SDGs支援のためにグローバル規模で活動する「#TOGETHERBAND」のジャパン・アンバサダーに、音楽プロデューサーの小林武史氏が就任した。小林氏はサステナブルな消費や暮らしのあり方を提案する「kurkku(クルック)」のプロデューサーも務めている。
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kurukku プロデューサー 小林武史氏
スイスに本拠地を置く総合金融グループUBSと、サステナブル・アクセサリーをデザイン、生産するイギリスの社会的企業BOTTLETOPによる共同プロジェクト「#TOGETHERBAND」のジャパン・アンバサダーに、音楽プロデューサーの小林武史氏が就任した。
#TOGETHERBANDはSDGsを支援するプロジェクト。ジャパン・アンバサダーに就任した小林武史氏は、サステナブルな消費や暮らしのあり方を提案する「kurkku(クルック)」のプロデューサーも務めている。
インドの農家支援を目的としたアーティストコラボTシャツの販売や、日本唯一のサステナブルファーム「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」の運営など、その活動の幅は多岐にわたる。
Goal 15 : LIFE ON LAND (左から) Pair of Classics 5,000円、 Pair of Minis 2,900円
#TOGETHERBANDには、SDGsそれぞれのゴールを表した17色のリストバンドから、任意の色を購入することで参加できる。リストバンドは2本1組になっていて、片方を身近な人に手渡すことで、色が表すゴールへの思いをわかち合うことができる。これにより、関心の輪を広めることを目指しているのだ。
リストバンドは、サステナブルな素材とエシカルな生産工程によってつくられており、売り上げはUBSオプティマス財団などを通して開発目標に関連した活動などに充てられる。
また#TOGETHERBANDの収益金は、「#TOGETHERBANDファンド」を経て、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応のために、その50%を「WHOのための新型コロナウイルス感染症連帯対応基金」と国境なき医師団に寄付する。残りは#TOGETHERBANDの受益者と開発目標のための活動などに使われる。
Goal 04 : QUALITY EDUCATION Pair of Classics 5,000円
同プロジェクトの公式アンバサダーに日本の著名人が就任するのは初めてのことだ。これまでにはデイヴィッド・ベッカム、ナオミ・キャンベル、アンバー・ハードなどがアンバサダーを務め、プロジェクトに参加している。
小林氏が就任する「ジャパン・アンバサダー」は、従来のアンバサダーのように1つの目標を担当するのではなく、開発目標17つすべての理念を日本国内に浸透させることを目指す役割だ。
今回の就任にあたり、小林氏は以下のようにコメントを寄せている。
「サステナビリティは、もはや環境愛好家や活動家のためだけのキーワードではなくなりました。
我々が住んでいる地球のあり方含めて、どのような道筋でいまに至っているのかを把握し、それを近年もっとも牽引してきた経済や金融からの視点を持って、未来をREクリエイトしていく必要があると考えています。
今回の取り組みはそのビジョンを明確にしていく取り組みのひとつになると思っています」
UBSのジャパン・カントリー・ヘッドである中村善二氏は「今後は小林武史さんと協力して、日本におけるSDGsのさらなる理解促進に努めてまいります」と意気込みを語っている。
BOTTLETOPのオリバー・ウェイマン共同創立者も「日本人初の、17の目標すべてのアンバサダーであるジャパン・アンバサダーをどなたにお願いするかを考えたとき、小林さん以外の人選は考えられませんでした。
小林さんと一緒に持続可能な開発目標を日本でもっと広めていきたいと思っています」と大きな期待を寄せている。
これまで数々の音楽や企画を世に送り出し、日本で認知力、影響力の高い小林氏が活動に加わることで、プロジェクトが国内に広がるのはもちろん、小林氏ならではのアイディアや手法で幅広い活動が期待できそうだ。
問い合わせ先/kurkku
http://www.kurkku.jp/
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