雑食、ときどきヴィーガン がんばらない菜食主義「パートタイムヴィーガン」の生活 

パートタイムヴィーガンとは「可能なときだけ肉や魚を食べないヴィーガン」という意味。友達や家族が自分のポリシーをなかなか理解してくれないと、どうも心が折れてしまいがち。だけど、無理なく続けられるこのスタイルなら、誰でも今日から簡単に始められる。

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2020.10.23
SOCIETY
学び

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パートタイムヴィーガンとは

パートタイムヴィーガンとは、「ときどき雑食、ときどき菜食」なゆるいスタンスのヴィーガンという意味。環境問題や動物のため、肉や魚ををやめてみたいけど、なかなか最初の一歩が踏み出せない。

それなら無理せず、朝ごはんだけとか、おやつだけとか、一部だけでもヴィーガンにシフトしてもいいのでは。ヨーロッパだとすでにスタンダードで、無理なく簡単に続けられるとあって、健康管理目的の人も積極的に取り入れているスタイルだ。

いきなり毎日3食完璧な菜食主義者になると、栄養バランスを考えるのが大変だし、周りの人があなたへの接し方がわからなくなり、困惑してしまうかもしれない。

「食事に誘わない方がいいのかな?」と思われ距離を置かれたり、「野菜だけだと体に悪い」と諭され根負けするのはよく聞く話。日本ではヴィーガニズムはまだまだ一般的ではないから、わかってほしい人たちから理解を得るのは、まだまだ時間がかかりそうだ。

いまある人付き合いも、自分の気持ちも両方大事にしたいなら、100%完璧を目指すより、自分にとってちょうどいい方法を試してみるのがベスト。ちょっとずつ安心して食べられるお店を開拓してみたり、ヘルシーな食材を揃えたりして、楽しみながらトライできる。

さまざまな種類の人参

Photo by Gabriel Gurrola on Unsplash

継続のコツは、がんばりすぎないこと

家族と一緒に住んでいたり、会社では同僚とのランチを断りづらい環境だったりすると、自分のポリシーを貫き通すのはなかなか大変。それなら、できるときだけヴィーガンにして、できないときは無理しない。自分にやさしく、ゆるくはじめられるのだ。

たとえば、毎日のおやつを卵・乳製品なしのものに変えてみる。ヴィーガンおやつは、コンビニでも意外と簡単に手に入る。和菓子やうす塩味のポテトチップスは、植物性原料100%のものが大多数で、小腹が空いたときの強い味方だ。

もしパッケージに「タンパク加水分解物」と書いてあったら注意が必要。これは旨味を出すのに使われる添加物で、原料に乳タンパクが使われていることがある。買い物の度にいちいち原材料をチェックするのが面倒だったら、フルーツやナッツ類、焼き芋にしておけば間違いない。

長期的な目線で、マイペースに

ヴィーガンの多くは、段階を経て少しずつ自分のライフスタイルを確立している。信頼できる食べ物が売っているお店や、栄養バランスが取れそうなレシピを探したり、服や化粧品の原材料のことを調べたり、毎日の生活をエコ寄りに変えていくには時間がかかるかもしれない。

けれど、そういったステップの一つひとつは、環境や動物の保護だけではなく、自分自身の未来を守ることにもつながる。自分が心地よく暮らせるやり方を、ゆっくり見つけていこう。

※掲載している情報は、2020年10月23日時点のものです。

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