大豆アレルギーでも安心 黄えんどう豆が原料の米ヴィーガンミート「アボット・ブッチャー」

黄えんどう豆から作られたヴィーガンミート「アボット・ブッチャー」

Photo by Abbot's Butcher

アメリカ・カリフォルニア発の「アボット・ブッチャー」は、黄えんどう豆を主原料としたソイフリーのヴィーガンミートを販売している。添加物や保存料を一切使わず、大豆アレルギーの方も安心して食べられるうえ、栄養価の高い代替肉として話題だ。

神本萌 |Moe Kamimoto

フリーランスライター

大学時代に南アジア文化を学んだことをきっかけに、環境や人権の問題に関心を持つ。それ以降、より自分と地球にやさしい暮らしを目指して勉強中。趣味は写真。

2022.06.03
SOCIETY
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主原料は黄えんどう豆 大豆不使用の代替肉が増加

黄えんどう豆から作られたヴィーガンミート「アボット・ブッチャー」

Photo by Abbot's Butcher

「アボット・ブッチャー」の3種類の代替肉。左からチキン風・チョリソー風・ビーフ風。

近年、日本でもベジタリアンやヴィーガンに対応するレストランや、代替肉が少しずつ増えてきている。だが流通している代替肉の多くは原料に大豆を使用したもののため、大豆アレルギーを持っている人のなかには、ヴィーガン食の選択肢が少ないと悩む人もいるのではないだろうか。

近年米国では、大豆由来の代替肉を食べ続けることにより大豆アレルギーを発症する人が増えていると言われる。そのため、大豆を使わないヴィーガンミートも開発されてきている。

今回紹介するのもそのひとつ。米国カリフォルニア州を拠点とする「Abbot's Butcher(アボット・ブッチャー)」が開発したヴィーガンミートだ。大豆の代わりに黄えんどう豆を使用している。

アボット・ブッチャーは、身体と環境にやさしい製品づくりを第一に考え、材料選びにこだわっている。例えば、ハーブやスパイスは紛争国以外で、かつ公正な労働環境で栽培されたものだけを使用しているという。

ヴィーガンミートのなかには、肉の食感を再現するために添加物が含まれている場合もあるという。同社はこれを問題視し、より栄養価の高い代替肉をつくろうと決意。保存料や香料、添加物を一切使用せず、トマトペーストやスパイスにより肉のような風味と食感を実現した。

食物アレルギーでも楽しめるヴィーガン食が求められるように

日本では、多くの調味料や食材に大豆が使われており、とくに和食には切っても切り離せない食材の一つだ。しかも、食物アレルギーの原因としてもっとも多いのは鶏卵や牛乳で、大豆アレルギーは食物アレルギー全体の1%ほどと少なく、アメリカのように問題視はされていないだろう。

しかしヴィーガン食が広がるにつれて、食物アレルギーを持つ人でも楽しめる幅広い選択肢が求められるようになるかもしれない。

現在アボット・ブッチャーのソイフリーヴィーガンミートはアメリカ国内でのみの販売だが、日本でも大豆以外を主原料にした代替肉が生まれてきている。大豆アレルギーの方も、そうでない方もぜひ一度、試してみてはいかがだろうか。

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※掲載している情報は、2022年6月3日時点のものです。

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