2020年5月18日より、「Green Monday」が、アジア発祥のプラントベースミート「OmniMeat(オムニミート)」の販売を日本で開始した。東京の有名ヴィーガンレストラン「菜道」でメニューを導入し、2020年夏以降、大手外資系5つ星ホテルでのメニュー採用も決定している。
ELEMINIST Press
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「Omni Meat(オムニミート)」は、2018年より香港で販売を開始し、アジア圏をメインターゲットとして展開されるプラントベースミート(植物代替肉)だ。「カラダも地球もよろこぶ、休肉日を。」をコンセプトに、豚肉代替商品として栄養価が高く、環境にやさしい100%植物由来でつくられている。
豚肉はアジアでもっとも消費されており、日本の消費率は牛肉の2.2倍で、食肉の全体の41%を占める食材だ(2016年Green Mondayマーケット調査)。
日本で豚肉を1kgつくるためには、約6,000Lの水が必要だといわれ、畜産業における環境負荷は、水問題以外にも温室効果ガスや地下水汚濁(おだく)などさまざまな点が指摘されている。そのためオムニミートは、豚肉に着目し、カナダの研究チームと協同で2年の歳月をかけて誕生した。
「(前略)2020年、東京は世界大都市気候先導グループ(C40)に気候変動対策都市のひとつとして署名をしました。(中略)Green Mondayは、レストランやシェフとの協力により『オムニミート』を使った創造的で素晴らしい料理が生まれることを楽しみにしています。サステナブルでおいしく、健康的な食が日本のグルメシーンでニューウェーブとなることを期待しています」
OmniMeat 1kg 1,590円/アリサン有限会社
*2021年1月15日追記
商品名が「オムニポーク」から「オムニミート」へと変更。豚肉に限らず肉類全般の代替品として展開を進めるため変更された。
問い合わせ先/Green Monday
http://omnipork.co/jp
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