Photo by Fujiko-Pro, Shogakukan, TV-Asahi, Shin-ei, and ADK
使い終わった紙おむつをリサイクルして、新しい紙おむつに生まれ変わらせるという、夢のようなシステムを実現した、ユニ・チャームの「RefF(リーフ)」。でも、実際に使うとなると、「ニオイはしない?」「衛生面は大丈夫?」と気になる人も多いだろう。今回はRefF商品のなかでも、ベビー用おむつと猫用トイレシートに注目し、素朴な疑問にユニ・チャームに回答してもらった。【読者プレゼント付き】
ELEMINIST Editor
エレミニスト編集部
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ユニ・チャームの「マミーポコパンツ」のラインアップに、「マミーポコパンツ RefF(リーフ)」がある。ただ「使用済み紙おむつからつくられた」と聞くと、衛生面や使用感が気になるかもしれない。
A. RefFの紙おむつは、メーカーを問わず、使用済みの紙おむつを回収・リサイクルしてつくられている。世界初*の水平リサイクル**技術だ。
まず、回収された使用済み紙おむつは小さく砕かれ、洗浄される。その後素材を分離し、素材ごとに適切な処理が行われる。パルプ部分は独自のオゾン処理で殺菌・漂白・脱臭され、未使用パルプと同じような品質に生まれ変わる。こうして誕生した上質パルプが、「マミーポコパンツ RefF(リーフ)」の吸収材の一部に配合されているのだ。
* オゾン処理技術を使用した紙おむつから紙おむつへの水平リサイクル技術について(2020年12月ユニ・チャーム調べ)
**紙おむつの水平リサイクルとは、使用済み紙おむつを原料に同じ商品をつくりだすリサイクルのこと。
A. ‟使用済み紙おむつ”のイメージが先行し不安に思う人もいるかもしれないが、衛生面に関しては、さまざまなエビデンスで裏付けられている。ユニ・チャームでは「衛生用品が清潔で安全であることは最大のプライオリティ」としており、細心の注意を払っている。
リサイクルパルプの品質安全性に関しては、細菌の数から外見に至るまで、さまざまな試験項目が設けられている。日本産業規格(JIS)の基準を満たしており、衛生性において問題がないことが証明されているのだ***。オゾン処理が施された後のパルプからは、細菌がほとんど検出されない。「新品より白くてきれいな見た目」も安心感につながるだろう。
そもそも、リサイクルパルプが使われるのは、紙おむつの吸収材の一部であって、直接肌に触れる部分ではない。
A. RefFの紙おむつを手にしてみるとよくわかるが、ニオイはまったくしない。実際に使った方からも「紙おむつからリサイクル!?とドキドキしたが、ニオイもなく、漏れもない!」「何の違和感もなく使用できた」など、使用者からの驚きの声も多い。
オゾン処理の過程で、悪臭成分は別の物質に変化する。よって、ニオイも完全に消えてしまう。リサイクルパルプといっても、処理後の品質は未使用パルプと同じなのだ。
「リサイクルした」と聞かなければわからないほど、従来品とまったく変わらない。
A. 「マミーポコパンツ RefF(リーフ)」はリサイクル商品であると同時に、通常のマミーポコパンツとまったく同じという点がポイント。通常品と同様に「ウエストは超ふわふわ」「足回りは超なめらか」「のびのびフィットで履かせやすい」を実現している。
実際に使った方から、「手触りがやわらかくふわふわ」「リサイクルはごわごわのイメージがあったけど、ふわふわでびっくり!」など、肌触りを評価する声が多数。「通常品より柔らかい気がする」という声もあるくらいだ。
「おむつかぶれもなく、いつも通り」「懸念していた漏れもなかった」「ふだん使っているものと、いい意味で特別変わりはない」など、いつも通り使えることに対する満足感も高い。
A. 従来品との違いは、吸収材の一部にリサイクルパルプが配合されているという点だ。しかし、商品スペックに関しては従来品とまったく同じ。異なる点といえば、パッケージとおむつのイラストデザインだ。ドラえもんの絵柄がナチュラルテイストになっていてかわいらしい。
また、価格は従来品と比べて10%ほど高い。この値付けには、「持続可能な社会をお客様と一緒につくっていきたい」というユニ・チャームの想いが込められている。実際に、「サステナブルな価値」としてプラスに捉えてくれているお客様が多いのだそう。
リサイクルしたパルプは真っ白でふわふわ。
