9月19日(土)と20日(日)、柏の葉T-SITEにて「サステイナブルデイ」が開催。トークショー「stasher × 田中菜月 スタッシャーではじめる発酵食」では田中菜月さんが水キムチを紹介。田中さん直伝のレシピをここに紹介しよう。
ELEMINIST Editor
エレミニスト編集部
日本をはじめ、世界中から厳選された最新のサステナブルな情報をエレミニスト独自の目線からお届けします。エシカル&ミニマルな暮らしと消費、サステナブルな生き方をガイドします。
調理に必要な道具は、「stasher(スタッシャー)」だけ。ジッパー付きの食品用保存容器で、プラスチックフリー。何度も使えるのが特徴だ。
今回紹介するのは、 白菜と梨、リンゴとキュウリの水キムチのレシピ。
リンゴとキュウリの水キムチ
◎材料
白菜と梨/リンゴとキュウリなどの野菜と果物……500g
お米のとぎ汁……475g
自然塩……25g
◎つくり方
1. お米のとぎ汁に塩を加えて溶かす。
2. 野菜は洗って水気を切り、漬けやすい大きさに切る。分量外の塩をかるくまぶす。(塩で軽くもむ)
3. スタッシャーに野菜を入れ、1を入れる。(旨味をさらに加えるなら、分量外の昆布、煮干し、生姜、ニンニクなどを加える)
4. 常温で1、2日置き、発酵を促す。
◎保存期間
冷蔵庫で約2週間保存可能。
意外と簡単。そう思った人もたくさんいるのでは?
「発酵食は誰でも簡単に挑戦できます。たくさんの失敗を繰り返しながら、新しい発見と出会うことに楽しみがあるのです。だから、たとえ間違えたとしても気にしないで、どんどん改善していってみてくださいね」と田中さん。
そう、発酵食は、気軽に始められるほどハードルが低いのだ。
田中さんは「捨てるという考えがない発酵食に惹かれている」という。
地球に暮らしてきた人々が、食料の保存にまつわる失敗を笑って吹き飛ばしながら無駄を減らす試行錯誤をしたからこそ、発酵食は生まれたのかもしれない。
「どんな世界になっても、まずは、わたし、そして家族、まわりの人たちがごきげんに生きられるヒントが発酵生活にはあると信じています」と、田中さんは教えてくれた。
自分の家でも楽しめるサステナブルなことはたくさんある。この「水キムチ」をつくった後は、地球への想いを広げるためにSNSでシェアするのもいいかもしれない。誰でも簡単にできる、ということにふれながら。
SNSに投稿するときは、「#エレミニスト発酵食」「#エレミニスト水キムチ」などのハッシュタグもぜひつけてほしい。他の人のつくり方や活用方法を見る楽しみが広がるはずだ。
田中菜月さん
田中菜月/発酵活動家(ferment activist)
発酵を通して、「じぶんの平和を、じぶんの手で」を届けていく、そんな楽しくてやわらかな平和活動家。
2011年、発酵と出会い、その日からナウシカの地下室さながら、自宅で発酵三昧の日々が始まる。
2015年、「醸し、醸され~春うらら~♡」で初の発酵展。現在のべ1,000人が参加した発酵実験室「N’s Hakko Lab」や食べる断食「ゆるだん」主宰。
Instagram:https://www.instagram.com/natsuki_hakko/
HP:http://beautyflow.sunnyday.jp/
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