繰り返し使える「おすすめシリコーンバッグ」10選 使い方・選び方も解説

シリコーンバッグ、スタッシャー

新しいキッチンツールとして、シリコン素材でつくられたシリコーンバッグが注目されている。シリコーンバッグを日常生活に取り入れることで、ビニールやプラスチックの消費量を減らせる。この記事では、おすすめのシリコーンバッグと、使い方・選び方について解説する。

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2024.03.28
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シリコーンバッグとは

シリコーンバッグは、食品やその他のアイテムを保管するための再利用可能なシリコン素材でつくられたバッグだ。使い捨てのジッパーバッグや、ポリ袋の代替として注目されている。

温度の変化に強く、冷凍保存していたものを自然解凍することはもちろん、湯煎や電子レンジを用いての加熱やオーブン機能で調理も可能だ。高温に耐える特性を持っており、通常の調理温度範囲での使用においては安全性が確認されている。

繰り返し使える

シリコン素材は柔軟でありながら、非常に耐久性がある。使用後は使い捨てることなく、洗って長期間にわたって繰り返し使える。シリコン素材は、現在普及しているプラスチック製のジッパーバッグやポリ袋よりも耐久性が高く、破れにくい特性がある。

その密封性と耐久性のため、食品やその他のアイテムを長期間保存するのに適している。食材や調味料、冷凍食品などを保存する際に、何度も繰り返し使用できるため、コストの節約が可能だ。繰り返し使えるシリコンバッグは、一回限りのプラスチック製ジッパーバッグと比較して、廃棄物の削減に貢献している。

プラスチックフリーで環境にやさしい

シリコーンバッグなら、従来のプラスチック袋とは異なり、石油由来のプラスチックの使用を減らすことが可能だ。それによって、CO2排出量を減らし環境への負荷を軽減する。

シリコーンバッグのプラスチックフリーで環境にやさしい特性は、持続可能な生活を実践する人々にとって魅力的な選択肢になる。環境に配慮した消費者が増える中、シリコーンバッグはプラスチック製品の使用を減らすための有効な方法として注目されている。

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シリコーンバッグの使い方

シリコーンバッグはさまざまな用途での使用が可能だ。

食品の保存

シリコーンバッグは、食品を保存するのに便利だ。食材や調味料を密封して冷蔵庫や冷凍庫で保存するのに活用できる。密閉性が高く、食材の新鮮さを保ちやすい。また持ち運びが容易なため、お弁当やランチバッグとして使うのにも適している。

マルチに使える調理器具

シリコーンバッグは調理器具としても使える。調理中の食材を一時的に保存する容器としても使用可能だ。具体的には、蒸し料理や調理中の食材の下味付け、マリネ調理などに活用できるだろう。耐熱性があるため、湯煎や電子レンジでの加熱、オーブンでの調理にも適している。

小物入れやポーチ

シリコーンバッグは、小物入れやポーチとしても活用できる。メイク用品や化粧品、スキンケア用品などの収納に便利だ。またバスルームやキッチンでの小物の収納にも適している。例えば、ヘアアクセサリーや調理器具の整理に使える。

プレゼントを贈るときの入れ物に

シリコーンバッグは、プレゼントを贈る際の入れ物としても利用できる。ギフトバッグとしてなかに贈り物を入れてプレゼントすることもでき、受け取った贈り物の収納にも使える。さまざまな色やデザインのシリコンバッグがあるため、季節や用途に合わせて選ぶことも可能だ。

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シリコンバッグを選ぶポイント

家庭で使用するための、シリコーンバッグを選ぶポイントについて解説する。

サイズ・形状

食材の保存や調理、持ち運びなどの用途に応じて適切なサイズを選ぼう。小さなものから大きなものまでさまざまなサイズがあるため、使い道に合ったものを選ぶといい。シリコーンバッグには、フラットなもの、立体的なもの、ジッパータイプ、フリーザーバッグタイプなど、さまざまな形状があるため、使いやすさや収納場所に合わせて選ぶことが重要だ。

耐熱・耐冷温度

調理や湯煎、電子レンジでの加熱をする場合は、耐熱性の高いシリコーンバッグを選ぼう。一般的に耐熱温度は200℃以上のものだと、幅広い用途に使える。冷凍保存や冷蔵保存に使用する場合は、耐冷性のあるシリコーンバッグを選ぶといい。マイナス20℃などの耐冷温度があると、一般家庭の冷凍庫でも使用できる。

素材

食品に直接触れるものであるため、食品安全基準を満たした素材が使われているか確認するのがおすすめ。食品に適合するシリコンだと安心だ。またBPAフリー、フタル酸エステルフリーなど、有害な化学物質が含まれていないことを確認しておく。

デザイン

シリコーンバックを選ぶ際は機能性だけでなく、デザインも大切だ。使いやすさを損なわずに、見た目も美しいもの、好みのものを選ぶようにする。また色や柄、透明度などによっても使いやすさが異なる。

