
63位ホンジュラス6.096
64位ドミニカ共和国6.093
65位中国6.074
66位キルギスタン6.049
67位大韓民国6.040
68位コロンビア6.040
69位ポルトガル6.029
70位クロアチア6.009
71位マレーシア6.005
72位ペルー5.974
73位モーリシャス5.939
74位ハンガリー5.937
75位モンゴル5.936
76位トリニダード・トバゴ5.905
77位モルドバ5.851
78位ボリビア5.835
79位ロシア5.834
80位ベネズエラ5.756
81位リビア5.731
82位北マケドニア5.719
83位アルジェリア5.714
84位ブルガリア5.703
85位ギリシャ5.697
86位アルバニア5.662
87位インドネシア5.617
88位タジキスタン5.591
89位アルメニア5.584
90位香港5.569
91位ジョージア5.517
92位ラオス5.515
93位モザンビーク5.336
94位トルコ5.300
95位イラク5.212
96位ガボン5.167
97位イラン5.151
98位コートジボワール5.148
99位ネパール5.147
100位カメルーン5.083
101位南アフリカ5.009
102位アゼルバイジャン4.993
103位ニジェール4.940
104位パキスタン4.868
105位チュニジア4.798
106位ナイジェリア4.788
107位セネガル4.787
108位ナミビア4.781
109位パレスチナ4.694
110位ケニア4.674
111位ウクライナ4.658
112位モロッコ4.646
113位ギニア4.609
114位マリ4.588
115位ガーナ4.554
116位インド4.536
117位ソマリア4.508
118位ウガンダ4.491
119位ヨルダン4.478
120位モーリタニア4.473
121位カンボジア4.462
122位コンゴ共和国4.456
123位ブルキナファソ4.455
124位ベナン4.393
125位チャド4.385
126位レソト4.375
127位バングラデシュ4.319
128位ガンビア4.306
129位ミャンマー4.287
130位リベリア4.280
131位トーゴ4.277
132位マダガスカル4.174
133位ザンビア4.106
134位スリランカ4.013
135位エチオピア3.985
136位コモロ3.925
137位エスワティニ3.909
138位タンザニア3.902
139位エジプト3.862
140位コンゴ民主共和国3.761
141位レバノン3.723
142位イエメン3.532
143位ボツワナ3.464
144位ジンバブエ3.346
145位マラウイ3.284
146位シエラレオネ3.251
147位アフガニスタン1.446

過去の世界幸福度ランキングはこちら

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2026年ランキングの特徴

ランキングの上位国にはどのような特徴があるのか。報告書の解説に用いられている“国による幸福度の違いを説明するため”の6つの要因を踏まえて見ていこう。

・社会的な支え(困ったときに頼れる人がいるか)
・1人あたりGDP(経済的な豊かさ)
・健康寿命(健康に暮らせる期間)
・人生の選択の自由(自分の人生を自由に選べると感じているか)
・寛容さ(他者への利他的な行動)
・腐敗の少なさ(政府・企業に腐敗が広がっていると感じるか)

なお、同ランキングは、これらの6つの要因を数値化して順位付けしたものではない。人々自身による人生の評価=「あなたにとって、現在の人生は0〜10のどの段階にありますか?」の質問に対する回答を数値化して順位付けしている。6つの要素は、あくまで国ごとの違いを分析するために用いられているものだ。

上位には常連の北欧諸国が名を連ねる

2026年のランキング上位を占めたのは依然として北欧の国々。首位は9年連続でフィンランド。2位のアイスランドと3位のデンマークは前年と順位を入れ替えるも、変わらぬ高スコアを獲得している。5位にスウェーデン、6位にノルウェーと続く。

フィンランドは福祉国家として知られ、子育てや医療に手厚い支援が行われている。このような政策が、幸福度の首位を保持していることと相関関係にあると考えられる。報告書の分析では、「社会的な支え」9位や「腐敗の少なさ」2位が高いスコアを獲得している。

4位のコスタリカが躍進 ラテンアメリカで過去最高

2026年版でコスタリカは、フィンランド、アイスランド、デンマークに続く4位に躍進。ラテンアメリカの国々のなかで最上位を獲得した。2022年には23位と低迷していたが、2023年から徐々に順位を上げての上位5カ国入りだ。

報告書の分析によると、「人生の選択の自由(自分の人生を自由に選べると感じているか)」が3位と高い。さらに「社会的な支え(困ったときに頼れる人がいるか)」や「健康寿命(健康に暮らせる期間)」も評価されており、経済的な豊かさだけでは説明できない要因が“個人の幸福度“に影響することが読み取れる。

「幸福度が高い国=経済的に豊かな国」ではない?

