美郷町だからできる自然と共生するサステナブルな暮らし

島根県美郷町

自然と文化が根付く町、島根県・美郷町で、サステナブルな暮らしをコンセプトにしたファミリー向け移住住宅「みさとと。サステナブルハウス〜自然の恵みと暮らす家〜」が完成した。その取り組みとはどんなものなのか、どんな暮らしができるのか。美郷町とその暮らしについて紹介する。

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2024.05.16
Promotion: 島根県美郷町暮らし推進課

ゼロカーボンに取り組む島根県・美郷町の取り組み

島根県美郷町

日本でもSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む自治体が増えている。そこには自治体としての役割が顕著に現れている。国としてのSDGs達成への取り組み方針を、自治体は地域住民に合わせた、実際的で具体的な施策にする必要があるからだ。なかでも温室効果ガスの排出量については、「地球温暖化対策の推進に関する法律」でも明記されている通り、地方自治体も積極的に取り組まなければならない。

SDGs達成を具体的な施策に落とし込み、実践している自治体がある。それが島根県・美郷町だ。島根県の中程に位置する美郷町は、人口約4,000人の町だ。緑豊かな山々に加え、中国地方で最大の河川である江の川(ごうのかわ)が流れる自然とともにある町だ。林業、農業が主な産業であり、元々CO2の排出量も少ないことから、カーボンニュートラルへの取り組みにもいち早く乗り出した。再生可能エネルギーと電動スマート農機を用いたゼロカーボン農業を取り入れ、2021年には太陽光発電設備の設置や電気自動車の購入への助成金制度を開始。こうした自治体の動きから環境問題に関心をもつ住民も増え、町への啓蒙にもなっている。

同時に、他の地方自治体と同様、過疎化・高齢化が進んでおり、町役場では町外からの移住者に向けた魅力探しをしていた。そこで、この豊かな自然やそれゆえの環境への意識の高さなどは、これから住む人たちにもメリットになるのではないかと考え、ファミリー向け移住住宅「みさとと。サステナブルハウス〜自然の恵みと暮らす家〜」が完成したのだ。

「みさとと。サステナブルハウス〜自然の恵みと暮らす家〜」とは

サステナブルハウスは、美郷町が運営するファミリー移住者向けの賃貸住宅だ。その名の通り、この住居には美郷町でサステナブルに暮らせるアイデアがつまっている。太陽光パネルやEV車充電コンセントは標準装備しており、薪ストーブにも対応している。住民になれば設備の設置や電気自動車購入の助成ももちろん受けられ、ゼロカーボンへの取り組みにも参加することができる。

建物は、約300平米の敷地に木造平屋の3LDKという贅沢なつくりで、間取りには広々としたユーティリティ土間を取り入れ、自然と近い暮らしができる工夫がされている。希望者には共用の家庭菜園もあり、野菜を育てることもできる。豊かな自然の中でのアウトドアアクティビティや、地域の方との交流など、建物自体が美郷町での暮らしを楽しめるよう考えられているのだ。

みさとと。サステナブルハウス link

駐車スペースには電気自動車専用コンセントが設置されている

みさとと。サステナブルハウス link

入ってすぐの土間はアウトドアのギアを置くだけでなく、雨の日はコミュニティスペースとしても使える広さ

四季折々の自然と豊かな文化とともに暮らす

島根県美郷町

自然がすぐそばにある美郷町では、子どもたちものびのびと育てることができる

サステナブルハウスは江の川を見下ろす小高い丘に建っており、町の中心部までは車で5分ほどの場所だ。生活環境と自然環境が隣接しているというのもこの町の特徴だ。江の川ではカヌーを満喫したり、春にはヤマメ、夏にはアユなど釣りも楽しむことができる。他にも江の川を臨むキャンプ場や温泉など、住むことでしか体験できない四季を通じた自然の恵みを享受することができるのだ。

またこの地域独自の伝統文化も根付いている。石見神楽だ。150年以上の歴史をもち、2018年には日本遺産に認定されている。この神楽の特徴は、特別な師がいるわけではなく、10代から70代と幅広い年代の町の人が集まり、代々その技を教えあいながら受け継いでいることだ。住民となれば、こうした伝統行事に参加することもできる。

石見神楽

石見神楽

そんな美郷町に住んでいる人は、この町をどう思っているのだろうか。実際に町外から移住した人たちの感想をみてみよう。

子育てではどこにも負けない環境で、子ども1人1人を大切にしてくれる。(30代・家族3人)
子ども未来応援金等、他の行政と比較して手厚い支援。地域の方ともちょうどいい距離感で理想の暮らしができている。(40代・家族3人)


移住支援、子育て支援が充実しているというのも住みやすさのひとつだ。保育園の給食無料化や、大学へ進学する美郷町内の中学校を卒業した子どもを対象にした返還不要の「美郷町子ども未来応援金」といった子育て支援、町内へ転入してきた世帯へのポイント制度(1ポイント=1円で町内加盟店で使用できる)といった独自の施策もある。自然の豊かさと住みやすさの両方を叶えることができる住環境だ。

また、移住者は美郷町役場にある美郷町暮らし推進課がサポートしてくれる。住む場所や働く場所、地域コミュニティへの参加の仕方なども架け橋となり、フォローしてくれるというのだ。移住後も安心して暮らすことができるサポート体制が整っているというのも魅力だ。

Think globally, act locally−アクションは暮らしから

島根県美郷町

地球規模で気候変動や環境課題を考え、足元から行動する。美郷町での生活はまさにこの言葉を実践する暮らしだ。自然と共生しながら、人が何をすべきかを知り行動することができるのだ。都市にくらべて便利さは減るかもしれないが、ただ義務としてだけではなく、自然の恵みや伝統文化に触れながら環境へのアクションもできるというのは、いま理想の暮らしといえるのではないだろうか。そんな暮らしができる「みさとと。サステナブルハウス」を知るために、まずは現地説明会に参加し、美郷町の空気に触れてみてほしい。

「みさとと。サステナブルハウス〜自然の恵みと暮らす家〜」
2024年7月1日(月) 入居者募集開始
※入居申し込みには、現地説明会の参加が必須になります。
詳細はこちらから

画像提供/島根県美郷町 取材、執筆/後藤未央(ELEMINIST編集部

※掲載している情報は、2024年5月16日時点のものです。

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