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オーガニックの日焼け止めは、ケミカルな成分や紫外線吸収剤などの成分、さらにオーガニック認証などを確認して選びたいもの。日焼け止めの選び方から、大人はもちろんのこと、子ども・赤ちゃんにも使えるおすすめのオーガニックの日焼け止めを紹介しよう。
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エレミニスト編集部
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まずはじめに、オーガニックコスメとは何か確認しよう。
オーガニックとは日本語で「有機栽培」のこと。オーガニックコスメとは、農薬や化学肥料に頼らない有機栽培で育てられた植物の成分を使用するコスメのこと。ただし、オーガニックコスメには明確な基準がないため、1種類でも有機栽培の植物成分が含まれていればオーガニックコスメとうたうものもあるため、注意が必要。
オーガニックの日焼け止めとは、有機栽培された成分を使用した日焼け止めのこと。オーガニックコスメと同様に、オーガニックな成分が1種類でも入っていれば「オーガニック」とうたうことができるため、成分などをきちんと確認してから購入することが大切だ。
日焼け止めを選ぶ際、どんなふうに選べばいいだろう。ここでは次の2つのポイントを紹介しよう。
先ほどから紹介しているように、オーガニックコスメには統一された基準がまだ存在しない。そのため、有機栽培された成分が少しでも入っていれば「オーガニック」として販売できるのが現状だ。そんななか、初心者でもわかりやすいサインとなるのがオーガニック認証の存在。オーガニック認証はそれぞれに独自の基準を設けていて、オーガニックの日焼け止めを選ぶときの目印になる。おすすめのオーガニック認証は、例えば以下の3つ。
コスモス認証(COSMOS認証)とは、オーガニックコスメの品質を認証する国際的な制度。コスモス認証は、化粧品の最終製品と原料が対象となっており、最終製品が対象である「コスモス・オーガニック」では、物理的に加工された農産物原料の95%以上がオーガニックであり、全配合成分中のオーガニック成分は20%以上含まれていることなどが基準として設けられている。
USDAオーガニック認証は、アメリカ農務省によるオーガニック認証制度。化学肥料、成長ホルモンなどの使用が禁止されている。USDAオーガニック認証には4つのカテゴリーがあり、「100% Organic」なら、生産工程はもちろん、加工する段階で使われるものも含めて、100%の原料がオーガニック。「Organic」なら、95%以上(塩と水を除く)がオーガニック原料であることが条件とされている。
ベルギー・ブリュッセルにある国際的な非営利団体が展開する、オーガニック化粧品とその原料の認証。オーガニック化粧品に関する厳格な基準を設け、ヨーロッパのオーガニックコスメ市場を中心に利用されている。
オーガニックの日焼け止めを選ぶとき、ぜひ成分もチェックしよう。そのときに注目したいのが、紫外線吸収剤の存在だ。従来の日焼け止めには、石油由来成分を使用し化学的に合成された紫外線吸収剤を含む場合が多く、肌への負担が大きいことが指摘されてきた。またそれらのケミカルな成分は、サンゴ礁や藻類などに影響を与えることも懸念されている。
実際、ハワイではオキシベンゾンまたはオクチノキサートがサンゴ礁に有害であることから、これらの成分を含む日焼け止めの販売と流通が禁止されている。さらに2022年10月からマウイ郡では、紫外線吸収剤などのすべてのケミカル(化学物質)を排除した日焼け止めのみ認められることになっている。ケミカルな成分が使われていないオーガニックの日焼け止めは、環境にも肌にもやさしいと覚えておこう。
美肌にいいとされる成分を含む、アルプスの高地に生息するエーデルワイスを採用。しっとりとみずみずしいうるおいを肌に届けてくれる。ブルーライトもカットして、石けんで簡単にオフできるところもうれしい。赤ちゃんにも使える。
認証 | NATRUE認証 |
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SPF | SPF38 PA++ |
用途 | 顔・からだ |
日本の気候と環境にあわせて開発された、日本生まれのオーガニック日焼け止め。シャクヤク根、ユキノシタ、ウメ果実と、日本古来の3種の植物エキスを配合。ヤシ由来オイルで肌にうるおいを届けながら、しっとりと肌になじむ。
認証 | コスモス認証 |
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SPF | SPF 38PA++++ |
用途 | 顔 |
天然美容ミネラルである酸化セリウム(紫外線散乱剤)を配合した日焼け止め。紫外線吸収剤・酸化チタン・酸化亜鉛は不使用で、紫外線のほか、ブルーライトもカットする。クロヨナ種子油やオリーブ果実油、ホホバ種子油など植物由来の保湿成分なども使われており、肌になめらかに溶け込み、化粧下地としても使える。オフする際は、石けんやクレンジング剤でOK。
SPF | SPF18 PA+ |
用途 | 顔 |
植物が紫外線や乾燥から身を守るために自らつくり出す成分「フィトケミカル」を利用した美容クリーム。お米と山ぶどうという、日本人にとってなじみの深い美容成分を融合して採用している。天然由来成分100%で、日焼け対策をしながら肌をすこやかに整えてくれる。
SPF | SPF12 PA++ |
用途 | 顔 |
