リジェネラティブ・オーガニック認証を取得した日本酒がパタゴニアから登場　自然酒とランチを楽しむイベントも開催

パタゴニア プロビジョンズからリジェネラティブ・オーガニック認証を取得した日本初の日本酒が発売

アウトドア企業パタゴニア・インターナショナル・インクの食品部門「パタゴニア プロビジョンズ」は、日本で初めてリジェネラティブ・オーガニック認証を取得した日本酒「やまもり2025」を、12月11日（木）に発売する。

1996年にバージン・コットンを100％オーガニックへ転換したことを皮切りに、2017年には他団体とともに「リジェネラティブ・オーガニック認証」を創設したパタゴニア。2025年11月時点で世界46か国の約340ブランド、約2,750製品が、リジェネラティブ・オーガニック認証を受けている。

2025年７月には水田稲作ガイドラインの制定に日本支社が協力し、米作における土壌改善と持続可能な生産の普及を後押しした。

パタゴニア日本支社は2016年から食と農業分野での取り組みを進め、2021年より３事業者とともに国内初の同認証取得を目指してきた。今回、協働先である福島県郡山市の仁井田本家が醸造する自然酒「やまもり2025」が正式に認証を取得した。

リジェネラティブ・オーガニック認証には、仁井田本家の農薬・化学肥料を使わない水田稲作や水源・山林管理、労働環境整備など、自然再生と社会的公平性を重視した取り組み評価がされたという。「やまもり2025」は、日本で初めてリジェネラティブ・オーガニック認証を受けた日本酒となった。

麹米・掛け米には同社自社田で栽培したリジェネラティブ・オーガニック認証米「雄町」が100％使用されており、自社山の杉でつくった木桶で仕込まれている。

精米歩合85％、汲み出し四段仕込みにより、甘味・旨味・酸味が調和した複雑な味わいが特長で、柑橘系の爽やかな香りや、燗酒で際立つ木桶由来の酸も楽しめる日本酒だ。

商品概要

「やまもり 2025」

「やまもり2025 ミニ」

リジェネラティブ・オーガニック自然酒祭

日本初のリジェネラティブ・オーガニック認証取得を祝い、食の未来を語り自然酒とランチを楽しむ「食の未来ダイアローグ」や、生産者や料理人、研究者延べ20名が登壇し約200名が集う「水田稲作文化トークセッション」、organ紺野 真シェフによる自然酒ペアリングコースなど、様々なイベントが開催される。

お問い合わせ先／パタゴニア日本支社
http://www.patagonia.jp