「ZENB NOODLE(ゼンブ ヌードル)」は、ミツカンが開発した黄えんどう豆100%でつくられた乾麺だ。この記事では、同商品がプラントベースレシピの食材として優秀な理由を解説。料理研究家・寺井幸也さんと編集部が考案し、インスタライブで実演したレシピも紹介する。
ELEMINIST Editor
エレミニスト編集部
日本をはじめ、世界中から厳選された最新のサステナブルな情報をエレミニスト独自の目線からお届けします。エシカル&ミニマルな暮らしと消費、サステナブルな生き方をガイドします。
2021年も、おうち時間を過ごすことが多くなりそうだ。ならば、少しでも華やかで楽しい時間にしたいもの。そこで今年はチャレンジしてみてほしいのが、プラントベースの料理だ。
プラントベースの料理は、健康的な体づくりのために取り入れる人が増えているが、動物性の原材料を使っていないため環境負荷も低い。ミツカンが開発した乾麺「ZENB NOODLE(ゼンブ ヌードル)」を使えば、黃えんどう豆100%のうま味によって料理がより味わい深くなるはずだ。
今回は、料理研究家・寺井幸也さんとELEMINIST編集部が考案したプラントベースのレシピを紹介する。さらに簡単なアンケートに回答すると抽選で5名に「ZENB NOODLE」が当たるキャンペーンも実施中。この機会にぜひプラントベース料理に挑戦してみてほしい。
まずは、「ZENB NOODLE」がプラントベース食品として優れている3つの理由を解説しよう。
「ZENB NOODLE」は、ミツカンが開発した「ZENB」シリーズの商品の一つ。このシリーズでは、野菜や豆、穀物などの植物原料を可能な限り使い、素材のおいしさと栄養を“ぜんぶ”閉じ込めた食品を展開している。
「ZENB NOODLE」の原材料は、黄えんどう豆100%だ。うす皮まで使っており、豆の味わいをギュッと凝縮。つなぎや添加物を入れていな独自製法の麺は、とっても歯ざわりがよい。
「ZENB NOODLE」1食あたりの糖質は、日常的に食べている主食と比べて30%以上カットされている。たんぱく質は13.7gとうどんの1.8倍、食物繊維は14.2g(※1)で、一日の目標摂取量の半分以上も摂れる(※2)。
※1 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より。
※2 食物繊維の 1 日あたりの摂取量は、「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」の「18〜64 歳の男性・女性」の値。
黄えんどう豆のうま味が溶け込んだゆで汁も立派な食材になる。ゆで汁と材料を合わせて、おいしいソースの絡むパスタにしたり、好きな具材を入れて付け合わせのスープにしたりできる。捨てるものがないことも、エシカルなポイントだ。
12月19日、ELEMINISTのInstagramアカウントによるライブ配信で、「ZENB NOODLE」を使ったプラントベースの料理を実演。人気料理家の寺井幸也さんとELEMINIST編集部が、オリジナルレシピを披露した。
寺井さんが考案してくれたのは、「ゴロッと野菜の赤鍋パスタ」で、一方のELEMINISTは「アボカドクリームパスタ」を提案。トマトの赤とアボカドの緑がそれぞれ鮮やかだ。
寺井さんが考案してくれた「ゴロッと野菜の赤鍋パスタ」は、長時間ゆでても伸びないZENB NOODLEの特徴を活かしている。
寺井幸也さん/2015年より「幸也飯」としてケータリング事業をスタートし、大手企業やイベントケータリングを数多く手がける。彩り豊かな料理がInstagramで人気を博し、企業コラボのレシピ開発や雑誌のフードスタイリングなど「食」を起点にした多彩な活躍で業界内外から注目される。
・ZENB NOODLE…1束
・にんにく…3片
・オリーブオイル…大さじ1
・サツマイモ…80g
・にんじん…60g
・じゃがいも…1個
・フルーツトマト…2個
・芽キャベツ…6個
・赤玉ねぎ…1/2
・ゆで汁…400cc
・ヴィーガンチーズ…適量
〈調味料〉
・無添加野菜コンソメ…4.5g
・濃縮トマトペースト…18g
・中濃ソース…小さじ2
・チリソース…大さじ1
・ハーブソルト…小さじ1
下ごしらえ
・ZENB NOODLEを5分間ゆで、ゆで汁400mlは残しておく。
・サツマイモ、にんじん、じゃがいも、フルーツトマトを乱切りにし、芽キャベツは半分にカット、赤玉ねぎは2cm幅にくし切りにする。
1. 鍋にオリーブオイルとつぶしてからカットしたにんにくを入れ、弱火にかける。
2. 1の油がふつふつと沸いてきたら、フルーツトマト以外の野菜をすべて入れ、10分ほど炒める。
3. 2のサツマイモがほんのり黄色くなってきたら、フルーツトマトも加えて軽く炒め混ぜる。
4. 3にゆで汁と調味料を入れ、フタをしてさらに10分煮込む。
5. 4のサツマイモやにんじん、じゃがいもに火が通ったら、サッと水で洗ったZENB NOODLEを入れる。
6. 最後にヴィーガンチーズを絡めて完成!