紫外線吸収剤は使用せず、自然由来の紫外線散乱剤を使用。オーガニックと機能性を追求した日本仕様の日焼け止めだ。肌色をやさしく補正して毛穴をカバーしてくれる効果も期待でき、日常使いにおすすめ。石けんでオフできるから、肌へのダメージが少ない。
SPF | SPF32 PA+++ |
用途 | 顔 |
セカンドスキンのような自然なフィット感とつけ心地が気持ちいい。凹凸や色ムラなどの肌悩みをカバーしてくれるから、化粧下地としても利用OK。石けんでオフできる。ライトベージュとミディアムベージュの2色あり。
認証 | コスモス認証 |
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SPF | SPF30 PA+++ |
用途 | 顔 |
ココナッツオイル、ホホバオイル、アロエベラ液汁など、100%天然由来成分を使用した日焼け止め。紫外線吸収剤や合成界面活性剤、合成着色料、合成香料などは一切使用していない。軽くてのびのよい、さらさらとした使い心地で、フェイスにもボディにも、デイリーで使える。
認証 | コスモス認証 |
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SPF | SPF50+ PA++++ |
用途 | 顔・からだ |
サンゴや自然に影響を及ぼすケミカルな成分を排除。自然素材100%でできた、ノンケミカルの日焼け止めだ。レモンユーカリ、ラベンダー、ミント、ヒノキなど虫をよせつけないアロマが配合されているから、森や公園での使用に最適。レモンに似たさわやかな香りも人気。
SPF | SPF23 PA+++ |
用途 | 顔・からだ |
名前のとおり、シークワーサーをはじめ、紫根、ユキノシタ、ラズベリーなど原材料の100%が天然由来。そのうち、15.3%が有機栽培されたものを使用している。汗や水に強く、ウォータープルーフで、UV化粧下地として使える。ブランドWebサイトですべての成分について産地を明記しており、透明性が高い商品といえる。
認証 | コスモス認証 |
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SPF | SPF50 PA++++ |
用途 | 顔 |
紫外線吸収剤のオキシベンゾンを不使用。オーガニック認証を取得したアロエベラ、パイナップル、マンゴーなどの果実のエキスを配合し、さらっとした軽やかなつけ心地を実現した。汗や水に強いウォーターレジスタンス処方だから、日常使いのほか、海、山などのアクティビティのときも◎。
SPF | SPF45 |
用途 | 顔・からだ |
Photo by ALOBABY(アロベビー)|ウォータープルーフUVミルク
ウォータープルーフUVミルク ¥2,750(税込)
アロベビーは、開発から生産まですべての工程を国産にこだわり、99%以上の原料について天然由来成分を厳選している。合成香料、合成着色料、アルコール、合成ポリマーなど不使用。すーっと伸びがいいミルクタイプで、塗りやすく、石けんで簡単にオフできる。ウォータープルーフだから、汗をかく季節や水遊びの際にも最適。
認証 | コスモスオーガニック認証 |
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SPF | SPF30 PA+++ |
オフ方法 | 石けん |
皮膚科医監修のもと、98%天然由来成分で、28品目のアレルギー物質も不使用。合成香料、合成着色料なども一切使用していない。赤ちゃんの肌に刺激となるものを徹底的に排除しているため、新生児から使える。オフするときは、お湯でさっと落とせて肌にどこまでもやさしい。
SPF | SPF20 PA++ |
オフ方法 | お湯 |
合成香料、合成着色料、鉱物油、紫外線吸収剤を不使用。ノンパラベン、ノンアルコール、ノンサルフェートと無添加処方。赤ちゃんのためにつくられた日焼け止めだ。石けんやぬるま湯で肌をこすらずさっと落とせる。ティーツリー葉油やラベンダー油などのアロマの香りがほんのり楽しめる。
SPF | ー |
オフ方法 | ぬるま湯 |
USDAオーガニック認証のほか、クルエルティフリー(動物実験不使用)などの認証を取得している日焼け止め。ケミカルな成分を一切使用せず、間違えて口に入れても無害な成分でできている。赤ちゃんはもちろん、大人も家族みんなで使える日焼け止めだ。
認証 | USDAオーガニック認証、Bコープ認証 |
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SPF | SPF30 PA+ |
オフ方法 | 石けん |
原料の62%にオーガニックの成分を使用し、日本人の肌にあわせてつくられた国産の日焼け止め。ユーカリやレモングラスなど、虫がきらいなアロマ成分を配合しているから、UVカットしながら虫よけの役割も担う。アロエベラ葉水、アルガンオイル、シアバターも配合し、しっかり保湿もしてくれる。
SPF | SPF30 PA+++ |
オフ方法 | 石けん・ボディソープ |
オーガニックシアバターを3%配合。紫外線吸収剤のほか、合成香料、合成着色料、鉱物油、シリコーン、パラベンなどは使用せず、保湿しながらUVケアもかなう。顔もボディも、化粧下地としても家族みんなで使える。
SPF | SPF50 PA+++ |
オフ方法 | 石けん |
オーガニックにこだわり、ケミカルな成分を排除した日焼け止めは、サンゴなどの自然への影響も少ないと考えられる。肌へのやさしさを考えてオーガニック日焼け止めを選んだら、自然にも配慮できる……。そんな視点でも、オーガニックの日焼け止めをチョイスしてはいかが?
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