フィランソロピーとは? 企業の取り組みや日本の事例

「フィランソロピー」とは?お金を寄付するだけではない多様な形の社会貢献活動。この記事では、「フィランソロピー」の詳しい意味や著名なフィランソロピスト、海外企業のフィランソロピー事例などを紹介。

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2020.08.28
SOCIETY
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フィランソロピーとは?

「フィランソロピー」とは、ギリシャ語で「フィリア(愛)」と「アンソロポス(人類)」という言葉からできており、人類への愛に基づいた行為・活動のことである。

日本語では「チャリティー」や「慈善活動」という意味に近い。しかし近年では単にお金を寄付するだけの「チャリティー」だけでなく、多様な「フィランソロピー」の形がある。

世界的に有名なフィランソロピストには、マイクロソフト創業者であるビル・ゲイツ氏や持株会社であるバークシャー・ハサウェイの会長であるウォーレン・バフェットなどがいる。

企業のフィランソロピーの例

Facebook

facebookの創設者であるマーク・ザッカーバーグは、2015年に「チャン・ザッカーバーグ・イニシアティヴ」を設立し、その組織を通じ生涯にわたって自身が保有するfacebook社の株式の99%を慈善事業に寄付する意向を表明した。

「チャン・ザッカーバーグ・イニシアティヴ」をは有限会社の形態をとり、従来の非営利法人NPOでは制約が課されできなかった「インパクト投資」なども行う。

このように現在は、チャリティだけでなく利益を生み出しながら社会貢献を行うソーシャルベンチャーへの投資である「ベンチャーフィランソロピー」もフィランソロピーとして重要だと考えられるようになってきている。

日本におけるフィランソロピー

日本ではまだまだ地名度の低いフィランソロピーだが、近年消費者が企業に社会への貢献を求める傾向が大きくなってきておりフィランソロピーへのニーズが高まってきている。

日本の起業家では楽天株式会社の創設者である三木谷浩史氏がフィランソロピーに力を入れていることで有名である。

また2003年には公益社団法人日本フィランソロピー協会が、社会の課題解決のために、自社の経営資源を有機的・持続的に活用した社会貢献活動を顕彰し、広く社会に発信するために「企業フィランソロピー大賞」を設立した。

「企業フィランソロピー大賞」では毎年、革新性や継続性、波及性などの審査基準で審査される。2020年度は、地域貢献、防災や環境保護などのさまざまな分野での社会貢献に賞が贈られた。

日本国内においてもフィランソロピーは今後さらに広まっていくだろう。

参考資料
公益社団法人日本フィランソロピー協会|公式サイト
https://www.philanthropy.or.jp/

※掲載している情報は、2020年8月28日時点のものです。

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