パークハイアット東京では、これまで自然資源を未来につなげるサステナビリティへの取り組みを推進してきた。活動の一環として、ホテルでは世界で初めてMSC(海洋管理協議会)認証のタイセイヨウクロマグロの提供を開始し、サステナブルシーフードの使用を今後拡充させていく方針だ。
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パークハイアット東京が、ホテルとしては世界で初めて、MSC(海洋管理協議会)認証のタイセイヨウクロマグロの提供をスタートさせた。メニューには、MSC認証水産物であることを示すMSC「海のエコラベル*」が表示されている。
*海洋管理協議会の定めた基準を満たし、水産資源と環境に配慮し適切に管理された、持続可能な漁業で獲られた天然の水産物の証。
かねてより海洋環境保全の重要性を考え、自然資源を未来につなげる「サステナビリティ」への取り組みを推進してきたパークハイアット東京、今回のサステナブルシーフードの採用は、そうした取り組みの一環だ。
2014年8月にハイアットグループ全体としてサステナブルフード推進の方針が発表されて以来、パークハイアット東京では、トレーサビリティ*のシステム構築とスタッフの意識向上に努めてきた。
*食品などの生産元や流通経路が追跡可能な状態のこと。
2015年5月には、国内ホテルとして初めてMSCおよびASC(水産養殖管理協議会)のCoC認証*を取得した。
*加工、流通過程を通じて確実に認証品を管理するトレーサビリティ制度。
現在では館内で使用する魚介類の約35%をサステナブルシーフードが占めている。こうした姿勢に共感した株式会社臼福本店の協力により、貴重な食材の優先調達が実現した。
株式会社臼福本店が漁獲するタイセイヨウクロマグロは、2020年8月にクロマグロ漁業として初となるMSC漁業認証を取得。かつてワシントン条約会議で絶滅危惧種指定の検討対象にもなったタイセイヨウクロマグロが認証を受けたことは、水産業会でも国内外で大きなニュースとなった。
今年10月からは、ホテル内レストラン「ニューヨークグリル」で「サステナブル中トロのグリル トマトと山葵チャツネ ライム」の提供が開始され、今後は館内の他のレストランでの使用も検討されている。
パークハイアット東京は、食材に止まらず、カトラリー、梱包材、厨房機材などまで視野に入れ、環境保全への貢献に取り組み続けるとしている。
パーク ハイアット 東京
電話番号
03-5322-1234
住所
〒163-1055 東京都西新宿3-7-1-2
問い合わせ先/パークハイアット東京
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/park-hyatt-tokyo/tyoph
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