フードシステムに革命を オーツミルク「OATLY」が掲げる“地球のためのToDoリスト”とは

スウェーデン発のオーツミルク「OATLY(オートリ―)」

欧米などで人気が高まっているオーツミルク。2022年9月に首都圏を中心に販売を開始したスウェーデン発の「OATLY(オートリー)」は、コクのあるおいしい植物性ミルクであることに加え、地球環境に配慮してつくられています。“からだと地球にやさしい”と評判のOATLYの魅力に迫ります。

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2022.09.20
Promotion: OATLY

植物性ミルクとして注目のオーツミルクとは

スウェーデン発のオーツミルク「OATLY(オートリ―)」

昨今、スーパーやカフェで植物性ミルクの選択肢が広がってきています。そんな植物性ミルクのひとつが、オーツミルクです。オーツミルクとはオーツ麦からつくられる飲料のこと。食習慣の多様化やアレルギー問題などに対応できるとあって、牛乳の代替品としても注目が高まっています。

そんなオーツミルクを代表するブランドのひとつとして紹介したいのが、2022年9月から日本での正式販売が始まった「OATLY(オートリ―)」です。OATLYはスウェーデンでオーツミルクの製造をはじめたパイオニア。すでに25年以上の歴史がある定番ブランドで、世界20カ国以上の人々に愛飲されているオーツミルク界の“スーパースター”です。

コクがあってクリーミー 「OATLY」はなぜおいしい?

日本ではまだまだオーツミルクになじみのない方も多いかもしれません。しかし「OATLY」について掘り下げてみると、“牛乳の代替品”にとどまらないたくさんの魅力が詰まっていることがわかります。

麦の自然な甘みを引き出す製造技術

OATLYのおいしさについて、ブランドマネージャーの佐藤仁美さんは「使っているのは、北欧産のオーツ麦と菜種油、食塩だけ(※)とてもシンプルな原料でつくられています」と語ります。
(※オリジナルの場合)

オーツミルクの製法はメーカーによって若干の違いがありますが、「OATLY」ではオーツ麦を細かくした後に、酵素を加えオーツ麦の中に含まれているデンプンを分解するプロセスを取り入れています。

これによって、オーツ麦の自然な旨みを引き出すことができているそう。加熱処理や殺菌などいくつかの工程を経てできあがったオーツミルクは、自然な甘みとコクがあってクリーミーな味わい。けれども後味はスッキリしていてクセがなく飲みやすいのが特徴です。きっとこの飲みやすさこそが、長年多くの人々に愛されている理由なのでしょう。 

「OATLY」の本場スウェーデンや世界各国では、オーツミルクヨーグルトやオーツミルククリームなど、オーツ麦を使った幅広い商品も展開しているとのこと。「OATLY」は、25年以上にわたりオーツ麦について開発してきた、いわばオーツ麦の専門家。そういった長年の技術と研究が重ねられ、誰もがおいしいと感じられるオーツミルクがつくり続けられているのです。

植物性ミルクのひとつ、オーツミルクの原料となるオーツ麦

OATLYの原料となるオーツ麦。

食物繊維「βグルカン」を含む高い栄養価

「OATLY」はおいしさだけでなく、栄養価が高い点でも支持を受けています。その特徴のひとつが、血中のコレステロール値を低下させ、満腹感を高めるといった働きをもつ食物繊維βグルカン」が豊富に含まれていること。

佐藤さんによると、これには「OATLY」が生まれたときのストーリーと深いつながりがあるそうです。 

「スウェーデン・ルンド大学の教授が1963年に初めて乳糖不耐症を発見しました。乳糖不耐症は、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてうまく消化ができない症状のことです。そういった方たちが飲めるような、栄養価の高いものを提供できないかと進められた研究が、『OATLY』 誕生のきっかけなんです」 

乳糖不耐症の研究からはじまった「OATLY」のオーツミルク製造。そして、前述した酵素の技術により、オーツ麦に含まれる水溶性の食物繊維「βグルカン」を保持することに成功したのです。オーツミルクと言ってもメーカーにより製造方法が異なるため、多くのβグルカンを含んでいることは「OATLY」の代表的特徴のひとつと言えるのです。

