【読者プレゼントあり】「川を汚さない洗剤を」から55年、変わらないものづくりの姿勢|サラヤ ヤシノミ洗剤

サラヤの「ヤシノミ洗剤」
ELEMINIST SELECT いいものセレクション

1971年に誕生した、サラヤの「ヤシノミ洗剤」。高度経済成長期、洗剤による河川の汚染が社会問題となるなか、「川を汚さない洗剤を作ろう」という想いから開発された。ヤシの実由来の植物性洗浄成分を使い、無香料・無着色。洗ったあとの排水にも配慮する。いまでこそ共感を集めるこうしたものづくりも、当時は決して当たり前ではなかった。それでも55年間、ヤシノミ洗剤が大切にしてきた基本的な考え方は変わっていない。

ELEMINIST Editor

エレミニスト編集部

日本をはじめ、世界中から厳選された最新のサステナブルな情報をエレミニスト独自の目線からお届けします。エシカル&ミニマルな暮らしと消費、サステナブルな生き方をガイドします。

2026.10.20
Promotion: SARAYA

原点は「きれいにするための洗剤で、環境を汚していいのだろうか?」

サラヤの「ヤシノミ洗剤」

ヤシノミ洗剤が誕生した1971年は、日本が高度経済成長の只中にあった時代。当時は安価で洗浄力の高い石油由来の合成洗剤が広く使われていた一方、排水処理の仕組みも十分ではなく、洗剤を含む生活排水による河川の汚染が社会問題となっていた。川が泡立ち、死んだ魚が浮かぶ光景も、決してめずらしいものではなかったという。

「ものをきれいにするための洗剤が、環境を汚しているのはおかしい」。そう考えた創業者は、「川を汚さない洗剤を作ろう」と開発に乗り出した。

そこで選んだのが、創業当時から扱っていたヤシの実由来の植物性洗浄成分だ。また、洗浄に必要のない香料や着色料も加えないことにした。植物由来の原料から色やにおい、不純物を取り除くには精製工程が必要となり、その分コストもかかる。それでも無香料・無着色を貫くために、精製度の高い原料を選んできた。ヤシノミ洗剤の無色透明な姿には、そんな原料へのこだわりも表れている。

ヤシノミ洗剤には、誕生から変わっていない3つのポイントがある。

1 ヤシの実由来の植物性洗浄成分であること
2 無香料・無着色であること
3 洗ったあとの排水が微生物によって素早く分解され、地球に還ること


55年前に掲げた「川を汚さない洗剤」という原点は、いまもヤシノミ洗剤のものづくりの軸となっている。

「知らなかった」から始まった、ボルネオ島での環境保全

サラヤの「ヤシノミ洗剤」

ヤシノミ洗剤にとって、大きな転機となったのが2004年。ある環境番組から、原料のひとつであるパーム油をめぐる取材依頼が届いたことだった。

当時、マレーシア・ボルネオ島では、パーム油の原料となるアブラヤシ農園の拡大によって熱帯雨林が減少し、野生動物の生息地が失われるなどの問題が起きていた。サラヤはそれまで洗剤を使ったあとの排水には目を向けていたものの、原料が作られる場所で何が起きているのかまでは把握できていなかったという。

「知らなかったことは正直に話そう。そして、知った以上はきちんと調べ、できることから対策をしていこう」。そんな考えで取材に応じたが、放送で大きく取り上げられたのは「知らなかった」という部分だった。放送後、サラヤには批判が集中。いわゆる“炎上”状態になったという。

それでも、問題から目を背けることはしなかった。本当に何が起きているのか調べ、知れば知るほど、パーム油をめぐる問題は単純ではないことが見えてきた。

世界で生産されるパーム油の多くは食品に使われ、用途は多岐にわたる。私たちの暮らしは、すでにパーム油なしでは成り立たないほど、その恩恵を受けている。また、生産国にとっては、人々の暮らしを支える重要な産業でもある。

さらに、生産効率の高いパーム油をほかの植物油に置き換えれば、より広い農地が必要となり、新たな環境破壊につながる可能性もある。単純に「使わない」という選択で解決する問題でもないのだ。

サラヤが洗剤に使用するパーム油の量は、世界全体から見ればごくわずか。それでも、「量が多いか少ないかではなく、使っている以上は自分たちも関わっている」と考えた。

こうして2004年から、サラヤはボルネオ島の環境保全に取り組み始めた。2005年には、立ち上げ直後の「RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)」に、日本に籍を置く企業として初めて参加。同時に、自分たちが知ったことや、そこから何を考え、どう行動しているのかを発信するようになった。

さらに2007年からは、ヤシノミ洗剤をはじめとする対象商品の売上の1%をボルネオ島の環境保全活動に寄付。商品を選ぶ人も一緒に参加できる仕組みをつくった。

原料を植物由来にすれば、それだけで環境に配慮した商品になるわけではない。その原料がどこで、どのようにつくられているのかまで目を向けること。テレビ取材をきっかけに知った問題は、ヤシノミ洗剤のものづくりを原料の“その先”まで広げる転機となった。

