ブリュードッグが“世界一環境にやさしい”ビールに 業界初のカーボンネガティブ達成

8月23日、BrewDog(ブリュードッグ)はカーボンネガティブの達成を発表。世界初のカーボンネガティブブルワリーに。そしてスコットランドにある2050エーカーの広大な土地を購入し、BrewDog Forestをつくることを約束。2021年までに100万本以上の植林を行うという。

小嶋正太郎

農家 / 編集者

元ELEMINIST副編集長。2021年7月に東京から瀬戸内海に浮かぶ因島へと拠点を移す。高齢化で運営困難になった八朔・安政柑農園を事業継承し、農家として活動中。

2020.09.30
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ブリュードッグが、世界初のカーボンネガティブブルワリーに

ブリュードッグの缶

BrewDog(ブリュードッグ)のことを好きになる理由が、またひとつ増えた。8月23日、彼らはカーボンネガティブの達成を発表したのだ。

カーボンネガティブとは、排出される二酸化炭素よりも多くのそれを除去、または吸収する状態を表す言葉。環境に対して真剣に向き合い、しっかりと配慮した企業などが達成できることとも表現できるだろう。

想像に難くないが、カーボンネガティブを達成するのは非常にハードルが高く、さまざまな企業が2025年、2030年、2050年までの中長期目標を掲げている。

そんななかでブリュードッグは偉業を成し遂げることに。ビール業界においては世界初のカーボンネガティブブルワリーとなったようだ。

どうやって多くの二酸化炭素を除去し、吸収することに成功したのか? その一部の取り組みを紹介したい。

まず、ブリュードッグが関わるブルワリーとイギリス国内のバーは、風力発電によってエネルギーがまかなわれている。再生可能な選択をすることで、温室効果ガスの排出を実質減らしているのだ。

醸造する過程で出てしまう穀物のごみもクリーンな電力に変えることで、ブルワリーを支える一部になっているという。

さらには、ブルワリーで使用された水は浄化されるそうだ。二酸化炭素は人間の体に害を与えないほどきれいにされ、ビールに欠かせない炭酸となる。

2020年までに100万本を植林 地球にポジティブなビジネスを

こうして彼らは、8月23日にカーボンネガティブを達成したのだ。とはいえ、そこで止まらないのがブリュードッグ。地元スコットランドにある2050エーカーの広大な土地を購入し、「BrewDog Forest」をつくることを約束。2021年までに100万本以上の木を植えるという。

「カーボンニュートラルなだけでは意味はありません。ビジネスは地球に対してポジティブな影響を与えるべきです」とも発表している。

そのためにも排出される二酸化炭素の2倍を除去し、吸収することを目標に掲げるとのこと。

透明性を確保するために、公開されているレポートには各国にあるブルワリーで排出された二酸化炭素の量などを掲載。自分たちが目指すべき姿に向けて、どのようなことが必要なのかも明記している点も好印象を与える理由のひとつだ。

そして、ブリュードッグのレポートはこう締めくくっている。

「我々のビールを飲むことは、本当の意味で地球にポジティブな影響を与えているのです」

改めて言うが、ブリュードッグのことを好きになる理由が、またひとつ増えた。

※掲載している情報は、2020年9月30日時点のものです。

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