CO2が発生しない水素焼レストランって？「くらしのサス活」キャンペーンで当たるおいしい賞品

未体験のおいしさと環境へのやさしさ　水素焼とは？

気候変動よりも、気候危機という言葉が一般的になってきた。それほど地球の状態は深刻で、気候危機の回避は喫緊の課題。「2050年カーボンニュートラル」として世界的な取り組みが進むなか、東京都では2022年３月に、水素エネルギーの普及拡大に取り組むための「東京水素ビジョン」が策定された。脱炭素社会の実現のための柱として、いま、使用時にCO2を出さない水素エネルギーが注目されている。

そんな背景のなか、2024年４月に世界でも珍しい水素焼レストランとして、東京都港区にオープンしたのが「icHi（いち）」だ。水素焼とは、水素を燃焼させて食材を調理する新たな調理法。100％専焼用水素コンロを使用して、調理が行われる。これまで人類は火を使うために薪や炭を利用してきた。そして、天然ガス、LPガスに進化してきたが、水素を活用して調理する事例は世界にまだないという。

水素焼では、調理中にCO2が排出されない。水素コンロの製造を手がけるH2&DX社会研究所によると、「飲食業界は、CO2削減のためのグッズがなかったこともあり、CO2削減の意識が乏しい業界」だった。しかし、水素調理の誕生によって、「世界の飲食シーンからCO2をなくす」ことが現実味を帯びてきた。

また、水素調理のメリットは、環境にやさしい点だけでない。水素は無臭のため、食材にニオイが付着することなく、食材本来の旨味を楽しめる。さらに、通常のガスの燃焼温度が1800℃であるのに対し、水素の燃焼温度は2500℃と高く、焼き上がりが早い。

空気中の酸素と結合して水蒸気になるため、燃焼部分の湿度が高いのもポイント。外側はカリカリ、中はジューシーという、水素焼ならではのおいしさは、従来の調理法とは一線を画す。食材本来の味わいを楽しめる特別なおいしさと、環境へのやさしさを両方実現しているのが、水素焼なのだ。

「icHi」には水素コンロのほか、水素から電気をつくるための燃料電池も設置されているそうだ。発電の際にCO2は発生しておらず、店内照明などの電源に活用することで、調理時以外にも環境への配慮がされている。おいしいだけでなく、グリーンであることも重視する。まさに、未来のスタンダードになり得る飲食店である。

水素焼レストラン食事券も当たる！「くらしのサス活」キャンペーン実施中

この夏も、三井不動産レジデンシャル等による「くらしのサス活」キャンペーンが始まった。キャンペーンの内容は、日常生活のなかで手軽に実践できるCO2削減アクションを行い、応募することで、特別な体験や素敵なアイテムが当たるというもの。

賞品のひとつには、今回紹介した水素焼レストラン「icHi」の食事券もラインアップされている。ワインペアリングと水素水がセットになった「水素焼コース」は、水素焼で調理された鶏肉をメインとしたコース。従来の方法で調理された同一食材の食べ比べも提供してもらえる。「焼き上がりが異なることを実感」「これまで、食材そのものの香りを勘違いしていた気がする」など、驚きの声が寄せられている。水素焼のためのワインペアリングもあり、水素焼の魅力をたっぷり体感できる内容だ。

同キャンペーンは、2024年８月31日まで。日常生活で簡単に取り入れられる「サス活リスト」のなかから１つでもアクションを行えば、誰でも応募できる。実践の様子を写真に撮って専用フォームから送るだけでいいので、気軽にチャレンジしてみよう。サス活リストや賞品のラインアップは、下記の専用ページから確認を。

「くらしのサス活」キャンペーン
応募期間：2024年７月１日（月）～８月31日（土）まで
応募方法：「くらしのサス活」を実践して、写真を専用フォームから送るだけ。
応募条件：「くらしのサス活」のうち、どれかひとつでも実践した方なら、どなたでも何度でも応募OK。たくさんサス活を行えば、当選確率アップ！