スウェーデン発のオーツミルク「OATLY(オートリ―)」

さらにグラス1杯分(200ml)のカルシウム量は240mg。カロリーは抑えながら、牛乳に近い栄養成分を摂取できるのです。

「オーツミルクは植物性なのでコレステロールは0ですが、糖質は牛乳とさほど変わりません。ただし糖質といっても砂糖由来ではなく、麦由来の自然な糖質です。実はこれが、牛乳のようなクリーミーさや甘さを構成する重要な要素を担っています」(佐藤さん)

動物性原材料は一切使用していないので、ヴィーガンの方にもおすすめ。

地球にやさしい植物性ミルク

もう1つ忘れてはならないのが、オーツミルクは地球にやさしいということ。一般的に、植物性ミルクは牛乳に比べると、使用する土地も排出する二酸化炭素の量も少なく、環境への負担が少ないと言われています。

「ただ同じ植物性ミルクと言っても、アーモンドミルクはアーモンドの栽培に大量の水を使用しますし、栽培には蜂が欠かせない存在で、蜂が少なくなると生態系が崩れるリスクもあります」と、佐藤さん。

また、オーツミルクの人気が急上昇している昨今では、オーツ麦の需要が急速に高まっており、成長促進剤や除草剤を使用している農園があることも事実だそう。しかし「OATLY」は、決してそれらを使わないことを明言しています。

原材料の栽培過程でも環境に配慮して、農家のみなさんとともに、どうしたら再生可能な畑をつくれるか、どうやってオーツ麦を健康的に育てられるか、研究しています」(佐藤さん)

「OATLY」が考える3つのアクション  地球のためのToDoリスト

スウェーデン発のオーツミルク「OATLY(オートリ―)」製造風景

さらに、知られざる「OATLY」の魅力に、サステナビリティに対する揺るぎない信念があります。その目標として掲げられているのが、次の3つの柱。仕事の場面でよく使われる「やることリスト」と同じように、「地球のためのToDoリスト」を掲げているのです。

1. 世界のフードシステムを変えていくこと

2029年までにフードシステムの変革を進めるべく、食べ物を扱う企業としての責任を持ち、持続可能なフードシステムへのシフトを推進しています。具体的には、二酸化炭素の排出量を減らすこと。オーツ麦の栽培から工場での製造工程でも環境に配慮し、生物の生態系を守っていくこと。そして、農家のみなさんの収入を増やすことを挙げています。

「実現できるかどうかはわかりませんが、きちんと目標を設定することが大事だと考えています」と佐藤さん。

ちなみに「OATLY」発祥の地は、2025年までに世界の持続可能なまちづくりのリーダーとなることを目標にしている、スエーデンのマルメ市。そんなサステナブルな街で生まれたことも、「OATLY」の確固たる信念に通じる点があるのかもしれません。

2. 未来の企業として“お手本”となること

工場のシステムを変革し、2029年までに1Lあたりのクライメートフットプリントを70%まで削減すること。地球温暖化に対して危機感を持ち、パリ協定で掲げられている「1.5℃目標」を意識すること。サステナブルかつ効率的で安全であること。従業員の健康的で健全な働き方を守っていくことなどを宣言しています。

3. プラントベースの革命を牽引すること

2029年までに、牛乳として消費されていた29億Lを「OATLY」に変え、最大250万tの二酸化炭素排出量を削減することを、具体的な数値目標として掲げています。世界的に植物性食品が好まれる食習慣にシフトしていることを背景に、「OATLY」ではプラントベースへの革命を牽引することを目指しています。

スウェーデン発のオーツミルク「OATLY(オートリ―)」を抱える男性

このような野心的な目標を達成するために、すでに具体的な取り組みが行われています。例えば、オーツミルクの製造過程で出る残渣の100%を再利用していること。 

「『OATLY』で出るごみの約95%は、オーツ麦の絞りカスや不良品を省いた時に出る麦です。それらにバクテリアを入れてバイオ燃料にアップサイクルし、工場で使っています。その他、動物の飼料に利用したり、土地に撒いて肥料にしたり活用しているんです」

