多忙な現代人にこそ試してほしい「アーシング」 自宅で気軽に取り入れる方法を紹介

芝を敷いた鉢

土や草木など自然物に直接触れることで体内のエネルギーバランスを整えられる「アーシング」。「アーシングポット」を使えば自宅で簡単に日常生活へ取り入れることが可能だ。つくり方・活用方法などについて詳しく紹介していく。

ELEMINIST Editor

エレミニスト編集部

日本をはじめ、世界中から厳選された最新のサステナブルな情報をエレミニスト独自の目線からお届けします。エシカル&ミニマルな暮らしと消費、サステナブルな生き方をガイドします。

2021.04.24

慢性的な不調に悩まされる現代人

現代では、さまざまなことが目まぐるしくアップデートされていく。そんな時代を生きるわたし達の生活に、スマートフォンやパソコンはもっとも欠かせない存在となっている。しかし、何気なく使用しているこれらのデバイスから発せられる微弱な人工電磁波を、わたし達は日頃から無意識のうちに浴びているということをご存知だろうか。

ひと昔前よりも便利になったいま、その便利さと引き換えに原因不明の不調を訴える人も増えているという。その原因の一つとして考えられているのが、電磁波の影響である。

素手や素足で直接自然に触れる「アーシング(earthing)」

グラウンディング

Photo by Melissa Askew on Unsplash

そこで、電磁波を浴び続けている現代人に紹介したいのが、「アーシング」だ。

「アーシング」とは、元々は「アース(接地)」という言葉から来ている。その意味は、自動車や大型電化製品の電路と大地をつなぐこと。交流の電気を使うことで発生する強い電圧と電磁波を抑制し、外部へ適切に逃すことによって、通信障害(故障)や感電の防止などを「アース線」で行っている状態を指す言葉である。

しかし今回紹介する「アーシング」は少しニュアンスが違う。「人々が」大地とつながっている状態を示し、素手や素足で直接自然物に触れることを表現した新しい日本語だ。

これを自宅でも行う方法に、スワル株式会社取締役であり、ヨガアシュラムジャパンを主催されているメディテーション講師のニーマル・ラージ・ギャワリ先生が考案した「アーシング・ポット」がある。

「アーシング」の考え方・捉え方

ニーマル先生

ニーマル先生

ニーマル先生は、ネパールでハタヨガやアーユルヴェーダについての博士号を取得されたその道のスペシャリスト。アーシングを多くの方々に薦めてきたのも、アーユルヴェーダの考えが基となるっているためだという。

アーユルヴェーダでは基本となる5元素(5 elements)「空・風・火・水・土」がとても大切だとされており、地球上に存在するもののほとんどは、この5つから成り立っている。これらの自然からのエネルギーがさまざまな形に変化をしながら組み合わさり、私たちの身体にも取り込まれると考えられているため、この5元素に由来するエネルギーのバランスをきちんと整えていくことで不調も改善されていくというのだ。

アーユルヴェーダには5元素のなかからさらに「ドーシャ」と呼ばれる3つの要素、「ヴァータ(空と風のエネルギー)」「ピッタ(火と水のエネルギー)」「カファ(水と土のエネルギー)」が存在していて、「アーシング」によって、このバランスを安定させることができるという。

EAT PLAY WORKSの屋上スペース

今回の取材地、EAT PLAY WORKSの屋上スペース。太陽の光が降り注ぎ、風が通り抜ける気持ちのいい空間(屋上まで行けるのはメンバーのみ。一般の利用は11階と2階)

わたし達人間の体は60〜70%が水で形成されており、微弱な電気信号を通じて脳を働かせたり、筋肉を動かしたり、食べ物を消化・吸収したりしている。かつては素足で大地に触れることで、体内にたまった電気を定期的に放電し、バランスをとっていたが、現代の生活様式ではそれが叶わなくなってしまったのである。

電化製品や電線から発せられる人工的な電磁波に日常的に触れる私たちは、電気が体に停滞することで自律神経の乱れや頭痛、耳鳴りや慢性的な肩こりなどといった症状に悩まされている可能性が高いという。

アーシングを自宅で簡単に取り入れられる「アーシングポット」

芝とバケツ

Photo by ニーマル先生

ニーマル先生のアーシングポット

「アーシングポット」は、ニーマル先生が約20年前にネパールから来日した当時の経験から、アーシングを身近に取り入れるために考案されたアイテムである。

来日当時、常に「何かが足りない!」と感じていたニーマル先生はある日、「東京は土や自然の匂いがほとんどしない」ことに気がついたという。どこにいてもコンクリートだらけで「土に直接触れていないことでストレスが抜けず、身体が全体的に硬くなってしまっている」と気づいたそうだ。

それ以降、「なるべく裸足で土や芝生に直接触れること」を意識しているというが、日本は公園でも「芝や土に触れること」が難しい。そこで土を自分の近くに置いておく方が簡単なのでは?と考え、植木鉢に土を入れ、芝を敷いて「アーシングポット」を自宅でつくり、定期的に「アーシング」を行っているのだ。いまはニーマル先生ご自身のみならず、ご家族全員で実践されているという。

では、その「アーシングポット」のつくり方を紹介していこう。

※掲載している情報は、2021年4月24日時点のものです。

Latest Articles

ELEMINIST Recommends