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GDPとは国内総生産のことを表し、世界各国の経済状況を把握する指標となる。本記事では2023年の世界GDPランキングを1位から189位まで紹介。さらに、一人あたりのGDPランキングについても上位30か国をリスト。日本の順位とあわせて、今後の予測も解説する。
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今後GDPはどのように推移していくとみられているだろう。
日本は少子高齢化がますます進んでいる。人口は減少する一方で、労働人口も減っている。そのため、GDPも低下することが考えられる。同様に少子高齢化に直面している先進国は、GDPが伸び悩むことになると予測される。
一方で、人口が増加傾向にあるインド、ブラジル、インドネシアなどは、GDPの成長も期待できるだろう。
エネルギー危機やインフレなど、世界中に大きな影響を及ぼし続けている、ロシアのウクライナ侵攻。1年以上が経ってもなお終わりが見えず、原油や天然ガスなどのエネルギーや、小麦などの穀物生産などに、今後も影響をもたらすと考えられる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを経て、多くの国が景気回復に向かった。しかし、コロナ禍での物流システムが崩壊したことや、ロシアのウクライナ侵攻などによって、インフレが加速している。その後、アメリカやヨーロッパなどでは、景気後退が懸念されており、各国の経済状況にネガティブな影響をもたらす可能性がある。
各国の経済状況をわかりやすく表しているのが、GDPや一人あたりのGDPだ。前年からの推移などを注力していくことが大切になるだろう。
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