「寝つきも寝起きも改善された」 エドワーズ壽里が語るプラントベースライフ

ヨガスタジオ「IGNITE YOGA STUDIO」代表 エドワーズ壽里(じゅり)さんに食生活を変えたことによる変化を聞いてみた。気軽に野菜中心の食生活にトライできるヒントが詰まっているので、ぜひチェックしてみてほしい。

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2021.04.27
Promotion: オイシックス・ラ・大地株式会社

プラントベースという言葉は日本社会に浸透したけれど、まだまだ実体験にもとづいた情報に触れられるチャンスはとても少ない。とはいえ、周りのヴィーガンやベジタリアンなどに目を向けてみると、思う存分に日常生活を楽しんでいる印象だ。生きるうえでの指針を持っていることが関係しているのだろうか?

今回お話を聞いてみたのは、明るいポジティブな性格で、型にはまらない生き方に多くのファンを持つ、ヨガスタジオ「IGNITE YOGA STUDIO」代表 エドワーズ壽里(じゅり)さん。「トライアスロン・アイアンマンレースのトレーニング中に野菜中心の食生活へと切り替えた」と語る彼女の実体験を、ぜひ知ってほしい。

「体と地球のために、野菜を食べる選択を」

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Q1. 壽里さんはどんなライフスタイルを送っている?

「1日に最低でも1回は運動することを大切にしています。朝ヨガやランニングをしたり、毎日必ず汗を流すように心がけています。

食生活は、外食をする際にはお酒を含めて制限を設けていませんが、家で料理をする時はベジタリアン料理が多いです。もともとジャンクフードはあまり食べないタイプですが、お酒は飲みます。最近は玄米や野菜、豆腐などを使ったヘルシーな料理をつくることが多いですね」

Q2. エシカル・サステナブルに関して実践していることは?

「個人の生活ではなるべく使い捨てプラスチックを使わず、ごみを出さないように心がけています。現在『IGNITE YOGA STUDIO』ではペットボトルでの水の提供を止めました。その代わりにガラスボトルをレンタルしてもらい、給水するようにしています。持続可能なアクションこそがサステナブルだと思ったため、このような決断をしました」

Q3. ベジタリアン料理を取り入れることになったきっかけは?

「10年前にハワイに住んでいて、当時はヨガのほかにトライアスロンもやっていました。その延長線上で、スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195kmの総距離226kmのアイアンマンレースに出場することに。

そのトレーニング期間の1年間で、食べ物ひいては食生活の重要性を体感したのです。極限状態に追い込むからこそ、体が喜ばないものを食べるとコンディションも整えられませんし、その悪影響は体にもあらわれます。そこで食事に気をつけるようになり、野菜を多く食べるようにしたところ、非常にいい効果を感じられ、いまでは日常生活でもときどきベジタリアンになる選択をしています」

エドワーズ壽里が運動をしている様子

Q4. 食生活を変えて気づいたポジティブな変化は?

「寝つきもよくグッスリと寝られるし、朝もスッキリと起きられます。常に運動をする健康的なタイプでしたが、ベジタリアン料理を日常生活に取り入れたことで、さらに健康になったと実感しています。

ちなみに、私は10年以上も毎日運動をするライフスタイルを送っていますが、学生の頃は不健康だったんです。食生活だけではなく運動のおかげで変わった。当時と比較すると、そう言えると思います」

Q5. 多くの人に知ってほしいヴィーガンやベジタリアンに関することは?

「日本では『ヴィーガンになる=野菜しか食べてはいけない』『ベジタリアンになる=お肉を食べられない』など、それらに対する考え方に“難しさ”を感じます。もし興味はあるけど実践できていない人がいるなら、私はできる範囲でやってみればいいと思っています。

100%ヴィーガンやベジタリアンになる必要はないと思うんですよね。極端な考えで行動をしなくてもいい。大切なのはやってみること。そうすれば、ヴィーガンやベジタリアンとの距離も近づくはずです」

Q6. 気軽に始められることは?

「私はお肉の消費量を減らすことが地球への配慮につながると知ってから、できる限り、お肉を食べる機会を減らそうと思いました。自分が食べるものが地球のためになる可能性があるなら嬉しいですからね。 人それぞれ、きっかけや理由は異なると思います。

しかし、もしも『ヴィーガンやベジタリアンになる=つらい食生活をしなければいけない』という考えがあるなら、食べられるものがたくさんあると知ってほしいですね。ミールキットを使えば簡単ですし、体のためにも地球のためにも、ぜひヴィーガンやベジタリアンに週に数回トライしてみてほしいです」

気軽にヴィーガン料理を作れる「Purple Carrot」

「Purple Carrot」の「豆腐そぼろのビビンバ」(撮影:エドワーズ壽里)

「Purple Carrot」の「豆腐そぼろのビビンバ」(撮影:エドワーズ壽里)

「Purple Carrot」は、1食分の使い切り食材が入ったヴィーガンミールキットを届けてくれるサービスを提供中。これを利用すれば、壽里さんのように運動をする時間を確保しながら手料理をすることも楽しめるはずだ。

ちなみに、ミールキットにはレシピが入っていて、それにしたがって料理をすると約20分で完成する。ヴィーガン料理を食べられるだけでなく、料理をする体験までも提供してくれるのだ。

「おいしいし、簡単だし、最高だなって(笑)。以前は外で何かを食べたり買って帰ったりすることが多かったけれど、いまはコロナの影響で家で料理をする時間が増えました。自分でごはんをつくると体が喜ぶ感じがするんですよね。

でも、野菜を買って、それを細かく切って......そこまでできないときもあるから、ミールキットが手元に届くのは嬉しいです。自分好みの味付けをして、すぐに食べられるのはありがたいなと思います。レシピが付いているのもいいところ。今回は豆腐ビビンバを食べましたが、ケールサラダも大好きです!」(壽里さん)

ヴィーガンとして生活をしている人はもちろんのこと、興味はあるけど野菜中心の食事を送ることに高いハードルを感じている人はぜひ試してみてほしい。

エドワーズ壽里のプロフィール画像

IGNITE YOGA主宰 / Juri Edwards
様々な分野でマルチに活躍する。アメリカやハワイで得た世界観を生かし、クリエイティブにイベントやプログラムをプロデュースしながら、ヨガやマインドフルネスの新しい形を次々と提案し続けている。2015年からlululemon Japanローンチに携わり、イベント戦略に従事。現在は、様々なイベントにも出演し、アスリートのマインドフルネスコーチとしての活動の場を広げながら、原宿にオープンした自身のスタジオIGNITE YOGA STUDIO (igniteyoga.jp) を手がける。(IG: @jurikooo

※掲載している情報は、2021年4月27日時点のものです。

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