テクノロジーで「食と農の民主化」を目指すスタートアップ、プランティオ株式会社は、6つのセンサーを使って野菜栽培に関する計測やアドバイスを行ってくれるアグリセンサー「grow CONNECT(グロウ コネクト)」をリリースした。8月1日よりクラウドファンディングサイトにて販売中だ。
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テクノロジーとエンターテイメントを通じ「食と農」の民主化を目指すスタートアップ、プランティオ株式会社から、野菜栽培に必要な6つのセンサーを搭載したアグリセンサー「grow CONNECT(グロウ コネクト)」が新登場した。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で始まった自粛生活のなかで、家庭菜園を始めた人も多いが、いざ野菜を育てるとわからないことも多いだろう。
そんな疑問を解決してくれるこのアイテムは、8月1日よりクラウドファンディングサイト「Makuake」で数量限定の先行販売が始まっている。
grow CONNECTの機能はとにかく幅広い。土壌温度を計算し発芽のタイミングを予測。土壌湿度も計測可能で水やりのベストなタイミングも教えてくれる。
育てていて心配になる日当たりについても分析し、同じ野菜を育てている人と比べて自分の育てている環境の日照が足りているのかアドバイスまで行ってくれる。同時に気温と湿度も計測。広角レンズを搭載したカメラは、野菜栽培でもっとも重要な発芽時から約120cm程度の丈まで見守ることができ、成長記録をつけられる。
これらを可能にしているのが、コンシューマー向け野菜栽培オペレーティングシステム「grow OS」だ。Crowd(群集)からアップロードされたデータを、位置情報、天候情報と補完しAIが解析。ユーザーが増えれば増えるほど学習・進化する。
アプリを使えば、タイムリーに栽培アドバイスを受け取ることができ、アドバイスにしたがって手入れを続ければ野菜をしっかり栽培できるようにナビゲートしてくれる。
カバーする野菜の種類も豊富で、伝統野菜など時間や手間がかかったり、地域に合わせた手入れを必要とするレアな野菜も育てることが可能だ。
さらに嬉しいのは、栽培専門家にデータと写真をもとに診断してもらえるサービス。自分のためだけにカスタマイズされたアドバイスをもらえるのは革新的だ。
同じ野菜を栽培する人同士のコミュニティをつくれるのも現代のニーズにマッチしている。不安なことを相談しあったり、野菜栽培のゴールを設定し、育て上げた野菜を交換しあうなど、楽しみをシェアすることもできる。
フードロスや食糧危機、自然環境問題、食の安心・安全など、「食と農」には、大量生産・大量消費型に起因する社会課題が山積みだ。
「野菜を買う」以外の選択肢が市民のなかに生まれることにより、「野菜をどのように手に入れるのか」の背景まで意識するようになることが、課題解決への大きな進歩となる。
今回のクラウドファンディングのリターンには、注目を集める家庭用コンポスト「LFCコンポスト」とのコラボセットも用意されている。野菜を自分で育て、コンポストで土にもこだわることは、まさに「食と農の民主化」の第一歩となるだろう。
おうち時間で家庭菜園に目覚めた人も、やろうと思いながら一歩を踏み出せなかった人も「grow CONNECT」を手に入れて、新生活を始めてみてはいかがだろうか。
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問い合わせ先/プランティオ株式会社
https://plantio.co.jp/
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