Photo by 内藤貞保
「世界文化社」が、天明2年に刊行されたレシピ本をパワーアップさせた『大原千鶴の「新・豆腐百珍」』を6月17日から発売した。現代版の『豆腐百珍』として、現代風にアレンジされたレシピと料理研究家である大原氏のオリジナルのレシピを、100個掲載している。
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上から餅田楽、桜海老田楽
「世界文化社」が、豆腐を主役に据えたレシピ本『大原千鶴の「新・豆腐百珍」』を、6月17日から発売した。「豆腐百珍」は、天明2年(1782)に刊行され、大人気を博したレシピ本だ。
現代版の『豆腐百珍』として、ごはんのおかずや汁物、酒肴まで、豆腐だけを使った現代風にアレンジされたレシピと、かねてより「豆腐好き」を公言する料理研究家である大原氏のオリジナルのレシピを、100個掲載している。
家庭で日常的に親しまれた料理から、見た目が美しいもの、変わった調理法などをランク別に紹介している。
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パルミジャーノ白味噌煮
2015年のSDGs採択以降、個人の生活においても、利便性や贅沢よりも安らぎや心地よさ、そして社会や環境に対して「いいつながり」を求める傾向が生まれてきている。
植物由来のタンパク源である豆腐とその仲間(油揚げや厚揚げ、おからなど)はこれからの時代、もっと活用されるであろう持続可能な食材で、ウェルビーイングな暮らしに賢く取り入れたい食材のひとつだ。
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うどん豆腐 焼き鴨添え
「うどん豆腐」は、「真のうどんとうふ」という名前で『豆腐百珍』のなかでも最上級の「絶品」にランクインしているレシピ。同書では、「うどん豆腐 焼き鴨添え」として現代風にアレンジしている。
豆腐を細長く切ってうどんに見立てたこの料理はインパクトも抜群で、大原氏も以下のようにコメントしている。
「うどん豆腐を初めてつくったとき、豆腐をこんなふうに切って食べても豆腐やもんねと思っていましたが、食べてみるとあれ?なんか脳がうどんだと感じてる?糖質オフとは思えない満足感に驚きでした。」
豆腐は水を多く含んでいるので、ほとんどの料理に水きりが必要だ。どのくらい水気をきるかででき上がりが変わり、適切な水きりがされていないと途中でどんどん水が出てきて味がぼやけてしまう。
そこで、同書では豆腐のみずみずしさを味わう料理から揚げ物、和え物まで、レシピごとに水きりの加減を3段階に分けて表記している。
株式会社世界文化ブックス
大原千鶴の「新・豆腐百珍」
1,485円
※2021.06.21現在の価格です。
お問い合わせ先/世界文化社グループ
https://www.sekaibunka.com/
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