4月7日(月)から13日(日)までイタリア・ミラノで開催されるデザインの祭典「MILANO DESIGN WEEK」に、アクアクララ株式会社が参加し、アクアクララボトルアップサイクルプロジェクト 「TRACE OF WATER-水の痕跡- 」を展示する。
ELEMINIST Press
最新ニュース配信(毎日更新)
サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。
人も社会も地球も、持続可能な未来をつくる明治グループのサステナビリティアクション
「アクアクララウォーターサーバー」で知られるアクアクララ株式会社は、4月7日(月)から13日(日)までイタリア・ミラノで開催されるデザインの祭典「MILANO DESIGN WEEK」に参加することを発表した。
同社は、プロダクトデザイナー有志によるデザインラボ HONOKA(ほのか)と協働し、アクアクララボトルアップサイクルプロジェクトとして「TRACE OF WATER-水の痕跡-」を展示する。
デザインラボHONOKAのメンバー
会場は、ミラノ中心部に位置する歴史的建造物「Palazzo Litta(リッタ宮)」。リサーチとイノベーションを軸としたデザインエキシビション 「MoscaPartners Variations」のプログラムとして出展する。
同展では、深い時間軸で「リターナブルボトル」の循環を考え、その先に続く未来の可能性へとつなげる視点と、実際の成果を提示するという。
アクアクララのウォーターボトル
日本の宅配水企業大手として、アクアクララ株式会社は、ボトルの素材を見つめ直す革新的な方法を模索し続けながら、持続可能な未来の実現を目指している。
2030年のサステナビリティ目標に向け、使用期限が過ぎた「リターナブルボトル」を適切にリサイクルし、再資源化することをブランドの基本方針に定め、環境に配慮した循環型デザインのボトルを推進している。
ウォーターボトルをアップサイクルさせた建築資材
同社によって丁寧に管理されてきたリターナブルボトルは、これまでも素材としての価値が保たれてきたが、今回のデザインラボHONOKAとのコラボレーションを通じて、役目を終えたウォーターボトルを建築素材へとアップサイクルさせる取り組みを、現実的な解決策の提示としてスタートした。
発足以降、2社は実証実験をくり返しながら、リターナブルボトルのもつポリカーボネートならではの剛性と耐久性を最大限に引き出し、建築や空間デザインへ応用できる可能性を探究し続けている。
そのプロセスにおいて、トレーサビリティの概念も反映し、リターナブルボトルがどのように再利用され、どのような役割を果たせるのか、誰でもその軌跡をたどれるようにすると宣言している。
新たに開発された建築資材「HAKUHYO」
同プロジェクトでは、歴史や文化をも感じさせる素材や技術の魅力を可視化し、その永続的な価値を未来に届けることも目標のひとつに設定。そのうえで、これまでに培われてきた多様な加工方法や素材への知見を活かし、審美性と機能性を兼ね備えた美しい建材づくりに取り組んでいる。
新たに開発された建築資材「AMATSUYU」
また、建材のほかに、スツール、照明、花器といった、多様なプロダクトへも展開。「TRACE OF WATER-水の痕跡-」では、リターナブルボトルの色彩や吸湿した樹脂の特性、ポリカーボネートならではの強度などを活用した、ユニークなアップサイクルの展示が予定されている。
アクアクララ株式会社は、同社の取り組みがどのように循環型経済を支え、持続可能な社会の実現に貢献するかを、今回の展示が具現化するだろうと考えている。これから先、アクアクララのリターナブルボトルがどのような価値をもつ素材へと生まれ変わるのか見届けたい。
会期:2025年4月7日(月)〜4月13日(日)
開場時間:10:00〜20:00
会場:MoscaPartners Variations, Palazzo Litta, Corso Magenta 24, Milano, ITALY
公式サイト:https://traceofwater.com/jp
お問い合わせ先/アクアクララ株式会社
http://www.aquaclara.co.jp/
ELEMINIST Recommends