「ELEMINIST×農! と言える酒蔵の会」期間限定ポップアップショップ開催

日本の里山里地を守る酒蔵の取り組みを知り、応援できるポップアップショップ

原料となる米づくりから日本酒造りを一貫して手がける酒蔵が集まった「農! といえる酒蔵の会」。古くはあたりまえであった、農業と醸造をつなげることで、酒蔵が担うコミュニティでの役割や地域のサステナビリティを今なお実現していこうというものだ。現在は日本全国から22の蔵が集まり、酒米づくりや酒造りを追求し、その魅力を広く伝えている。

ELEMINIST SHOPでは、この「農! といえる酒蔵の会」22蔵がおすすめする商品が購入できる期間限定ポップアップショップを開催する。今回は、日本の里山里地を守り、地域の文化や経済の発展に寄与する酒蔵の取り組みを知ることができる、酒類以外のアイテムをELEMINISTが厳選。これまであまり日本酒に触れたことのない人もこの機会に、ぜひ手にとって取り組みを体験してほしい。この記事では６つの蔵とアイテムを紹介する。

KOJI CLEAR／秋田清酒（秋田県）

1865年創業、秋田県大仙市にある秋田清酒。自社で栽培した米、米麹のみを使用した甘酒飲料。透明でさわやかな酸味と甘味が調和している。

稲田姫のご縁もなか／稲田本店（鳥取県）

鳥取県・米子市で1673年から酒造りをつづける稲田本店の清酒「稲田姫」の酒粕を使用した最中。酒粕風味の白餡があっさりとして食べやすい。

鹿肉のきのこ入りコンフィ／関谷酒造（愛知県）

愛知県・北設楽郡設楽町でおよそ160年近く酒造りをつづける関谷醸造のおすすめは、地域の害獣として捕獲された野生の鹿を使用した缶詰。低温調理でしっとりと仕上げている。

雪蔵銀ぴか米／大和川酒造（福島県）

「地の水、地の米、地の技術」をモットーに、銘酒を生み出している大和川酒造店。福島県・喜多方の豊かな雪解け水で育ち、米蔵の中で大切に蓄えられた特別栽培米。

とんぼグラス／泉橋酒造（神奈川県）

もっとも伝統的な「生酛造り」により自然な味わいを生かした日本酒を醸造している泉橋酒造。シンボルマークでもある赤とんぼは、産卵、羽化、つがいへと世代をつなぐという田んぼのライフサイクルを表している。

Banboo Clear／永山本家酒造場（山口県）

明治21（1888）年創業の永山本家酒造からは、同じ山口県の竹から約２ヶ月もの時間をかけて抽出した無添加洗濯用竹洗剤。原材料は「竹炭、竹炭灰、湧水」だけという天然成分100％でありながらミネラルのちからでふっくらと仕上がる。

農! と言える酒蔵の会参加蔵
【東北地方】秋田銘醸株式会社(秋田県)、秋田清酒株式会社(秋田県)、株式会社ーノ蔵(宮城県)、有限会社仁井田本家(福島県)、株式会社高橋庄作酒造店(福島県)、合資会社大和川酒造店(福島県)【関東地方】泉橋酒造株式会社(神奈川県)、株式会社西岡本店(茨城県)、天鷹酒造株式会社(栃木県)【中部地方】吉乃川株式会社(新潟県)、富士錦酒造株式会社(静岡県)、関谷醸造株式会社(愛知県)、黒澤酒造株式会社(長野県)【近畿地方】元坂酒造株式会社(三重県)、合名会社森喜酒造場(三重県)、千代酒造株式会社(奈良県)、剣菱酒造株式会社(兵庫県)、秋鹿酒造有限会社(大阪府)【中国・四国地方】、丸本酒造株式会社(岡山県)、酒井酒造株式会社(山口県)、株式会社永山本家酒造場(山口県)、株式会社稲田本店(鳥取県)

また、今年は10月、11月の２回、「カクウチBar農！」と題し、青山ファーマーズマーケットにて出店。出店酒蔵の日本酒が飲める角打ちを行うほか、日本酒商品の販売も同時に行う。ふだん会うことのできない酒蔵の方々から、実際にお話を聞ける機会だ。ぜひ足を運んでみてほしい。