A. 現在、「マミーポコパンツ RefF(リーフ)」を購入できるのは、ユニ・チャーム ダイレクトショップとイオン九州の68店舗。店頭で購入できるのは九州エリアに限られていることもあり、「私も購入したい」「販売店舗を増やしてほしい」との声が全国から寄せられている状況だ。
「環境に配慮されているため、リピート購入します」「企業努力を感じられる商品」など、RefFのリサイクルの取り組みに共感して購入する人が多い。
A. RefFには「使用済み紙おむつを回収してほしい」という要望が多く寄せられている。ユニ・チャーム以外のメーカーの商品であっても、回収してリサイクル可能という技術力に、期待が高まっている。
現時点では、回収拠点は鹿児島県志布志市と大崎町の2自治体で、今後、回収拠点が増えていく見込み。ユニ・チャームや自治体からのアナウンスにぜひ注目してほしい。そして、回収を行っている自治体以外に住んでいる方は、RefFの紙おむつを購入することで、この取り組みを応援しよう。
ペットケアからは、猫の室内トイレ用の「デオトイレ 消臭・抗菌シート RefF(リーフ)」が展開されている。吸収紙に、使用済み紙おむつ由来のパルプが使われているリサイクル商品だ。
A. ペットシートに関しても、商品スペックは従来品とまったく変わらない。銀イオンが配合されており、「ニオイ菌99.9%抑制」を実現している。「1週間交換不要」なのも、従来品と同様だ。
「おしっこした後でもニオイが気にならない」「1週間しっかり吸収してくれる」「取り替える手間が減って楽」など、お客様からの評価も高い。「言われなければ、リサイクルパルプとは気づかない」と、いつも通りの使用感に関する声も寄せられている。
A. ペットシートはサンドの下に敷いて使用するため、猫に直接触れるわけではない。お客様レビューでは以下のような声が寄せられている。ぜひ参考にしてほしい。
「人間よりニオイや素材などに敏感で正直な愛猫たちが、いつもと同じように使ってくれています。愛猫たちとともに環境にいいことをしている⁉ と考えるとうれしくなります」
A. デオトイレは、ユニ・チャーム ダイレクトショップ限定で、スノコパーツが販売されている。汚れやすいスノコ部分のみを交換でき、経済的。デオトイレ全体を買い替える必要がないため、プラスチック廃棄量の削減に貢献できる。
「スノコ部分の劣化でトイレを丸ごとを捨てるのはもったいないのでありがたい」「これで長く使い続けられる」など、感激の声が多い。なじみのあるトイレを長く使えると、猫にとってのストレスも少ないだろう。
スノコだけを交換できて、長く使える。
高齢化を背景に、使用済み紙おむつの廃棄量は年々増加している。そんななか、RefFの登場によって、紙おむつを使ったらごみとして廃棄する常識が、今後は変わっていくと期待される。そして、RefFを選択するアクションで、ごみの削減に貢献できるのだ。
子どもたちやその次の世代が心地よく暮らしていくためには、持続可能な社会の実現が必要だ。その一例は、間違いなく、紙おむつを捨てない未来であり、ごみのない未来だろう。そんな明るい未来を実現するためには、いまを生きる私たち一人ひとりの選択が何よりも大切だ。
RefF販売店舗:ユニ・チャーム ダイレクトショップ/イオン九州の68店舗
※デオトイレは全国のコーナン106店舗(2024年12月現在)でも販売中
© Fujiko-Pro, Shogakukan, TV-Asahi, Shin-ei, and ADK
この記事を読んでアンケートに回答した方のなかから合計40名様に、「マミーポコパンツ RefF(リーフ)」または「デオトイレ 消臭・抗菌シート RefF(リーフ)」をプレゼント。使用済み紙おむつをリサイクルして生まれたRefFの使い心地を体験してはどうだろう?
プレゼントキャンペーン詳細
「マミーポコパンツ RefF(リーフ) Lサイズ」を10名様と「デオトイレ 消臭・抗菌シート RefF(リーフ)」を30名様、合計40名様にプレゼント。
※商品はELEMINIST編集部よりお送り致します。
※ご希望のプレゼントを「マミーポコパンツ RefF(リーフ)」または「デオトイレ 消臭・抗菌シート RefF(リーフ)」よりお選びください。
●ご応募期間:2025年3月6日(木)まで
●ご応募方法:下記のアンケートにご回答、必須項目にご入力ください。
●当選連絡:当選者には、2025年3月下旬にELEMINIST編集部(edit@eleminist.com) よりメールにてご連絡させていただきます。
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