ドール初「バナナの量り売り」量販店で開始 “バナナの皮”はLFCコンポストで堆肥化

バナナは必要な量だけ購入 ドールが量販店に「バナナ専用秤」を設置し量り売り

株式会社ドールは、バナナが産地で生産され、消費者が食べる過程で、人や社会、地域、環境などにやさしいエシカルな取り組みを行い、その価値をつないでいく「バナナエシカルバリューチェーンプログラム」を開始した。

このプログラムは、環境省「令和４年度 地方公共団体および事業者等による食品廃棄ゼロエリア創出の推進モデル事業等」にも採択されている。

第一弾の活動の目標は、フルーツロスとプラスチックごみの削減。ドール初となる「バナナの量り売り企画」と、バナナの皮を原料に家庭でコンポスト（堆肥）をつくる「コンポスト企画」を実施する。

今回の「量り売り企画」では、袋包装されていないバナナを必要な量だけ量り売りで販売することで、家庭での食品ロス、さらにプラスチックごみの削減を目指す。

量販店と提携し、ドールのバナナ専用秤を設置。秤に裸のバナナを置き、重さと価格が画面に表示されたらラベルをプリント。

そのラベルを備え付けの専用紙袋に貼ってレジへ持っていくことで購入できる。量販店で実現が難しかった量り売りの環境をドールが整えることで、消費者、量販店のそれぞれにとって利用しやすいサービスを実現した。

バナナの皮を含む生ごみを微生物の働きで分解・熟成「コンポスト企画」実施

「量り売りバナナ」を含む、税込1,000円以上を購入し、応募した人のなかから選考で、バナナの皮などの生ごみを微生物の働きを活用して分解・熟成させることで堆肥をつくる「コンポスト企画」も同時に実施する。

当選者は、送られてくるLFCコンポストを使って、３ヶ月ほどかけてバナナの皮などの生ごみを使った堆肥づくりに参加。堆肥ができたら、家庭菜園で使用するか、指定の培土製造会社に送ると果物や野菜がプレゼントされる。

＜量り売り企画・コンポスト企画実施店舗＞

カスミ BLANDE 研究学園店／ヤオコー 和光丸山台店／イトーヨーカ堂 アリオ北砂店／いなげや blooming bloomyららぽーと立川立飛店／イオン 津田沼店／ヨークベニマル 横塚店／ヨークベニマル 宇都宮テラス店／イズミ LECT店／マルエツ 板橋店（９/８より開始）
※コンポスト企画は一部実施をしていない店舗あり

お問い合わせ先／株式会社ドール
https://www.dole.co.jp/