UCC上島珈琲株式会社は、ハワイ島にある「UCCハワイコナコーヒー直営農園」で栽培され、発酵により豊かな風味を引き出す精製プロセス「アナエロビコ」を採用したハワイコナコーヒーを、8月14日(木)に発売する。
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UCC上島珈琲株式会社は、ハワイ島にある「UCCハワイコナコーヒー直営農園」で栽培され、発酵によって豊かな風味を引き出す精製プロセス“アナエロビコ”を採用したハワイコナコーヒーを、UCC公式オンラインストアおよびUCCグループによるコーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカドー」などにて、8月14日(木)より販売される。
なおこのコーヒーの日本での販売は年に一度のみであり、限定数量が完売した場合、年内の購入は不可能とされている。
アナエロビコの精製過程。空気にふれないよう密閉し、無酸素状態にする
UCCグループでは「ひとりでも多くの人においしいコーヒーを届けたい」という創業精神のもと、コーヒーの栽培から原料調達・研究開発・製造加工・流通・販売に至るまで、コーヒーに関わるバリューチェーン全体をグローバルに事業展開している。
また、「よりよい世界のために、コーヒーの力を解き放つ」をパーパスとして、コーヒーの新たな可能性を追求し、ジャマイカ、ハワイでの直営農園経営や、各産地での環境保全活動、農家への栽培支援を行うなかで、コーヒーの新たな価値の創造に挑戦すべく、新たな品種の育成や精製にチャレンジし続けている。
とくに、ハワイ島西部の標高460m付近に、1989年に開設された「UCCハワイコナコーヒー直営農園」は、ハワイコナコーヒーの品質を栽培段階から追求し、サステナブルな農業を実験的に行える重要な拠点となっている。
アナエロビコの精製過程。無酸素状態にしたあと、天日干しで乾燥させる
“アナエロビコ”は、コーヒーの価値創造へのチャレンジの一環として、ハワイ島の直営農園で2017年より取り組まれている、発酵プロセスを加えたコーヒー豆の精製方法だ。
コーヒーと酵母の力のみで、自然に新しい風味を引き出せるのが、アナエロビコの大きな特長。コーヒー自体がもつ豊かな酸味やコクはそのまま、熟れた果実の味わいが酸味と調和するよう仕上げられている。
アナエロビコは、温度や湿度、熟成時間によって風味が大きく変化するため、手作業での丁寧な管理が必要となり、大量につくることは難しい。そのため希少性が非常に高く、日本では年に一度のみの販売となっている。
販売開始日 | 8月14日(木) ※数量限定。なくなり次第販売終了 |
販売場所 | UCC公式オンラインストア 「UCCカフェメルカード」17店舗 「カフェノバール」1店舗 |
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価格 | 100g 7,560円(税込) ※公式オンラインストアではジュートバッグ付き、送料無料 |
味覚特長 | アプリコットやライチのようなフルーティーな風味、やわらかな甘さ |
お問い合わせ先/UCC上島珈琲株式会社
https://www.ucc.co.jp/
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