海洋プラスチックと植物を素材にしたサンダル「Oxeani(オクシアニ)」が8月18日から期間限定で、沖縄唯一の百貨店「デパートリウボウ」で販売されている。2017年にポルトガル人デザイナーによって設立された同ブランドは、2019年にはISPO優秀賞を受賞している。
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海洋プラスチックと植物を素材に制作したサンダル「Oxeani(オクシアニ)」が、8月18日より沖縄唯一の百貨店「デパートリウボウ」で発売開始された。販売は3Fの「シューズガーデン」で、8月31日までの期間限定となる。
海洋プラスチック問題の解決へ新たな一歩を踏み出した「Oxeani」は、2017年にポルトガル人デザイナーのアントニオ氏を中心に設立されたフットウェアブランドだ。
海岸沿いを子どもたちと散歩することが好きだったアントニオ氏は、そこに打ち上げられたプラスチックごみに長年心を痛めていたという。
そこで、30年以上にわたるフットウェアプロダクトデザイナーとしての経験を活かし、海洋プラスチックごみのサンダルをアウトソールの素材としてアップサイクルさせることを思いついた。
さらに、よりサステナブルなプロダクトにするべく、各パーツに植物由来の素材を採用する方針を立てた。その後、数々の試行錯誤を重ねた末にサンダルが完成し、2019年には世界最大のスポーツ用品見本市「ISPO」で優秀作品を受賞した。
海洋プラスチックごみを素材として活用するのは至難の業だった。ありとあらゆる種類のプラスチックが含まれており、分別は困難を極めた。また、種類の異なるプラスチックは溶ける温度が異なることも大きなネックとなった。
数多くの試行錯誤をエンジニアと繰り返すなかで、プラスチックを裁断し、天然ゴムと特別な配合で混ぜ合わせる方法を見出した。
さらに植物由来の素材も活用するにも努力が必要だった。耐久性に優れたレザーに変わる素材を探して巡り合ったのが、パイナップルを原料としたピニャテックだ。
ヴィーガンでありながら、エコで耐久性にも優れ、まさに求めていた素材との出会いだった。
Oxeaniは、高い品質にも最大限に配慮している。ポルトガルとアイルランドで長年デザイナーとして活躍してきたアントニオ氏は、その人脈をフル活用し、国際的ラグジュアリーブランドと同じ工場でサンダルを制作している。
販売詳細
販売場所:
デパートリウボウ3F「シューズガーデン」
沖縄県那覇市久茂地1-1-1
開催期間:8月18日(火)〜31日(月)
営業時間:10:00〜20:00
問い合わせ先/Oxeani Japan
https://oxeani.jp
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