コスタリカの分析からもわかるように、「幸福度が高い国=経済的に豊かな国」ではないことが世界幸福度ランキングから見てとれる。2025年最新の世界GDPランキングでコスタリカは72位。1位のアメリカは幸福度ランキングでは23位、GDP世界2位の中国は65位、GDP世界5位の日本も61位と決して高くない。

世界幸福度ランキングの報告書が用いる6つの要因からは、コミュニティへの帰属意識や「困ったときに頼れる人がいる」という感覚、健康に長く暮らせること、自分の人生を主体的に生きられること、などが人生評価に影響する重要な要素であることがうかがえる。

【2025年最新】世界GDPランキング 日本は5位に後退、一人あたりGDPは38位

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日本の幸福度ランキングは61位 前年から6ランク下降

日本については2026年ランキングは61位で、2025年の55位から6ランク下がった。日本の直近のランキング結果は次のとおりだ。2023年の47位から毎年順位を下げている。

日本は「健康寿命」が2位と世界のなかでもずば抜けて高く、福祉や健康の面では満足度が高いが、「社会的な支え(困ったときに頼れる人がいるか)」44位や、「寛容さ(他者への利他的な行動)」122位が低く、孤立や孤独を抱えやすい社会であると分析されている。また、「人生の選択の自由(自分の人生を自由に選べると感じているか)」も85位だ。

直近の日本の幸福度順位

2026年61位
2025年55位
2024年51位
2023年 47位
2022年 54位
2021年 56位

2026年版のテーマ ソーシャルメディアは幸福度にどう影響する?

2026年版の報告書では、若者の幸福度とソーシャルメディアの関係を特集している。背景には、北米や西欧などで若者の幸福度が過去15年ほどで低下している一方、同じ時期にソーシャルメディアの利用が大きく増えたことがある。しかしながら報告書では、「SNSが若者の幸福度低下の原因」と一律に結論づけているわけではない。地域や性別、利用方法などによって関係性が異なるためだ。

利用時間が長いほど、生活満足度は低い傾向

47か国の15歳を対象とした国際学習到達度調査(PISA)の調査データでは、ソーシャルメディアの利用時間が長いほど、平均的な生活満足度が低くなる傾向が確認された。とくに1日7時間以上の「ヘビーユーザー」では、幸福度が大きく低いことが示されている。

ただし、単純に「使わないほど幸福」というわけでもない。女子では、1日1時間未満のライトユーザーで生活満足度が高く、利用時間が増えるにつれて低下する傾向が多くの地域でみられた。一方、男子では地域によって傾向が異なり、SNS利用と幸福度の関係はより複雑だった。

SNSの「使い方」も幸福度に関係

2026年版では、SNSやインターネットを何時間使ったかだけでなく、何のために使っているかにも注目している。PISAの分析では、SNS、ゲーム、娯楽目的のブラウジングなどは低い生活満足度と関連する一方、コミュニケーション、ニュース、学習、コンテンツ制作などを目的とした利用は、より高い生活満足度と関連していた。

幸福度に影響する“暮らしの豊かさ”とは?

2026年版の世界幸福度ランキングでは、フィンランドが9年連続で1位となった。一方、コスタリカの4位ランクインなど、新たな動きも見られる。また、2026年版ではソーシャルメディアと幸福度の関係にも焦点が当てられた。幸福度を考えることは、経済的な豊かさだけでなく、人とのつながりや自由、健康、デジタルとの付き合い方など、より幅広い“暮らしの豊かさ”を考えることにもつながる。

※掲載している情報は、2026年8月18日時点のものです。

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