カナダ発のエシカルブランド「Pela Case」が開発したスマホケースは、環境にやさしい独自素材「Flaxstic」を使用し、土に埋めれば自然に還るのが特徴だ。ほぼすべてのメーカーのスマホに対応し、カラーバリエーションも豊富。同社によるとプラごみ19tの削減に寄与したという。
小嶋正太郎
農家 / 編集者
元ELEMINIST副編集長。2021年7月に東京から瀬戸内海に浮かぶ因島へと拠点を移す。高齢化で運営困難になった八朔・安政柑農園を事業継承し、農家として活動中。
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カナダ発のエシカルブランド「Pela Case(ペラケース)」は、スマホケースの販売で人気を集めている。AirPodsやApple Watchの専用ケースを取り扱い始めるなど、ラインアップも豊富だ。
どの商品も耐久に優れ、自然に還る仕様に。これが「Pela Case」の最大の特徴である。
自分の好みに合わせてスマホケースを購入する人はたくさんいるが、通常は安価なプラスチックが素材として採用されているため、自然に還ることはほぼ不可能。リサイクル率も決してよくはないという。
そんなところに目をつけて、「Pela Case」は亜麻のわらをバイオポリマーに組み込んだ独自素材「Flaxstic」を開発した。
これは製造過程で排出される二酸化炭素を約60%も抑えられ、耐久性にも優れている。コンポストができる点も見逃せない。
すでに多くの人から支持を集めている「Pela Case」だが、それはラインナップの充実さによるところが大きいかもしれない。色だけでなくデザインの種類も豊富だ。
対応しているスマホは、ほぼすべて。AppleやGoogle、Samsung、Huaweiのありとあらゆる機種で使うことができる。「Pela Case」のECサイトから、日本への発送も可能だ。
「Pela Case」は環境保護に取り組む非営利団体「1% for planet」に加盟し、売り上げの1%を寄付している。
ちなみに、同社の2018年のレポートによると、「Pela Case」が販売したスマホケースにより、海に流されたり埋め立てられたりするはずだったプラスチックを19tも削減することができたとのこと。
また、「Pela Case」は「Pela 360 Program」という古いスマホケースの回収、リサイクルサービスも提供していて、2020年はこれをさらに強化していくことを発表している。生産過程の見直しも実施し、必要であれば、工場に自然エネルギーを開発するインフラを整備することも約束している。
サステナビリティが重視される時代において、もっとも環境にやさしいスマホケースは彼らの商品だと言っても過言ではないだろう。
Pela Case
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4,180円
※2021.03.05現在の価格です。
差し込み口のところはどのような形状になっていますか?
Pela Case
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4,180円
※2021.03.05現在の価格です。
お疲れ様です素晴らしいアイホンケ-スをありがとうございます。
参照元:Pela Case
https://pelacase.com/
文/小嶋正太郎、編集/ELEMINIST編集部
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