ヴィーガン向け映画検索サイト「VegMovies」誕生 『アバター』も実は…?

「VegMovies」は、7月初旬にオープンしたばかりの映画検索ができるプラットフォームだ。おもにヴィーガンの人たち向けられた作品が集められている。現在チェックできる作品は200以上。アメリカ、カナダ、イギリスで視聴できるストリーミング配信サービスをピックアップしているという。

小嶋正太郎

農家 / 編集者

元ELEMINIST副編集長。2021年7月に東京から瀬戸内海に浮かぶ因島へと拠点を移す。高齢化で運営困難になった八朔・安政柑農園を事業継承し、農家として活動中。

2020.08.31

ヴィーガンフレンドリーな映画検索サイト「VegMovies」

ヴィーガニズムという言葉は、ようやく日本でも浸透し始めたけど、まだ一部の意味しか知らない人も多い。

動物愛護の考えを持つのは有名かもしれないが、健康のためにヴィーガンになる人もいれば、環境保護のためにヴィーガンになる人もいる。

結局は個人の主義主張だから、明確に定義できないことも理解のハードルを高くしているのだろう。

とはいえ、いまヴィーガニズムは知っておいて損はない考えだ。今後は環境意識の観点から注目が集まるだろうから。

もしもヴィーガニズムに賛同していたり興味を持っていたりするなら、ぜひチェックしてほしいサービスがある。それが「VegMovies」だ。

ヴィーガン映画サイト「VegMovies」の様子

「VegMovies」よりスクリーンショット

「VegMovies」は、7月初旬にオープンしたばかりの映画検索ができるプラットフォームだ。おもにヴィーガンの人たち向けられた作品が集められている。

立ち上げの発起人Jason Schrammさんによれば、ヴィーガンフレンドリーな映画を探すことが難しかったそうだ。ウェブサイトで当時の様子をこう回想している。

「ヴィーガン向け映画TOP10を載せた記事はたくさんあるのですが、どれも主観的だしピックアップされている映画がことなりました。しかも、リンクが有効ではなかったり、トレーラーがなかったり、観たくても観れない作品がたくさんあったのです」。

そうしてローンチされたのが「VegMovies」。NetflixやHuluなど、どのストリーミング配信サービスでチェックできるかも教えてくれる。ヴィーガンの前にユーザーフレンドリーと言えるだろう。

『アバター』も? ヴィーガン目線の解説がおもしろい

テスト

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現在チェックできる作品は200以上。気候変動の深刻さを訴えるもの、動物搾取の現実を記録したもの、動物が主人公のものなど、さまざまな作品をヴィーガン目線で紹介している。

たとえば、ジェームズ・キャメロンの『アバター』は、ヴィーガンな映画ではないと前置きしながら、自然との調和に注目してほしいと説明しているのだ。

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「VegMovies」のリストは、アメリカとカナダ、イギリスで視聴できるストリーミング配信サービスをピックアップしている。日本から利用する場合は、そもそも字幕もない作品があったりするので、少し注意は必要だ。

そうだとしても、世界のヴィーガンがどんな映画に注目しているのかを知るには、ちょうどいいサービスになるだろう。

参照/VEGMOVIEWS
https://www.vegmovies.com/

※掲載している情報は、2020年8月31日時点のものです。

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