旬野菜を皮ごと使うことで、捨てるところがない。じっくり煮込んでも崩れず、野菜の香りがスープにしっかり移って最後まで楽しめる一品になる。
「ZENB NOODLEは長めにゆでても伸びないから、こんな煮込み料理にも活用できます。できあがったら鍋ごとテーブルに置いて、家族や友人と囲みながらアツアツを楽しんでください。野菜は違う種類のものでも楽しめますよ」(寺井さん)
編集部から紹介する「アボカドクリームパスタ」は、フライパンひとつでできる簡単レシピだ。
・ZENB NOODLE…1束
・にんにく…1片
・ホワイトマッシュルーム…3個 ※ほかのきのこでもOK
・植物性ブイヨン…1個
・水…200cc
・アボカド…1個
・無調整豆乳…150cc
・オリーブオイル…適量
・塩…適量
1. オリーブオイルとスライスしたにんにくをフライパンに入れ、香りが立つまで中火で炒める。火加減は最後まで中火をキープする。
2. スライスしたホワイトマッシュルームを1に加えて炒める。
3. 2に水を加え、植物性ブイヨンを入れて溶かし、ZENB NOODLEを入れて5分煮る。
4. ボウルにアボカド半量を入れてスプーンでつぶし、豆乳を入れる。(フライパンの中で行ってもOK)
5. 4をフライパンに入れ、沸騰させないように気をつけながらよくかき混ぜる。
6. 残りのアボカドもサイコロ状に切って6に入れ、軽くかき混ぜる。
7. 塩で味を整え、盛り付けてからお好みでレッドペッパーを振って完成!
水を200ccしか使わず、洗い物も最小限のフライパンひとつでできる。
なめらかなソースを仕上げるには、オリーブオイル、ブイヨンの油、豆乳をよく混ぜてなじませ、乳化させることが肝心。「ZENB NOODLE」からゆで汁に溶け出した豆のうま味をソースに活用できる。ブイヨンとマッシュルームのうま味と香りがおいしい一品だ。
ライブ配信中、視聴者からは「おいしそう!」「お腹が空いてきた!」といったコメントが寄せられた。
「ゆでる時には塩は要りますか?」「麺は豆の味がするんですか?」という質問には、「麺にはうま味があるので塩は要りません。豆の味ではなくて香りがほのかに立つので、他の素材もしっかり味わえます」と寺井さんが試作を重ねるなかで感じた「ZENB NOODLE」の魅力と特徴を伝えていた。
レシピは、プラントベースではない食材でも代用できる。「プラントベースだから」と構えずに、気軽にチャレンジしてほしい。
ZENB NOODLE(1袋:80g × 4食) 792円
今回紹介したのは、ともにイタリアンベースのパスタレシピだが、「ZENB NOODLE」は焼きそばやフォーなど、和食・洋食・中華・エスニック料理の味付けにもアレンジできる。大切な家族や友人とのホリデーの華やかなディナーには、ぜひメニューの主役として活用したい(現在オンラインでのみ購入可能)。
ミツカンには、1804年の創業当時に捨てられていた酒粕を「もったいない」と活用して赤酢を生み出したストーリーがある。
時は経って2018年、「未来ビジョン宣言」を策定し、「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えていく社会」「未来を支えるガバナンス」を10年先へ向けた3つの約束として、食の未来を担う企業の姿勢を打ち出した。「ZENB」はその宣言を体現しつつも、「おいしい」と「カラダにいい」をともに叶える今後の食のあり方への布石となる存在なのだ。
サステナブルな思いから始まった企業が打ち出した、未来のサステナブルな食品を今年のディナーの主役に、楽しく人にも地球にも健康的なホリデーを過ごそう。
文/二橋彩乃、編集/ELEMINIST編集部
ELEMINIST Recommends