『カカオに携わるすべてが幸せであってほしい』の想いから生まれた「LOTTE DO Cacao PROJECT」の第2弾商品が発売開始した。新作チョコレート「DO Cacao chocolate」の発売と同時に、カカオハスクをアップサイクルしたクラフトジンとネクタイも発売した。
ELEMINIST Press
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株式会社ロッテは、1月12日(木)より「LOTTE DO Cacao PROJECT」の第2弾商品である「DO Cacao chocolate」を、ロッテオンラインモールをはじめ、数量限定で販売開始した。
「LOTTE DO Cacao PROJECT」 は『カカオに携わるすべてが幸せであってほしい』という想いから生まれ、これまでパプアニューギニアでのカカオ研究農園づくりや “体験型”カカオ専門店「LOTTE DO Cacao STORE」など、さまざまな取り組みを行ってきた。
今回は、2022年1月に続く、第2弾の商品化となる。同日に、ロッテ浦和工場でつくられるチョコレートの製造過程で出たカカオハスクを活用したアップサイクルの商品として、ロッテ初のクラフトジン「CACAO GIN」に加え、昨年も好評を得ていた「CACAO TIE」の新作も発売した。
「DO Cacao chocolate」は、“品種によるカカオの可能性”をテーマに、一からつくり上げたカカオ研究農園だからこそ実現したチョコレート。1つの品種と向き合い、その個性を引き出したロッテ初の「単一品種(カカオマス中)チョコレート(Single)」と、パプアニューギニア産カカオの特長である酸味やフルーティーさを引き出したチョコレート(Mix)、2つの個性を体験できる2種アソートに仕上げている。
一般的にカカオは、単一品種での栽培が難しいとされている。そこで「LOTTE DO Cacao PROJECT」では、カカオ研究農園の強みである、細かな品質管理を生かしたものづくりとして、単一品種のチョコレートづくりに挑戦した。
Singleは単一品種を使用することで、レーズン感を基調とし、ナッツのまろやかさ、程よい苦みとカカオ感によるバランスの良さを持ったチョコレートに仕上がっており、Mixはレーズン、ベリー、トロピカルフルーツなど、多様なフルーティさが際立つ強いレーズンのような香りが引き立つ。
また、地球にやさしいパッケージを目指し、外箱やトレーにはチョコレートの製造過程で出た「カカオハスク」(カカオ豆の皮)を使用している。
ロッテのチョコレート事業では、原料であるカカオの生産から、生活者の手元に届き体験するまで、そのすべてが、何年経っても持続可能な状態であり続ける未来の実現を目指している。
それに向けての取り組みが「カカオサイクル」だ。2015年から開始した「LOTTE DO Cacao PROJECT」は、ロッテのチョコレート事業の中心で、カカオサイクル実現のための“先行実験の場”となっている。
初年度に引き続き、原料であるカカオ豆の生産をパプアニューギニアでのカカオ研究農園づくりから取り組み、大量生産ではなく、1つずつ手作業でチョコレートに仕上げていくという、こだわりをつめ込んだ「DO Cacao chocolate」をはじめとしたさまざまな商品を展開している。
新たに「アップサイクル」からカカオハスクを有効活用したロッテ初となるジンを登場させたほか「カカオ体験」としてカカオの新たな魅力に触れられる“体験型”のカカオ専門店をオープン。より多角的で、既存事業に縛られない実験的な取り組みを行っていくとしている。
将来的には「LOTTE DO Cacao PROJECT」を通じて得たノウハウなどを、ロッテのチョコレート事業全体の取り組みにおけるカカオサイクルへ生かしていくことを予定している。
新たなカカオの可能性を追求していく「LOTTE DO Cacao PROJECT」では、ロッテ浦和工場でつくるチョコレートの製造過程で出たカカオハスクを有効活用したアップサイクル商品を、異業種の外部パートナーとの共創により開発している。
第2弾となる今回は、カカオハスクを使ったロッテ初となるクラフトジン「CACAO GIN」に挑戦。マイクロブルワリーの新潟麦酒と開発した。ロッテ浦和工場でつくるチョコレートの製造過程で出たカカオハスクを1本(700ml)あたりカカオ豆約400個分使用している。
香り、味わい、見た目など、ジンがもつすべてにカカオの特長を感じられる仕立てに。香ばしさのある「カカオのロースト感」や、軽やかに鼻から抜けていく「華やかな風味」がもたらすジンならではのドライなさわやかさがポイントだ。
さらに、カカオハスクから染料を抽出しボタニカルダイで染め上げたネクタイ「CACAO TIE」をネクタイ専門ブランドgiraffeと開発。カカオハスクから染料を抽出し、ボタニカルダイで染めた絹糸を使用し、京都の丹後にて生地を織っている。
2023年の新作として、チェック柄とドット柄をリバーシブルで着けられるスポット千鳥柄、シンプルな無地のワントーン、胸元で色柄が切り替えになる小紋ペイズリー柄、そして昨年好評だったリーフ柄を加えた4種類のデザインが用意されている。
また今年は、LOTTE DO Cacao STORE限定で、パッチワーク風チェック柄もラインアップに加わった。それぞれ、カカオハスクならではのやさしい色合いが特徴で、ボタニカルダイで染め上げたやさしい色のトーンを生かしたデザインに仕上げている。
お問い合わせ先/LOTTE
https://www.lotte.co.jp/
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