「Plastic Neutral」は月額制となっていて、1月当たりに支払うのは8ドル(約820円)。
これはアメリカの平均的なプラスチック消費量が22ポンド(約9.9キロ)であることを参考にした価格設定。なんでも1ドルあたり4.4ポンド(約1.9キロ)相当のプラスチックをオフセットできるようだ。
計算が早い人なら、もう気づいているかもしれない。平均消費量をオフセットするのに必要なのは5ドル。残りの3ドルについては「管理費と取引コストに使用する」と言及。
こうしてトランスペアレンシー(透明性)を追求しているのも「by Humankind」がブランドとして優れている点だろう。
消費者から集めた資金は、ハイチやインドネシア、フィリピンをはじめとした国々でビーチクリーンを手がける「Plastic Bank」の活動資金になるという。
カーボンオフセットは根本的な解決にはならないという声もあるが、やらないよりはやった方がいい。こうした個人レベルで環境保護ができるようになるサービスは、ますます増えていくだろう。