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世界の国々の人々がどのくらい幸せを感じているか。それをスコアにしてまとめたのが、経済平和研究所(IEP)が発表する「世界平和度指数」だ。2025年の最新のランキングから、トップ100と、ワースト10の国をすべて紹介しよう。日本は12位と、前年から順位を5つ上げた。

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| 順位 | 国名 | スコア | 前年からの変動 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ロシア | 3.441 | -2 |
| 2位 | ウクライナ | 3.434 | -3 |
| 3位 | スーダン | 3.323 | +2 |
| 4位 | コンゴ民主共和国 | 3.292 | -3 |
| 5位 | イエメン | 3.262 | +3 |
| 6位 | アフガニスタン | 3.229 | +2 |
| 7位 | シリア | 3.184 | -1 |
| 8位 | 南スーダン | 3.117 | +2 |
| 9位 | イスラエル | 3.108 | ー |
| 10位 | マリ | 3.061 | -1 |
一方で、世界平和度指数がもっとも高く、平和ではないとみなされた国には、紛争が続くロシアとウクライナ、スーダンなどの名前が並んだ。これらの国々では、社会の安全・治安、紛争といったカテゴリで評価が低い。
ロシアとウクライナ、イランとイスラエルなど、世界では多くの紛争が現在進行形で起きている。そして、その数は増えているという。日本は世界平和度指数は世界12位と、非常に平和な国のひとつだ。そんな環境で暮らせることに感謝を感じつつ、世界には平和とは無縁の暮らしを強いられている人が実に数多くいることも忘れてはいけない。
世界平和度指数ランキングの順位やスコアだけをみて一喜一憂するのではなく、それらの数値だけではわからない人々のことも考えるきっかけにしよう。
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