獣害問題を抱える⻑野県庁とFREAK'S STOREが協業「ジビエフリーク」に再注⽬

ジビエフリーク

セレクトショップ「FREAK'S STORE」を展開する株式会社デイトナ・インターナショナルは、出店地域の⾏政、企業などのローカルコミュニティとつながり、地域の課題に⽬を向けた施策を強化している。2021年には⿅⾁を使ったカレー⽸詰「ジビエフリーク」を発売した。

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2023.02.20
SOCIETY
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「出店地域の課題を魅⼒に」⻑野県⿃獣対策室とFREAK'S STOREの協業

ジビエフリークのイメージビジュアル

株式会社デイトナ・インターナショナルは、全国約50店舗展開するセレクトショップ「FREAK'S STORE(フリークス ストア)」の出店地域において、地元アーティストをはじめ地⽅⾃治体、⾏政、企業などのローカルコミュニティと直接つながり、地域によって異なる課題に⽬を向けた施策を強化している。

FREAK'S STOREらしい発信⼒とデザイン⼒を活かし、地域の課題を魅⼒へと転換する、持続可能な取り組みを推進している。

2021年10⽉に発売したのは、⻑野県⿃獣対策室(旧:⻑野県ジビエ振興室)と⼿を組み開発した、⿅⾁を使ったカレー⽸詰「ジビエフリーク」。県内の課題として、⾼齢化によるハンターの担い⼿不⾜と被害規模が深刻化する「獣害問題」に着⽬した取り組みだ。

地域や⾏政と協⼒体制を組み、ジビエを魅⼒へと転じるプロジェクトの⼀環として、ジビエの喫⾷機会がない若年層に向け、⼿軽にジビエが⾷べられる商品開発と獣害に対する認知向上に向けて取り組みを⾏った。

⽸詰の発売を記念し、期間限定イベントや動画制作、フリーペーパーの発刊を実施し、県内だけでなく⽇本全国の⽅に知ってもらうために多⾓的な発信を実施。

コミュニケーションメディア「FREAK - ジビエフリーク版」フリーペーパーを発刊し、FREAK'S STORE⻑野店ではPOP UPイベントを開催。

⻑野県⽴美術館でのピールオフ広告を実施し、地元飲⾷店18店舗でのジビエ料理を提供する「信州ジビエフェア」を開催した。さらにプロモーションムービーも制作され公開した。

「HOME TOWN FREAK」@NAGANOージビエフリークー

「ジビエフリーク」の購入機会を創出するため、ふるさと納税の返礼品としても取り扱いを行った。(⻑野県⻑野市のさとふるとして期間限定で取り扱い、現在は受付期間外)ELEMINIST SHOPにおける販売では完売。FREAK'S STORE⻑野店での期間限定販売も行った。

「令和3年 ⿅⾁販売量」過去最⾼額へ ジビエ生産の環境負荷の少なさを発信

鹿肉販売量のグラフ

⻑野県にとって課題のひとつである県内の農林業被害額は、7億3千万円だ。(シカのほか、イノシシ、サル、⿃類、その他⿃獣による被害合計、出典:⻑野県⿃獣対策室令和3年度速報値)

「ジビエフリーク」を⾏った令和3年の⻑野県 ⿅⾁販売量は前年の2倍以上となり、令和2年 56,377kg(12,121万円)、令和3年 98,717kg(30,497万円)と、販売額は過去最⾼の数値となった。(⿅⾁販売実績 農林⽔産省統計)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、外⾷頻度が減り、家庭での⾷事の機会が増加、密を避けるためアウトドアアクティビティの⼈気の⾼まりを受け、⾸都圏から地⽅への⼈流が増加している。

そこで⻑野県⿃獣対策室とともに「信州産ジビエ」の新たな消費場⾯を創出し、ジビエが⽇常的に⾷べられる状況の構築のための「ジビエフリーク」の取り組みが、⻑野県のジビエ消費拡⼤に貢献したことを⽰している。

また持続可能な社会の構築に対する関⼼が⾼まるなか、ジビエ⽣産の環境負荷の少なさも魅⼒のひとつとして、ジビエ消費が⻑野県の豊かな⾃然を守ることの⼀助になるということを発信。

デイトナ・インターナショナルでは「獣害問題」へのアプローチだけでなく、株式会社UPDATERと協業した再⽣可能エネルギー「フリークス電気」プロジェクトを通じて、⻑野県内の「耕作放棄地」の解消を⽬的とする施策など、今後も継続的な取り組みを推進していくとしている。

お問い合わせ先/株式会社デイトナ・インターナショナル
https://daytonajp.com/

※掲載している情報は、2023年2月20日時点のものです。

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