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アメリカ・ニューヨークで「ヴィーガン・ウーマン・サミット」が開催され、盛況で幕を閉じた。ヴィーガンをテーマに、女性のキャリア支援を行うことを目的に始められたイベントで、チケットが完売するほど人気を博した。
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5月18日から3日間にわたり、ニューヨークで行われた「ヴィーガン・ウーマン・サミット(VWS)2023」。ヴィーガンをテーマに、世界のトップ企業のCEOをはじめ、アスリート、投資家、活動家、ジャーナリストなどが集まり、カンファレンスなどが行われるイベントだ。
2023年のイベントには、100名を超える著名人たちが講演会や討論会に登壇。イベントのチケットは完売となる盛況ぶりだった。
「ヴィーガン・ウーマン・サミット」を創設したジェニファー・ストイコビッチは、サンフランシスコのテック業界で活躍したのち、2020年に同団体を創設した。彼女が感じていたのは、フードテック業界で男女の間にある不平等。またフードシステムの構築も喫緊の問題であると感じていた。
そこで、女性にインスピレーションや勇気を与え、キャリアと業界に影響をもたらすべく、「ヴィーガン・ウーマン・サミット」を立ち上げた。
2023年は「VWS 2023 スカラシップ」を実施し、スタートアップの幹部や学生などの応募者のなかから優秀者を選出し、同イベントへ招待している。
またマーケットプレイスには、ヴィーガンをテーマにしたフード、コスメ、ファッションなどのブランドが並び、会場のにぎわいを盛り上げた。ヴィーガン寿司、ヴィーガンオイスター、ヴィーガンブルーチーズなどが振舞われ、最新のヴィーガンメニューが並んだ。
女性が直面するキャリアや給与面での不平等と、ますます注目を集めているヴィーガン。これらをかけあわせて、より女性が持続的に活躍できる場を支援しようと試みられている。「ヴィーガン・ウーマン・サミット」はアメリカで始まったイベントだが、今後もこのような取り組みが世界各地で増えていきそうだ。
※参考
Vegan Women Summit
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