世界の人口密度ランキング【2022年・国連発表】　人口密度の高い都市TOP10も紹介

【2022年】人口密度の高い国ランキング

国連が2022年に発表した「Demographic Indicators」より、2022年に推計される世界の人口密度ランキングは以下のとおりだ。（※１）なお、本ランキングでは海外領土などは除いて掲載している。

2020年の「人口密度の高い国ランキング」

2020年の「人口密度の高い国ランキング」は下記の記事を参照してほしい。

人口密度が高い国と低い国の特徴

人口密度が最も高いのは「モナコ」

世界の人口密度ランキングで１位だったのは、モナコだ。１㎢あたり24,622人がいる計算となり、これは日本の34倍にもなる。１㎢あたりの国民数を比べると、他国に比べて断トツに高いことがわかるだろう。

アジアは人口密度が高い傾向

人口密度が高い地域は、アジアに多い。上記のランキングには掲載されていないが、マカオは１㎢あたりの国民数が21,456人と、モナコと同等に人口密度が高い。２位のシンガポールもマカオも、アジア地域にあたる。

日本の人口密度は世界28位

日本の人口密度は、世界28位だ。日本は人口が１億2,330万人と、世界12位の多さを誇る。近年は人口が減少傾向にあるとはいえ、狭い国土に多くの人が暮らしていることから、世界的に見ても人口密度が高い国と言える。

寒冷地域・砂漠地帯は人口密度が低い

一方、人口密度が低い国は、カナダ、ロシア、ニュージーランドなど、寒い地域が多い。人が暮らしにくい気候の地域は、人口も少ない傾向にある。人口密度ランキングの最下位となったのはモンゴルだ。