食器用洗剤で日本初、40年以上前から詰め替えを当たり前に

サラヤの「ヤシノミ洗剤」と詰め替えパック

いまでこそ、洗剤やシャンプーを詰め替えて使うことは当たり前になった。しかし、その習慣がまだ一般的ではなかった40年以上前から、ヤシノミ洗剤は詰め替え用の商品を販売してきた。

きっかけは、「中身がなくなるたびにボトルを捨てるのはもったいない」というシンプルな発想だった。ボトルは石油から作られる大切な資源だ。それなら、中身だけを補充して同じボトルを繰り返し使えばいい。ヤシノミ洗剤は、日本で初めて食器用洗剤の詰め替えパックを発売し、詰め替えて使うという選択肢を提案してきた。

ボトルを長く使うという考え方は、デザインにもつながっている。かつて大きく商品名が書かれていたボトルは、キッチンに置き続けても空間になじむよう、思い切って商品名を目立たなくし、ステンドグラスを思わせるヤシの木のデザインへと変更。繰り返し使うボトルだからこそ、長く使い続けたくなるものへと変わっていった。

現在も、容器をめぐる挑戦は続いている。2025年には、プラスチック使用量を削減する紙製の詰め替えパックを発売。回収した紙パックを新たな素材として活用するアップサイクルにも取り組み始めている。

「ヤシノミ洗剤は変わっていない。変わったのは生活者の価値基準」

SDGsが少しずつ浸透し、環境への配慮や植物由来の原料に価値を感じて商品を選ぶ人はめずらしくなくなった。しかし、ヤシノミ洗剤が誕生した55年前は、決してそうではなかった。植物由来の原料はコストが高く、「環境配慮でものは売れない」と言われることも多かったという。

そんななかでも、ヤシノミ洗剤を必要とする人たちがいた。誕生当初から大切にしてきた「手肌へのやさしさ」が学校給食の現場で評価され、「家庭でも使いたい」という声を受けて家庭用の商品も誕生。その後は、「手が荒れにくい」という口コミに支えられてきた。環境への配慮が商品の価値として伝わりにくい時代にも、使い心地を理由に選び続ける人たちがいたのだ。

「ヤシノミ洗剤には長い“冬の時代”がありました。それでもずっと、手肌へのやさしさという一点では評価していただいてきたんです。環境への配慮を理由に選んでいただけるようになったのは、体感ではここ10年くらい。そこから売上も大きく伸びました。でも、55年間、コンセプトも考え方も、プロダクトも変わっていません。変わったのは、生活者の意識や価値基準です」と、サラヤの廣岡氏は振り返る。

55年前から大切にしてきたものはそのままに、現在は考え方をランドリーシリーズへと広げ、洗浄力を求める声に応えた「ヤシノミ洗剤 プレミアムパワー」も展開している。ヤシノミ洗剤はこれからも、使う人に寄り添いながら、よりよい選択肢を届け続ける。その考え方に共感してくれる人がいる限り。

【Editor's Point】55年間支えられた「手荒れしにくい」の声

SNSもない時代から、主婦たちの「手が荒れなくていい!」という口コミに支えられてきたヤシノミ洗剤。洗浄成分の濃度は16%と、一般的な食器用洗剤の約半分程度だ。油汚れはあらかじめ拭き取り、洗剤は必要な分だけ使う。洗剤をたくさん使って油ごと流すのではなく、洗い方そのものから環境への負荷を減らすのがヤシノミ流だ。

無香料・無着色で、洗浄に必要のないものを入れない潔さもいい。そして、精製度の高さゆえの無色透明な見た目もきれい。毎日使うものだからこそ、こんな小さな“いい”も選ぶ理由のひとつになる。

【読者プレゼント】ヤシノミ洗剤セットを10名様にプレゼント

サラヤの「ヤシノミ洗剤」と「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」

本記事で紹介したヤシノミ洗剤に、ヤシノミ史上最高の洗浄力を誇る「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」をセットにして、10名様にプレゼントします。ヤシノミ洗剤の魅力を実際に使って体験してみませんか?

プレゼントキャンペーン詳細

「ヤシノミ洗剤+ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」セットを10名様にプレゼント。
※商品はELEMINIST編集部よりお送り致します。

●2026年11月19日(木)まで
●ご応募方法:下記の応募フォームでアンケートにご回答、必須項目にご入力ください。
●当選連絡:当選者には、2026年11月下旬頃にELEMINIST編集部(
edit@eleminist.com) よりメールにてご連絡させていただきます。

※掲載している情報は、2026年10月20日時点のものです。

    Read More

    Latest Articles

    ELEMINIST Recommends