スターバックスが新自社農園「バレー オブ ボルケーノ農園」にて初めて収穫した豆を新発売

グアテマラ バレー オブ ボルケーノ 商品写真

スターバックス コーヒー ジャパン株式会社は、2024年10月より新たに自社農園に加わった「バレー オブ ボルケーノ農園」で初めて収穫したコーヒー豆を、12月26日(金)に「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」で発売した。

ELEMINIST Press

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2025.12.31

スターバックス新自社農園「バレー オブ ボルケーノ農園」の初収穫豆が販売スタート

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、2024年10月より新たに自社農園に加わった「バレー オブ ボルケーノ農園」で初めて収穫されたコーヒー豆「グアテマラ バレー オブ ボルケーノ™」の販売を、「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」にて12月26日(金)よりスタートした。

バレー オブ ボルケーノ農園 写真

中米・グアテマラのアンティグア地方に位置する「バレー オブ ボルケーノ農園」は、アグア火山・フエゴ火山・アカテナンゴ火山という3つの火山に囲まれた谷に広がる農園だ。

北と西に自然保護区域が隣接しているため、自然環境に寄り添ったサステナブルなコーヒー栽培が求められる地域であり、また火山性の肥よくな土壌や、標高・気候の多様性に恵まれていることから、さまざまな研究・検証に取り組むには理想的な環境を備えた農園でもある。

バレー オブ ボルケーノ農園 写真

現在、世界のコーヒー生産の多くは小規模生産者によって支えられており、スターバックスが購買するコーヒーもまた、50万軒以上の農園の大半が小規模生産者で構成されているという。一方で、小規模生産者は気候変動による収量の不安定化、肥料や資材の高騰、生産性向上につながる技術・情報へのアクセスの難しさといった、多くの課題に直面している。

このような課題と向き合い、より持続可能な未来をともに築いていくため、スターバックスは「バレー オブ ボルケーノ農園」を研究拠点として活用することを宣言している。

具体的には、土壌の健全性を維持するための取り組みや、森林や農業との共生を目指す“アグロフォレストリー”の研究、気候変動の影響を受けやすい小規模生産者も取り入れやすい生産モデル開発など、多角的な研究が進められる予定。

また、水資源の有効活用方法や、加工の家庭で発生する副産物の再利用といった循環型アプローチなど、生産現場の課題に寄り添う実践的取り組みも計画されている。

商品紹介

「グアテマラ バレー オブ ボルケーノ™」

グアテマラ バレー オブ ボルケーノ 商品写真

コーヒー豆 100g (量り売り専用豆) 1,710円、ブリュード コーヒーTallサイズ 880円(店内利用)/864円(テイクアウト)

「グアテマラ バレー オブ ボルケーノ™」は、「バレー オブ ボルケーノ農園」で初めて収穫・販売される特別なコーヒーだ。上質なアーモンドを思わせるやさしいコクと、キャラメルさながらの甘みが長く続く、なめらかな口あたりに仕上がっている。

初年度の収穫量は限られており、「ロースタリー 東京」のみで味わうことが可能。なくなりしだい終了予定なので、早めの来店がおすすめだ。

お問い合わせ先/スターバックスコーヒージャパン株式会社
http://www.starbucks.co.jp/company/summary/

※掲載している情報は、2025年12月31日時点のものです。

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