「ペルノ・リカール・ジャパン」バーにおけるサステナビリティを推進“Bar World of Tomorrow”始動

Bar World of Tomorrowキービジュアル

「ペルノ・リカール・ジャパン」が持続可能な社会を目指すプログラム「Bar World of Tomorrow」を本格始動した。7月から首都圏のバーを皮切りに、ワークショップに参加したバーテンダーが、 各店でオリジナルのサステナブルカクテルを順次展開していく。

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2023.07.11
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サステナブルなバーの世界へ「ペルノ・リカール・ジャパン」ワークショップに参加したバーテンダーがサステナブルカクテルを各店で展開

Bar World of Tomorrowキービジュアル

フランスを本社とする酒類メーカー「ペルノ・リカール」の日本法人、ペルノ・リカール・ジャパン株式会社が、バーの世界を通じてよりいい持続可能な社会を目指すプログラム「Bar World of Tomorrow(バー ワールド オブ トゥモロー)」を本格始動した。

「Bar World of Tomorrow」は、ペルノ・リカール グループが酒類を取り扱う企業の社会的責任活動の一環としてグローバルスケールで展開するプログラム。バーテンディングにおけるサステナビリティの理解を深め、バー運営で活用できる実践的なヒントを共有し、バーから実現するサステナブルな社会を目指す。

日本では、5月11日(木)に東京、6月27日(火)に京都で「Bar World of Tomorrow」のワークショップを開催し、合計64名(東京39名/京都・大阪25名)のバーテンダーが参加した。

バーにおけるサステナビリティは、旬の食材の調達や余った氷の再利用、廃棄物の処理方法など、バーの中で実現できることだけでなく、バックバーにあるお酒のサステナブル・ストーリーを知ることで貢献できるサステナビリティもある。

ワークショップでは、RETHINK(見直す)、REDUCE(減らす)、REUSE(繰り返し使用)、RECYCLE(再生利用)、RESPECT(敬意)の5Rを意識したレクチャーを行い、バーテンダーが理解を深めることができる内容となっていた。

東京のワークショップでサステナブルなカクテルの定義を学んだバーテンダー有志は、材料やつくり方などサステナブルなオリジナルカクテルを開発。各店舗で、おいしくて地球にやさしいカクテルを順次提供していく予定となっている。

ペルノ・リカール・ジャパンでは今後、日本での「Bar World of Tomorrow」の活動をさらに進め、サステナブルなバーのコミュニティを広げていくとし、サステナビリティに対する理解を深めたバーテンダーによる、サステナブルカクテルの全国展開を目指す。

「Bar World of Tomorrow」とは

「Bar World of Tomorrow」は、ペルノ・リカールが2019年に策定したS&R(サステナビリティと企業の責任)のロードマップの「人材重視」のイニシアチブの一つとして、酒類業界の持続可能な文化とサステナブルなバーティンディングをテーマとして企画したバーテンダー様向けのプログラムだ。

ロードマップ

サステナビリティに対する理解を深め、バーの運営に活用できる幅広い実践的なヒントを共有し、バーから実現するサステナブルな社会を目指す。

日本では、東京と京都でバーテンダーを対象にワークショップを開催。ペルノ・リカールのBWOTトレーナーたちによる、サステナブルなバーを実現する実践的アイデアなどのプレゼンテーションや、サステナブルなカクテルのデモンストレーションを行った。

ワークショップで紹介したサステナブルカクテル

ワークショップでは、シーバス・ブラザーズ社スコッチウィスキーアンバサダーのサイモン ダーヴェニーザ氏が、RETHINK、REDUCE、REUSE、RECYCLE、RESPECTの5Rを意識したサステナブルなカクテルを披露した。

Kyoto 75

カクテル名「Kyoto 75」

<レシピ>
季の美 京都ドライジン30ml/京柚5ml/シャンパンシロップ5ml/炭酸水120ml/穂紫蘇
<サステナブルポイント>
・京都蒸溜所で皮を使用したあとの柚子の実や種を使ってつくった京柚シロップを使用(REUSE)
・飲み残して泡が消えたシャンパンを使ってつくるシロップ(REUSE)
・ガーニッシュを日本の食材で代用(RETHINK)

Jalisco Harvest

カクテル名「Jalisco Harvest」

<レシピ>
オルメカ アルトス プラタ45ml/イタリカス5ml/スイカとトマトのコーディアル45ml/エン酸1tsp/オレンジビターズ2dashes/ドライトマトチップス
<サステナブルポイント>
・スイカとトマトのコーディアルは地元や近い都道府県で手に入る食材(RESPECT)
・スイカとトマトは旬の食材(廃棄をREDUCE)
・トマトとスイカのパルプを捨てずにガーニッシュに再利用(REUSE)

首都圏のバーデンダーが開発したサステナブルカクテル

「Bar World of Tomorrow」の東京ワークショップでサステナブルなカクテルの定義について学んだ6人のバーテンダーが、材料やつくり方など、趣向を凝らしたおいしくて地球にやさしいカクテルを開発。

7月から順次、それぞれのバーで提供予定となっている。各サステナブルカクテルの情報は、WEBサイトをご覧ください。

※材料調達の都合上、カクテルの提供が不定期の場合もございます。詳細は店舗にお問い合わせください。

Sustainable Apple Tree

Sustainable Apple Tree(LATINX/神奈川県藤沢市)

バーテンダー:斎藤 麻美氏

美ジンレモンサワー

美ジンレモンサワー(Beer&Wine MOUTON /東京都新宿区)

バーテンダー:上條 秀治氏

Connecture

Connecture(BAR LIVET/東京都新宿区)

バーテンダー:遠藤 一真氏

且座喫茶

且座喫茶(新宿ウイスキーサロン /東京都新宿区)

バーテンダー:弓木 達也氏

Amistad stormy

Amistad stormy(Bar Triad/東京都渋谷区)

バーテンダー:齊藤 龍聖氏

Revive julep

Revive julep(BAR TRAM/東京都渋谷区)

バーテンダー:堀本 明宏氏

お問い合わせ先/ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
https://www.pernod-ricard-japan.com/

※掲載している情報は、2023年7月11日時点のものです。

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