【2023年】世界GDPランキング(国内総生産)・一人あたりのGDPランキングを紹介

都会のビルと空

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GDPとは国内総生産のことを表し、世界各国の経済状況を把握する指標となる。本記事では2023年の世界GDPランキングを1位から189位まで紹介。さらに、一人あたりのGDPランキングについても上位30か国をリスト。日本の順位とあわせて、今後の予測も解説する。

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2023.06.01
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2023年 一人あたりのGDPランキング

次に、一人あたりのGDPランキングを見てみよう。(※2)一人あたりのGDPは、各国のGDPを人口で割った数値で、国の平均的な豊かさを測る指標になる。2024年の最新ランキングはこちら

順位国名単位(US$)
1位ルクセンブルク132,370
2位アイルランド114,580
3位ノルウェー101,100
4位スイス98,770
5位シンガポール91,100
6位カタール83,890
7位アメリカ80,030
8位アイスランド75,180
9位デンマーク68,830
10位オーストラリア64,960
11位オランダ61,100
12位オーストリア56,800
13位イスラエル55,540
14位スウェーデン55,400
15位フィンランド54,350
16位ベルギー53,380
17位サンマリノ52,950
18位カナダ52,720
19位香港52,430
20位ドイツ51,380
21位マカオ50,570
22位アラブ首長国連邦49,450
23位ニュージーランド48,830
24位イギリス46,370
25位フランス44,410
26位アンドラ44,390
27位プエルトリコ38,570
28位マルタ36,990
29位イタリア36,810
30位バハマ35,460
31位日本35,390

一人あたりのGDPランキング上位国は

1位 ルクセンブルク(132,370ドル)

一人あたりのGDPで1位だったのは、ルクセンブルク。神奈川県と同じくらいの面積で、人口は約63万人の小さな国だが、”世界屈指の富裕国”と言われている。

これは、ルクセンブルクの人口が少ないため、他国からルクセンブルクに来て働く人(越境労働者)の影響を受けやすいことが一因だ。例えば、ドイツからルクセンブルクに来て仕事した人がいる場合、GDPはルクセンブルクに参入されるが、人口はドイツの方にカウントされる。そのためGDPを人口の数で割って算出する一人あたりのGDPは高くなるのだ。

2位 アイルランド(114,580ドル)

2位はアイルランド。以前は、ヨーロッパのなかで生活水準が低い国だったが、1995年頃から急成長を遂げてきた。出生率が高い国で、若い労働人口が多く、生産性が高いことが、一人あたりのGDPが高くなる要因だ。

3位 ノルウェー(101,100ドル)

3位は同じくヨーロッパのノルウェー。GDPでは28位だが、一人あたりのGDPは世界トップクラスを誇る。社会福祉に注力していることがよく知られている。

日本のGDPランキングは?

日本は、GDPランキングでは世界3位だった。GDPはその国で一定の期間に生まれる儲けのこと。つまり、日本では1年間に4兆4097億ドルものお金を稼いだことになる。日本は海外に比べると消費税が比較的安いことから、消費額が大きいことが、GDPが高くなる一因と言われている。

だが、4位のドイツは4兆3088ドルと、日本とあまり大きな差はない。2010年まではGDPランキングで世界2位だった日本だが、今後、ドイツに3位の座を奪われることも可能性として考えられる。

また、一人あたりのGDPランキングについて見ると、世界で31位となる。一人あたりのGDPとは、国民一人あたりの豊かさを表すもの。世界のなかでみれば、日本は依然として豊かな国であることには変わりはないが、GDPランキングは3位であることを考えるとギャップが大きい。

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今後のGDPの見通しは?
※掲載している情報は、2023年6月1日時点のものです。

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