そして、これらの情報をすべて毎年「サステナビリティレポート」として公開しているそう。「サステナビリティレポートには、何割の残渣が何に使われたのか、細かく記載されている」と佐藤さん。そんな透明性の高い企業姿勢も、OATLYの隠れた魅力のひとつと言えそうです。

また、「OATLY」のパッケージはすべて、適正に管理された森林の木材からつくられたことを証明するFSC認証を受けた再生可能なものを使用。ボトルのキャップまで植物由来(サトウキビ)の素材。さらに250mlサイズに使われているストローと、ストローが入った袋も紙製と徹底しています。

そんな細部にまでこだわる姿勢について、佐藤さんは「いずれ、これが世の中のスタンダードになるといいなと思っている」と、話しています。

日本初上陸「OATLY」のラインアップ

スウェーデン発のオーツミルク「OATLY(オートリ―)」日本初上陸 shopping

日本で発売される「OATLY」は、オリジナルとチョコレート味の2種類。サイズは1Lと250mlです。

最後に、9月下旬から日本で発売される「OATLY」のラインアップについて紹介しましょう。今回発売されるのは、プレーンタイプの「オリジナル」と、チョコレートフレーバーの「チョコレート味」の2種類。それぞれ1Lと250mlのサイズが揃っています。一部は、ELEMINIST SHOPでも取り扱っています。

スウェーデン発のオーツミルク「OATLY(オートリ―)」オリジナル1L shopping

水色のパッケージが目印のプレーンタイプ。

おすすめの飲み方について佐藤さんに聞いたところ、「もちろんストレートで飲むのもいいですし、運動後にプロテインの粉を溶かすときに、お水の代わりに使うのもいいと思います」とのこと。「OATLY」には食物繊維の他にもビタミンやカルシウムが含まれているので、プロテインと混ぜることでさらに栄養が豊富になりそうです。

「私が個人的に好きなのは、料理の際にスープに入れる使い方。コクがあるけれどさっぱりした後味になります。いつもよりちょっとヘルシーな料理に仕上げたいときに、牛乳の代替として使うのもおすすめです。またシリアルにかけたり、オートミールを浸してふやかすのもいいと思います」 

スウェーデン発のオーツミルク「OATLY(オートリ―)」チョコレート味 shopping

甘いフレーバーを楽しめる「チョコレート味」。

他にも、パスタやデザート、焼き菓子にも向いているとか。「ふだん使っている牛乳の代わりに、まずは使ってみてほしいですね」と佐藤さん。「OATLY」の成分は牛乳に似ていて、味わいも近いため、料理やお菓子づくりとさまざまなシーンで活用できるそうです。

スウェーデン発のオーツミルク「OATLY(オートリ―)」でつくったパンケーキ

語りきれないほどたくさんの魅力があふれる「OATLY」。でも実際は、パッケージの親しみやすさや飲みやすさから手に取る人が多いとのこと。

キャッチ―で印象的なパッケージは、社内のクリエイティブチームが「楽しくユニークなビジュアルでメッセージしたい」とデザイン。あえて、栄養面や環境問題への取り組みを大きく取り上げることはせず、楽しげな雰囲気を表現しているそうです。

「よくよく背景を探ってみたら、実は栄養価が高くてからだにもいい、その上地球環境にもやさしかった……。そんなギャップに惹かれるファンが世界中に大勢います。 もし、そんな人がいたらすごく信頼できるし、ユニークで面白いなぁって思いますよね」と佐藤さん。

おいしくて楽しくて、そのうえ地球もからだもいたわることができる飲み物「OATLY」。そんな選択肢を、毎日のなかに取り入れてみてはいかがですか。

「OATLY」取扱い店舗

ELEMINIST SHOP
・ナチュラルローソン
・首都圏を中心としたスーパーマーケットおよび一部のコンビニエンスストア
・Amazon、ヨドバシドット・コム等のオンライン販売
※店舗により取り扱いのない店もあります。

※一部の掲載写真のパッケージデザインは国内向け仕様と異なる場合がございます。

※掲載している情報は、2022年9月20日時点のものです。

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