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リペアやリメイクをおこなう「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロ スタジオ)」。ベルリン、NY、ロンドンなどで展開してきたが、このたびアメリカの4店舗でもオープン。世界17店舗での展開となった。
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ユニクロ・ソーホーNY店
いまある服のリペアやリメイクをおこなう、ユニクロの「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロ スタジオ)」。ドイツのベルリンからはじまったこの「RE.UNIQLO STUDIO」は、2店舗目を2022年にアメリカのNYソーホーで、3店舗目をロンドンのリージェントストリートで展開してきた。そしてこのたび、アメリカの4店舗でも展開を開始した。
新しくオープンしたのは、NY5番街、ビバリーヒルズ、シカゴのステートストリート、フロリダのディズニー・スプリングスの4店舗。アメリカでの1店舗目となったNYソーホーの店を入れると、全5店舗の展開となる。
「RE.UNIQLO STUDIO」は、これまで世界9か国でサービスを提供してきたが、今回のアメリカでの新店舗を入れると全部で17店舗となる。
アメリカの「RE.UNIQLO STUDIO」でできるリペアのメニューは、ジーンズやセーターの穴、ほつれ、シャツのボタン変更など。ダウンジャケットの穴やほつれのリペアも可能で、料金はいずれも5ドル(約700円)だ。
日本人が運営するロンドン拠点のパターン・縫製スタジオ「Studio Masachuka(スタジオ・マサチュカ)」を招いたイベントがおこなわれるなど、日本の伝統的な刺繍を利用したリメイクなども紹介し、長く着つづけられるアイデアを提案している。
また、リペアのほかに、不要となった服を地元のコミュニティに寄付できる「リユース」、新しい服に再利用する「リサイクル」もおこなわれている。
ユニクロでは、以前よりパンツの丈を短くするお直しサービスをおこなっており、リペアのスキルを持ったスタッフがいるそうだ。そのため、今回の「RE.UNIQLO STUDIO」のオープンにあたっても、最小限の投資で済んでいるのだとか。
ユニクロは今後もリペアの市場が拡大するとみて、「RE.UNIQLO STUDIO」を増やしていくようだ。
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