2025年旅行トレンドは没入型リトリート旅 心と身体をととのえる温泉地へ

油谷湾温泉ホテル楊貴館 露天風呂写真

デジタルトラベルプラットフォーム「ブッキング・ドットコム」は、最新の旅行トレンドを独自調査。その結果、「没入型リトリート旅」が新たなトレンドとなっていることがわかった。その上で、同社はトレンドにマッチしたスポットの点在する山口県・長門エリアでの「温泉リトリート旅」を提案する。

ELEMINIST Press

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2025.07.18

ブッキング・ドットコムが独自調査 2025年の旅行トレンドは「没入型リトリート旅」

世界最大級のデジタルトラベルプラットフォーマー「Booking.com(ブッキング・ドットコム)」は、2025年の「旅行トレンド予測」に関する独自調査の結果を公表した。

油谷湾温泉ホテル楊貴館 露天風呂写真

調査のなかでは、アジア太平洋地域の旅行者の60%(日本の旅行者34%)が、心身の健康を満たす没入型の長寿リトリート(長寿に向けたリトリート)」に関心をもっていることがわかった。

さらに、アジア太平洋地域の旅行者の57%(日本の旅行者33%)が、「自分の寿命の延伸と健康の増進を目的とした休暇にお金を払う」と回答している。

ブッキング・ドットコムは、この最新トレンドを日本に置き換えたうえで、「温泉地」と「温泉旅館」に注目。日本は世界有数の「温泉大国」であり、今年の旅行トレンドのひとつである「没入型リトリート旅」に最適なスポットが数多く点在している。

ブッキング・ドットコムのリージョナル・マネージャー・日本地区担当のLuiz Rodrigues(ルイス・ロドリゲス)氏は、持続可能な温泉地であり、「まだ知られざる温泉地」として山口県長門市を挙げた。その上で同社は、長門エリアの絶景スポットと合わせた「温泉リトリート旅」を紹介している。

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※リトリートとは、日常の忙しさやストレスから一時的に離れ、心身をリフレッシュさせるための過ごし方。自然の中で過ごしたり、温泉に浸かったり、瞑想やヨガに取り組んだりすることで、自分自身と向き合い、内面の声に耳を傾ける時間を持つことを目的としている

山口県・長門エリアの絶景スポット

山口県の北西部に位置する長門市は、雄大な自然が魅力のエリアだ。長門市は県内の日本海沿岸にある「北長門海岸国定公園」の一部であり、海食地形が美しい海岸線や青海島などの景勝地が有名である。

「ブッキング・ドットコム」では、こうした絶景スポットをめぐりながら、心身をリフレッシュさせる「温泉リトリート旅」を提案している。

コバルトブルーの海に架かる「角島大橋」

角島大橋の写真

下関市の本土と「角島(つのしま)」とを結ぶ「角島大橋(つのしまおおはし)は、全長約1,780メートルと、無料で渡れる一般道としては日本屈指の長さを誇る橋。コバルトブルーの海にまっすぐと伸びる橋の姿は美しく、ドライブやフォトスポットとして人気を集めている。

日本海をバックに赤い鳥居が連なる「元乃隅神社」

元乃隅神社の写真

長門市にある「元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)」は、日本海に向かって赤い鳥居が連なる絶景で知られる人気スポット。断崖に連なる123基の鳥居がつくり出す風景は壮観で、アメリカのCNNによる「日本のもっとも美しい場所31選」にも選ばれている。

また、「元乃隅神社」は商売繁盛や大漁、海上安全などのご利益があるといわれており、願いを込めて鳥居をくぐる参拝者も多い。

「海上アルプス」とも称される「青海島」

青海島の写真

「北長門海岸国定公園」の中心に位置する「青海島(おおみじま)」は、壮大な自然美から「海上アルプス」とも称されている。エメラルドグリーンの海や奇岩、洞門、断崖絶壁など、魅力的な景観が広がるスポットだ。

なお「青海島」の絶景は、陸上からは「青海島自然研究路」を散策しながら、海上からは「青海島観光遊覧船」に乗って堪能することができる。

山口県・長門エリアで楽しめる「温泉リトリート旅」

長門エリアには、「油谷湾温泉(ゆやわんおんせん)」や「長門湯本温泉(ながとゆもとおんせん)」、「俵山温泉(たわらやまおんせん)」、「湯免温泉(ゆめんおんせん)」、「黄波戸温泉(きわどおんせん)」の5つの温泉郷がある。これらは「長門五名湯」と呼ばれ、それぞれに異なる魅力をもっている。

「油谷湾温泉 ホテル楊貴館」(山口県長門市油谷)

「油谷湾温泉 ホテル楊貴館」は、入浴しながら「油谷湾」に沈む夕日を望める「展望浴場」が人気の宿だ。とろとろとした美容液のような湯が自慢で、滑らかな肌ざわりから「美人の湯」としても知られている。

館内にある日本酒BAR「海と月」では、「獺祭」をはじめとした山口県のさまざまな銘酒が堪能できる。

「玉仙閣」(山口県長門市深川湯本)

「玉仙閣(ぎょくせんかく)」は、「長門湯本温泉」の温泉街を見おろす高台に立つ老舗旅館。客室は伝統的な和室からモダンな洋室や和洋室まで、好みや用途に合わせて選べるよう幅広く用意されている。

その昔、絶世の美女と謳われた「楊貴妃」も入浴を楽しんだとされる風呂を忠実に再現した「楊貴妃のお風呂」や、地元でとれた旬の魚を堪能できる会席料理、宿の真下を流れる「大寧寺川(だいにいじがわ)」のそばに設置された宿専用の「川床」なども好評を博している。

お問い合わせ先/Booking.com Japan K.K.
http://www.booking.com

※掲載している情報は、2025年7月18日時点のものです。

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