
丸大食品が、NoMy Japanが販売する発酵麹素材を原料として用いた商品開発に着手。麹菌をバイオマス発酵して得られる次世代型たんぱく質で、製造工程におけるCO2排出量が極めて少ない点が特徴だ。

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「食を通じて人と社会に貢献する企業」を目指す総合食品メーカーの丸大食品株式会社(大阪府高槻市)は、NoMy Japan株式会社(東京都港区)が販売する発酵麹素材を原料として用いた商品開発に着手した。
同社では、中期経営計画において掲げる「次なる成長に向けた取り組み」として研究開発戦略を推進している。基盤事業だけでなく中長期的な視点に立ち、将来の社会が直面するであろう課題に対し、その解決に貢献する革新的な技術と新たな価値の創出に挑んでいる。
世界的な人口増加や気候変動などの課題により、国内における食料自給率の向上は国家の優先課題とされている。
同社では、将来にわたる安定的なたんぱく質供給を見据えた「次世代たんぱく質」の研究開発に注力し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。
今回のNoMy Japanとの取り組みはその一環であり、同社が有する独自技術や知見と丸大食品の研究開発力を掛け合わせることで、新たな価値を持つたんぱく質で社会の課題解決を目指す。
NoMy Japanの発酵麹素材は、麹菌をバイオマス発酵して得られた次世代型たんぱく質。製造工程におけるCO2排出量が極めて少なく、環境負荷の少ないサステナブルな素材といえる。
また、日本で古来より親しまれ、日本の食文化の基盤を作ってきた麹菌を使用しているため、消費者受容が見込まれる、旨みの多いたんぱく質でもある。
丸大食品では発酵麹素材を有望なたんぱく質素材と位置づけ、さまざまな商品への活用を検討していく。
代替たんぱく質の分野では、大豆ミートや培養肉、昆虫食など、いずれも「受け入れられるかどうか」が普及の壁になってきた。味や食感の再現度に加えて、食べ慣れていないという心理的な距離がある。
その点で麹は、味噌、醤油、酒、漬物と、日本人が何百年も口にしてきた微生物だ。新規の素材でありながら、すでに食文化の中にある——消費者受容という最大のハードルを、出発点で下げている。ハム・ソーセージを主力とするメーカーが次世代たんぱく質に踏み込む選択として、理にかなった組み合わせといえる。
丸大食品グループは「日々の活動に精一杯の真心を込め、誠意を尽くすことにより、社会に貢献します」という経営理念のもと、サステナブルな社会の実現を目指すとともに、美味しさと健康を追求し、安全で安心な食品を通して幸せな食生活に貢献していくとしている。
問い合わせ先/丸大食品株式会社
https://www.marudai.jp/
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