UGGが環境再生型コレクション「リジェネレート by UGG™」 新作はリジェネラティブレザーを使ったシューズ

リジェネレート BY UGG

グローバルファッションブランド「UGG(アグ)」の環境再生型コレクション「リジェネレート by UGG™」が新作を発表。環境再生型農業を実践する農家から調達されたレザーのみを使用したシューズが登場している。

ELEMINIST Press

最新ニュース配信(毎日更新)

サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。

2024.09.27

UGGの環境再生型コレクション「リジェネレート by UGG™」に新作が登場

アメリカ・カリフォルニアで、オーストラリア出身のサーファーによって設立されたブランド「UGG」。2000年代に大流行したクラシックブーツを筆頭に、「Y2Kファッション」の代表格としても知られるブランドだ。

そんな「UGG」が展開する、“環境再生型農業”を通してファッションをより進化させるコレクション「リジェネレート by UGG™」に、9月18日より、秋冬の新作が登場している。

環境再生型農業を実践する農場の素材を採用する「リジェネレート by UGG™」

リジェネレート BY UGG

「リジェネレート by UGG™」は、環境再生型素材を採用したアイテムを展開するコレクション。2022年には環境再生型レザーを使用した「Classic Mini Regenerate」が発売された。

なお、環境再生型農業とは、土壌の修復や野生生物の多様性の促進、地中の炭素吸収など、未来の世代のために土地を保全するため、農業が自然と調和して行われることを保証するものだ。

ファッション業界とそのサプライチェーンは、製品を生み出す原材料を通じて、実は農業と密接に結びついている。「リジェネレート by UGG™」ではこうした環境再生型農業を実践する農場と連携することで、リジェネラティブな世界の実現へ貢献している。

人気の「Tasman」と「Classic Ultra Mini」にリジェネラティブな新作が登場

今回新作として登場したのは、人気アイテムの「Tasman(タスマン)」と「Classic Ultra Mini(クラシック ウルトラ ミニ)」をリジェネラティブレザーで仕上げた「Tasman LTHR Regen(タスマン LTHR リジェン)」と「Classic Ultra Mini LTHR Regen(クラシック ウルトラ ミニ LTHR リジェン)」の2モデル。

両モデルのアッパーには、環境再生型農業を実践する農場から慎重に調達されたレザーが採用されている。天然ならではの表情の違いを楽しめるプレミアムレザーには、長く愛用できることに加え、経年変化により使うほどに味わいが増すという魅力もある。

また、ライニングにはふわふわで暖かく履き心地のいい“UGGplush™”、アウトソールには軽量なサトウキビ由来のEVAアウトソールを採用し、高いクッション性と反発性も実現している。

環境再生型シアリングを使用したコートや、「Campfire Crafted Regenerate」の新色もお目見え

Shearling Coat Regenerate II

「Shearling Coat Regenerate II」(33,000円)

さらに、環境再生型農業を実践する農場から調達されたシアリングを使用したコート「Shearling Coat Regenerate II(シアリング コート リジェネレート II)」も新たに登場している。

このコートは、とろけるようなソフトな着心地と汎用性の高さ、サイドジップパネルによる高いフィット感や贅沢なライニングポケットなど、「UGG」のヘリテージを感じさせながら、リジェネラティブな要素を持つことが魅力だ。

Campfire Crafted Regenerate

また、環境再生型農業を実践する農場から調達されたツインフェイスシープスキンとラムスエードをアッパーに採用したシューズ「Campfire Crafted Regenerate(キャンプファイア クラフテッド リジェネレート)」には、新色(バーントシザー)”が登場した。秋らしい色合いはタウンにもアウトドアにも映えそうだ。

森林保全団体「一般社団法人more trees」とのパートナーシップは4年目以降も継続へ

「UGG」は、ブランドとしてのポジティブな影響を最大限にもたらすため、2021年度より、音楽家の坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体である一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)とのパートナーシップを締結し、日本での本商品を含むサステナブルコレクションの売上の一部を寄付している。

奈良県天川村に「UGGの森」を育てるため、年間1ヘクタール(10,000㎡)に500本、3年で3ヘクタール(30,000㎡)に1,500本の植林を行い、この初動3年間の植林活動だけでも今後20年間で約171.3トンの二酸化炭素を吸収する試算になる(※林野庁の森林整備見える化計算シートの数値を適用)

そのほかにも、奈良県天川村産木材のオフィス・店舗での活用、社員と地域コミュニティの交流や植林体験を通じた活動へのさらなる理解など、さらにサポートの形を広げ、4年目以降も支援の継続していく予定だ。

お問い合わせ先/UGG
https://www.ugg.com/jp/

※掲載している情報は、2024年9月27日時点のものです。

    Read More

    Latest Articles

    ELEMINIST Recommends