編集長が「エシカルコンビニ」で買ったおすすめアイテム５選

「エシカルコンビニ」で買える注目アイテムを編集長・深本が厳選

新宿ルミネ２で好評を得たエシカルコンビニの第２弾が開催される。10月15日〜17日、新宿住友ビル三角広場で開催されるクリエイティブの祭典「rooms41」の実施にあわせて、H.P.FRANCE（アッシュ・ペー・フランス）主催の「エシカルコンビニエンスストア」の出展が決まった。

エシカルコンビニは、日用品からファッションアイテムまで多種多様なエシカルな商品を販売するポップアップストアだ。ルミネ新宿２で開催された第１弾では、30を超えるブランドが集結。通常なら何軒もハシゴしないと買えない貴重なアイテム目当てに、たくさんの人が訪れた。

この記事では、わたしが新宿ルミネ２のエシカルコンビニで買ったおすすめアイテム５つを紹介する。今回のrooms41に行こうと思っている人は、この記事を読んであたりをつけてみてはいかがだろうか。

パッケージもかわいい！　自宅で簡単にヴィーガンが楽しめる「ファラフェル ミックス」

まずはじめに、Just Wholefoods（ジャストホールフーズ）の「Organic Falafel Mix（オーガニック ファラフェル ミックス）」を紹介したい。ファラフェルとは、ひよこ豆を使った中東版コロッケだ。

つくりかたは至って簡単。フライパンにオーガニック ファラフェル ミックスと水、オリーブオイル、レモン汁を加えてよくかき混ぜる。沸騰したら火を弱めて５分ほど加温。ボール状に丸めて油で揚げればできあがり。

問い合わせ先／Alishan Organics
https://oroshi.alishan.jp/

素晴らしいアイディアで賞　空き瓶アップサイクルに使える「 ディスペンサー」

ゼロウェイスト生活を実践しているエレミニストには欠かせない「スパークリング エイド ディスペンサー」。空き瓶のアップサイクルにうってつけの商品だ。スパークリング エイドの瓶にはめれば、詰め替え用のシャンプーボトルや食器洗剤ボトルに早変わり。ソープポンプも販売しているが、残念ながら足を運んだ最終日には完売。

帰宅後、他メーカーの空き瓶にも装着できるか試してみたところ、思った通り！ぴったりはまった。rooms41ではまとめ買いしようと思っている。

あわせて読みたいサステナブルドリンク「スパークリング エイド」の記事はこちらから

問い合わせ先／Alishan Organics
https://oroshi.alishan.jp/

意外と手に入らない？　サステナブルな綿棒「コットンスワッブ」

HYDROPHIL（ハイドロフィル）の「コットンスワッブ」は、プラスチックを一切使っていないサステナブルな綿棒だ。

軸部分にはモウソウチク（孟宗竹）と呼ばれる竹由来の素材を使用し、両端の綿はオーガニックコットンでできている。石油やプラスチック製造に使用されるBPA（ビスフェノールA）も不使用。

日本ではオーガニックコットンで石油由来の原料を使っていない綿棒を取り扱う店はまだ少なく、探すのには苦労していた。ちょうど自宅の綿棒を切らしていたので迷わずカゴにIN。

認証も取得　頑固な汚れも落とせるベジタブルな「スカーリングスポンジ」

南仏ニースで生まれた自然派ホームケアブランド「Le Chene & Le Roseau（ル・シェンヌ・エ・ル・ロゾー）」。クリーナー製品はすべて天然素材にこだわり、お肌と環境にやさしいエコサートナチュラル認証（※）を取得している。

「スカーリングスポンジ」（２個入り）は、リサイクルした再生繊維を使用したエコなアイテム。緑色のザラザラした部分を使えば、頑固な汚れもしっかり落とせる。天然由来のスポンジながら強力な洗浄力だ。

人気商品ということで手に入れられるか心配だったが、運良く最後の一点を購入できた。２個入りで400円という良心的な値段設定もうれしい。

※ フランスのトゥールーズに本拠地を置く世界最大規模のオーガニック認証機関であるエコサートグループによって与えられるナチュラル認証

問い合わせ先／UN MAISON
http://unmaison.com/

パッケージからひとめぼれ　味・食感ともに大満足　LOVEGの「大豆ミート」

東京・外苑前のヴィーガンレストラン ORGANIC TABLE BY LAPAZ（オーガニック テーブル バイ ラパス）の人気メニューを商品化した「LOVEG 大豆ミート」は、食感・味わいともに食肉を再現したクオリティの高いひと品。

この日、わたしがチョイスしたのはミンチタイプ。ふだんはキーマカレーや麻婆豆腐を料理するときに大豆ミートを使うことが多いが、ミンチタイプは近所ではなかなか手に入らず、都内のお店を数カ所回って買うことが多かった。

パッケージも極力プラスチックを減らすために努力しているという。キッチンに置いているだけでもウキウキするデザインもポイント。友人にもプレゼントしようと、かごいっぱいにまとめ買いしてしまった。

問い合わせ先／株式会社スエノトーキョー
https://www.lapaz-tokyo.com/

ニヤニヤが止まらない　rooms41で最新サステナブルブランドとの出会いを楽しんで

日本国内でエシカルな日用品を買う場合は、複数の通販サイトを利用するか、何店舗もハシゴしないと買えないことが多い。エシカルコンビニに足を運べば、ほしいものがまとめて買えてしまうから感動だ。箱裏の成分表示ラベルを確認する手間もなく、ストレスフリーでありがたい。

さらに店内には、「mymizu（マイミズ）」の給水スポットが常設されている。マイボトルの持ち歩きが当たり前なエレミニストたちのツボもしっかり押さえている。今回のrooms41では、会場内のプラスマラウンジ内に設置される予定だという。

わたし自身はじめて目にする商品も多く、商品の前で迷っていると、明るい声で販売員が接客してくれたのも印象的だ。ここ何年も販売員に接客を受けるという機会が減っていたのだが、エシカルにおいては商品の背景やブランドの想いを伝えてくれる接客が、何よりも重要だと気づかせてくれた。

店内を見渡すと、店頭のポップを読んでいる来場者が多かった。思わずわたしも「このスナックバーは、アップルシナモンとカカオがおいしいですよ」と販売員が教えてくれた情報をその場でシェア。すると「そうなの？　じゃこれにします！」とお客さん。

そんなお客さん同士の会話が、会場のあちこちから聞こえてきた。エシカルコンビニは心までやさしい気持ちにさせてくれるのかもしれない。

少しでもエシカルコンビニに興味がある人は実際に足を運んで、この楽しさを体験してみてほしい。