おすすめシリコーンバッグ10選

家庭で使えるおすすめのシリコーンバッグを紹介する。

stasher|ボウル

「stasher(スタッシャー)」のコンセプトは「世界の海を汚染するプラスチックごみを減らす」こと。食品用品質として認められている100%ピュアプラチナシリコーンを原料としており、環境にやさしい素材でつくられている。ボウルタイプは、保存から調理まで幅広く活躍する。名前の通りボウル代わりにも使え、丸底で自立するので、形を崩したくない食品や液体を入れても安定する。

stasher|スタンドアップ

原料は食品用品質として認められている100%ピュアプラチナシリコーンで、環境にやさしい素材でつくられている。また、洗って何度でも繰り返し使える。スタンドアップは、自立できるマチつきタイプ。カレーやスープなどの液体を保存する際、自立してくれるため注ぎやすく、使い勝手がいい。冷凍庫やオーブンレンジにも対応しており、幅広い用途で活躍する。

stasher|サンドイッチ

サンドイッチサイズの「stasher」は、食べ残しや弁当の残り物を保存する際に便利で、冷蔵庫やランチバッグに入れて持ち運ぶこともできる。そのため、家庭のキッチンでの使用だけでなく、外出先でも活躍するアイテムだ。

stasher|スナック

「stasher」のスナックは、お菓子やカットフルーツなどのスナック、スマホやキーケースも収納できるほどコンパクトなサイズ。しかしコンパクトながら、さまざまな用途に活用でき、外出先やオフィスでのスナックタイムに便利だ。stasherは環境に配慮した製品としても知られており、「1% for the planet」の取り組みやプラスチックフリー、ゼロウェイストなどエシカルなコンセプトを掲げている。

Zip Top|ジップトップ ベビースナック

「Zip Top」のベビースナックは、環境に配慮したサステナブルなジップ式シリコーンバッグだ。厚みがあり自立する特長的なデザインで、冷蔵庫内でも扉の内側に立てて保存可能。かわいらしい動物のモチーフを採用し、子どもが握っても中身が飛び出しにくい設計になっている。おやつや離乳食などを入れて持ち運ぶのに便利。

Blomma|シリコンバッグ1000mL

「Blomma」のシリコーンバックは冷凍や冷蔵が可能で、野菜や果物、肉、魚、スープ、煮物、漬物、菓子など、さまざまな食品を新鮮な状態で保存できる。内容量がわかる目盛りが付いているから、どのくらい入っているかわかりやすい。電子レンジや湯せんでの温め調理が可能。シリコンが柔らかく揉みやすいため、マリネや漬け物などにも向いている。開口部が広く手を入れて隅々まで洗え、カチッとワンタッチで開閉できるクリップ式。さらに、自立型なので食品の出し入れが手軽で、縦置き保存も可能だ。

lekue|Reusable Silicone Bag

スペインの調理器具メーカーであるルクエのシリコーンバッグ。プラチナシリコーン素材を使用しており、健康や環境のリスクが少ない。電子レンジで使うのにも適しており、そのままテーブルにも出せるデザイン性も使いやすいポイントだ。余ったお肉や野菜、果物などを保存するのに適した容量で、約1リットル。横にしても中身が漏れず、自立させることもできるため、棚や冷蔵庫内での収納可能だ。

ZipTop|ジップトップ バッグ サンドイッチ

シリコン製で複数回使用可能な「ZipTop」は、使い捨てプラスチック問題に対処するためにつくられた。電子レンジでの加熱や冷凍食材の解凍も可能で、5000回以上繰り返して使用でき、食洗機でのお手入れもできる。

コジット|大きく開くシリコンクックバッグ クリア

肉や野菜、さらにはスープなども保存できる密閉性抜群のシリコーンバッグ。カットした食材と調味料を入れておけば、下ごしらえにも使うことができる。バッグごと湯煎にかけて調理することも可能で、冷蔵庫の中でスペースをとらず、効率よく収納できる。洗って何度でも繰り返し使えるため、プラスチックの削減につながる。

Tupperware|シリコンバッグ

「Tupperware」のシリコンバッグは安全な素材で耐熱温度も広く、冷凍からレンジでの加熱まであらゆる調理に対応する。コンパクトに収納できるため、保存してもスペースを取らない。「Red Dot Award 2023」にてプロダクトデザイン部門の最高賞にあたる「ベスト・オブ・ベスト賞」を受賞している。

シリコーンバッグはさまざまな用途に使える優れもの

シリコーンバッグを日常の調理に取り入れるだけで、これまで使い捨てていたプラスチックやビニールの消費量を減らし、エコなライフスタイルを送ることにつながる。

用途に合わせて、さまざまな形やデザインのものが販売されている。ぜひ自分の目的や環境に合ったものを選びたい。

※掲載している情報は、2024年3月28日時点のものです。

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