自然栽培農場「グランビスタファーム サッポロ」 収穫野菜使った限定メニュー発売

北海道のリゾートホテル「札幌パークホテル」は、自社農場「グランビスタファーム サッポロ」で収穫した野菜を使用したメニューを、期間限定で順次販売する。2014年から始めた自社農業では、肥料や農薬を一切使わず、環境にやさしい方法で自然栽培し、地域文化の継承と創造に取り組んでいる。

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2020.08.25
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自社農場「グランビスタファーム サッポロ」の野菜でつくるパスタやサングリア

グランビスタファーム サッポロの様子

北海道のリゾートホテル「札幌パークホテル」は、自然栽培の自社農業「グランビスタファーム サッポロ」で収穫した野菜を使用したメニューを期間限定で順次販売する。

野菜とベーコンのトマトパスタ

野菜とベーコンのトマトパスタ 1,650円(8月22日〜9月15日※1日限定10食)

同ホテルは、運営元である株式会社グランビスタ ホテル&リゾートのプロジェクト“共有価値創造活動「Shaping the Global Future」”に取り組んでいる。

このプロジェクトは、ブランドステートメントである「地域の価値で、未来を変えていく。」を具体化したもので、グランビスタファーム サッポロもその活動の一環だ。

トマトのブリオッシュ

トマトのブリオッシュ 250円(〜8月31日)

体にやさしい収穫したての自然栽培野菜を使用したメニューとして「野菜とベーコンのトマトパスタ」や「トマトのブリオッシュ」、トマトそのものの味を楽しめるカクテル「サングリアロッソ」を発売予定だ。

ホテル若手社員が農業体験で気づく食の尊さ

収穫前のミニトマト

グランビスタファーム サッポロは2014年に札幌市内中心部に位置する最後の楽園と呼ばれる「小別沢」に開園し、今年で7年目を迎える。

開園当初より肥料や農薬は一切使用せず、土や植物本来の持っている力を最大限に引き出す「環境にやさしい農法」での自然栽培を実践。

運営には若手社員が中心となって参加し、農業体験を通じて「食の安全の大切さ」や「作物を育てる喜び」を学ぶ食育の機会になっている。

さらに、同ホテルで婚礼を挙げる新郎新婦が自ら野菜を育て、披露宴のメニューに取り入れたり、野菜が多く採れた日にはホテルにマルシェを設置して来館客に販売したりするなど、活用方法はさまざまだ。

サングリアロッソ

サングリアロッソ 1,400円(〜8月31日)

地産地消に貢献すべく地域の野菜を活用する飲食店やホテルは珍しくなかったが、これからは自社農業を体験し社会課題に寄り添うというのも、企業が取り組むサステナブルな取り組みの一つになってくるのかもしれない。

札幌パークホテル

電話番号

011-511-3131

住所

〒064-8589 北海道札幌市中央区南10条西3丁目1番1号

問い合わせ先/札幌パークホテル
https://www.park1964.com

※掲載している情報は、2020年8月25日時点のものです。

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