株式会社KURKKU(クルック)が、小売店とファッションデザイナー・クリエイターが力を合わせたプロジェクト「サステナブル・ファッション・サークル」を発足した。第一弾では、ANREALAGEやコムアイといったアーティスト5名とコラボしてサステナブルTシャツを製作・販売する。
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株式会社KURKKU(クルック)が、「サステナブル・ファッション・サークル」を発足させた。これは、小売店とファッションデザイナー・クリエイターが力を合わせ「サステナブルはファッショナブルである」という価値観を広めるムーブメントだ。
第一弾プロジェクトとして、ANREALAGE、WALNUT、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、minä perhonen、森本千絵(goen°)の5名のデザイナー、アーティストとコラボ。インド農家の支援となるサステナブル素材「プレオーガニックコットン」でTシャツをつくる。
7月29日に三越伊勢丹オンラインストア、PARCO ONLINE STOREにて先行販売を開始。8月5日から11日までは、伊勢丹新宿店、渋谷PARCOにて同時ポップアップショップが開催される。8月下旬にはNANO UNIVERSEで展開していく予定だ。
継続的にサステナブルな商品を通じて、社会課題や姿勢を発信し、消費者に気づきや共感を得てもらうことが、「サステイナブル・ファッション・サークル」の目的。
名称の「サークル」は人が集まる集団としてのいわゆる“サークル”であり、さまざまな立場の視点や想像力を使って思いやることがサステナブルな姿勢とした上で、多様な人や考えが円く調和した象徴としての“サークル”を意味している。
Tシャツの素材となる「プレオーガニックコットン」は、株式会社KURKKUが伊藤忠商事株式会社と協業で取り組むオーガニック栽培移行支援プログラム「プレオーガニックコットンプログラム」によるもの。
コットン生産者は、殺虫剤などの農薬により健康被害、土壌汚染、借金といった問題を抱えている。その課題を乗り越えるためのサポートとして、プログラムではオーガニック農法を指導し、オーガニック認証をサポートしながら移行期間の綿を買い取っている。
Tシャツの売り上げの5%は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下で苦しむシングルペアレンツと子ども達を支援する活動に寄付される。寄付先は8月5日に発表予定だ。
問い合わせ先/サステナブル・ファッション・サークル
https://www.sustainablefashioncircle.com
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