ヴィーガン・グルテンフリー飲食店検索サービス「VEGAN MANIA」が正式リリース 地図検索や投稿機能を強化

ヴィーガンマニア ロゴ画像

株式会社plant planetは、ヴィーガン・グルテンフリーに対応する飲食店が検索できるサービス「VEGAN MANIA」を、12月4日(木)に正式リリースした。地図検索やユーザー投稿、店舗情報の共同編集機能を強化し、最新情報をみんなで更新できるサービスとして運営していく。

ELEMINIST Press

最新ニュース配信(毎日更新)

サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。

2025.12.15

ヴィーガン・グルテンフリー対応の飲食店検索サービス 「VEGAN MANIA」正式版がリリース

ヴィーガンマニア ロゴ画像

株式会社plant planetは、ヴィーガンおよびグルテンフリー対応の飲食店検索サービス「VEGAN MANIA(ヴィーガンマニア)」をリニューアルし、正式版を12月4日(木)に公開した。

試作版から大幅に機能を拡張しており、現在地周辺の店舗を地図上で直感的に検索できるほか、「お気に入り」機能やリスト共有機能など、利便性を高めている。

プラントプラネット 店舗外観

同社は2020年12月、東京都港区白金台にヴィーガン料理専門店「PLANT PLANET(プラントプラネット)」を開業し、2024年3月に学芸大学へ移転・リニューアルしている。

同店の運営を通じて、利用者から「外出先でヴィーガン対応店を見つけるのが難しい」といった声を多く受けたことから、より実用的な検索サービスの必要性を感じ、開発に着手したという。

ユーザー参加型で最新情報を維持

正式版の「VEGAN MANIA」では、地図検索や条件絞り込み、全国店舗検索に加え、利用者が体験談や応援メッセージを投稿できる「ベジ活投稿」機能を搭載。さらに大きな特徴として、日本全国の誰もが店舗情報の新規登録・編集を行える点が挙げられる。

試作版では約2,000件の店舗が登録されたが、閉店や営業時間変更など、飲食業界の変化は速い。運営側のみで情報更新を行うには限界があるため、ユーザー同士が協力しながら最新情報を保ち、「みんなでつくるサービス」を目指すとしている。

「口コミ」ではなく「ベジ活」

同社は、従来の上下関係を連想させる「口コミ」「レビュー」という表現に、かねてから違和感をもっていたという。

「VEGAN MANIA」では、口コミ・レビューという表現を用いず、体験談や応援メッセージを「ベジ活」と命名。ヴィーガン・プラントベース・グルテンフリーへの関心が高まる一方、飲食店の厳しい経営環境を踏まえ、「感謝が伝わる投稿文化を育てたい」としている。

収益はサーバー・開発維持費に 広告は非表示方針

相馬一斗氏 写真

PLANT PLANETオーナーシェフ/VEGAN MANIA CEO・相馬一斗氏

同サービスは、会員登録を行えば基本機能をすべて無料で利用可能。ユーザー体験を損なうとして、バナー広告は原則非表示とする方針を採用している。

その一方、サービス維持のための開発・運用コストは増大することから、月額450円のサポーター制度「VEGAN MANIAメンバーズ」を新設。1万人限定の月額会員制度で、応援バッジや追加機能の提供などを予定している。なお、会費はすべてサービス運営に充てられるという。

同社は「ユーザーとともに育てるサービス」を理念に掲げ、「VEGAN MANIA」を通じて日本の菜食文化の発展と、飲食店と利用者をつなぐ新たなエコシステムの構築を目指すとしている。

お問い合わせ先/株式会社plant planet
https://plantplanet.jp/

※掲載している情報は、2025年12月15日時点のものです。

    Read More

    Latest Articles

    ELEMINIST Recommends