地元の食材を再発見 「ベジアイコンプロジェクトちば」販売所が道の駅多古などにOPEN

株式会社みんなのごはんは、ベジタリアン・ヘルシー志向の消費者向けに県産農産物を広める「ベジアイコンプロジェクトちば」を進めてきた。7月22日に、県内2箇所にプロジェクトで扱う食品を販売する売り場をオープン。ピーナッツバターなど地元の野菜や果物を使った加工品が並ぶ。

ELEMINIST Press

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2020.08.04
SOCIETY
学び

エシカルマーケティングとは? メリットや実例をわかりやすく紹介

野菜・果物使った「ちばのおいしい食」を広める 「道の駅多古」などに売り場OPEN

並べられた「ちばのおいしい食」

株式会社みんなのごはんでは、成田空港活用協議会からの受託事業の一環として、訪日客やベジタリアン・ヘルシー志向の消費者向けに「ちばのおいしい食」を広める「VEG-ICON PROJECT CHIBA(ベジアイコンプロジェクトちば)」を進めている。

今回このプロジェクトによるベジタリアン向けの食品売り場が、道の駅多古(多古町)とフレッシュマートおおくぼ(成田市)に7月22日にオープンした。

消費者に食材をわかりやすく伝える「ベジアイコンプロジェクトちば」

Love Boatピーナッツバター

Love Boatのピーナッツバター

このプロジェクトでは、千葉県産農産物等を使用した「ちばのおいしい食」に、ベジタリアン・ヴィーガンマーク「VEG-ICON」をつけることでわかりやすく表示し、ヘルシー志向の消費者が買いやすい環境をつくっている。

地方の有名なお土産や、地方農家がつくった加工品のなかには、動物性食材を使用していない、いわゆるベジタリアンやヴィーガン対応の商品がたくさんある。そうした特徴が消費者に伝わらないことで、手を伸ばす機会を逃していることに目をつけたプロジェクトだ。

販売商品には、やちまたよしくら(八街市)の「Love Boatピーナッツバター」、株式会社バラの学校(館山市)の「ローズスパークリングウォーター」、クッチーナ・トキオネーゼ・コジマ(富里市)の「シーズニングスパイス」などが並ぶ。

ベジタリアンやヴィーガンの人も、そうでない人も同じテーブルに座り、洗練された食事をともに体験することができる状態を目指し「食べ物でひとりぼっちにさせない」という思いがコンセプト。消費者のメリットだけを追求するのではなく、県内事業者に対し、良質な商品の新たな販路開拓を提供することも目指している。

問い合わせ先/VEG-ICON PROJECT CHIBA
https://veg-iconproject.jp/

※掲載している情報は、2020年8月4日時点のものです。

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